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起業1年目のCOOが語る:BlueAIが目指すSES業界のパラダイムシフト

「エンジニアの可能性を最大化し、日本のIT産業を変革する」

BlueAIのCOO、坂井達哉氏に、SES業界に参入を決意した経緯と、業界に対する熱い思いについて詳しく語っていただきました。


――坂井さん、まずはご自身の経歴とBlueAIに参画したきっかけを教えてください。

坂井:「私のキャリアは、大学卒業後に人材企業での営業職からスタートしました。そこで3年間、様々な業界のクライアントと向き合い、人材紹介の醍醐味と難しさを学びました。その後、縁あって別の人材企業の取締役として創業に携わる機会を得ました。そこでは事業戦略の策定から実際の人材営業まで、経営の全般を運営し、人材業界の可能性と課題を深く理解することができました。


BlueAIには創業間もない段階で参画しました。創業者の平原とは以前から面識があり、彼のビジョンに強く共感していました。平原氏から『一緒にSES業界を変えていこう』と声をかけられた時、これは自分の経験を活かせる絶好の機会だと感じたんです。」


――BlueAIに参画した理由について、もう少し詳しく教えていただけますか?

坂井:「BlueAIへの参画は、私のキャリアの中でも大きな挑戦です。平原はエンジニア出身で、大手IT企業での講師経験を経て、エンジニア教育に強い情熱を持っていました。

平原氏と再会した際、彼が『日本のIT人材育成の仕組みを根本から変えたい』と熱く語る姿に、強く惹かれました。話を重ねるうちに、エンジニアの成長支援と企業のIT人材ニーズの両立という共通のビジョンを持っていることに気づいたんです。

『エンジニアの可能性を最大限に引き出し、同時に企業のDXを推進する。それができる会社を作りたい』と。この言葉に強く共感し、私のビジネス経験と平原の技術的知見を組み合わせることで、新しい形の企業を作れると確信したのです。


――現在のSES業界にはどのような課題があると感じていますか?

坂井:「SES業界の最大の課題は、『エンジニアの成長』と『企業のニーズ』のバランスが取れていない点だと考えています。

私の経験上、SES企業で働くエンジニアの約70%が、自身のスキルアップやキャリアパスに不安を感じています。多くのSES企業が、目先の利益を優先するあまり、エンジニアの長期的な成長を軽視しがちなんです。その結果、エンジニアは自分の市場価値が下がることを恐れ、より条件の良い会社を求めて転職を繰り返すことになります。

一方で、顧客企業側も課題を抱えています。プロジェクトごとに質の高いエンジニアを安定的に確保することに苦心しているんです。特に最新技術を使用するプロジェクトでは、適切なスキルを持つエンジニアを見つけることが困難になっています。

また、SES業界全体の評判も課題です。『単なる人材派遣』『中間搾取が多い』といったネガティブなイメージが根強く、優秀なエンジニアがSES企業で働くことを敬遠する傾向があります。

BlueAIは、これらの課題を同時に解決することを目指しています。エンジニアの成長を最優先にしつつ、顧客企業のニーズにも的確に応える。そして、SES業界全体の価値を高めていく。それが我々のミッションです。」


――その課題に対して、具体的にどのような取り組みを計画していますか?

坂井:「私たちは『エンジニアの成長』と『顧客満足度の向上』の両立を重視しています。具体的には、以下のような取り組みを計画しています。

まず、代表の平原が開発したオリジナルの育成カリキュラムがあります。これは平原の豊富なエンジニア経験と教育ノウハウを活かしたもので、エンジニアの段階的かつ効果的な成長を支援するものです。このカリキュラムは、技術スキルだけでなく、問題解決能力やコミュニケーション能力の向上も目指しています。


また、四半期ごとにスキル評価を行い、習得したスキルに応じて最大20%の昇給を可能にする制度を導入します。これは、私が人事顧問として携わった企業での経験を活かしたものです。明確な評価基準を設けることで、エンジニアのモチベーション向上につながると考えています。

さらに、エンジニアのローテーションを戦略的に行う計画です。1〜2年ごとに異なる業界や技術分野のプロジェクトを経験できるよう調整し、幅広いスキルを身につけられるようにします。これは、私が人材営業で培った、クライアントのニーズとエンジニアのスキルをマッチングさせるノウハウを活用します。


また、顧客企業に対しては、DX パートナーとしての立場を確立したいと考えています。そのために、IT戦略の策定から人材育成まで、総合的なサポートを提供する予定です。


――今後の展望をお聞かせください。

坂井:「5年後には、1000名のエンジニアを育成し、100社以上の企業のDXを支援することを目標としています。また、顧客企業の開拓も進めていきます。私たちのビジョンに共感してくれる企業から順に、パートナーシップを築いていく予定です。これは野心的な目標かもしれませんが、私と平原氏が共に描いたビジョンであり、我々の経験と情熱を注ぎ込む価値のある目標だと信じています。

さらに、SES業界全体の地位向上も目指しています。エンジニアにとって魅力的な選択肢の一つとして認知されるよう、業界団体とも連携しながら、様々な取り組みを行っていく予定です。」


――最後に、これから関わる可能性のあるエンジニアの皆さんと顧客企業へメッセージをお願いします。

坂井:「エンジニアの皆さんには、自身の可能性を最大限に引き出す環境で、安心してキャリアを築いていってほしいと思います。技術の世界は日々進化しています。その中で、常に学び、成長し続けることが大切です。BlueAIは、皆さんの『学びたい』『挑戦したい』という思いを全力でサポートします。新しい会社だからこそ、皆さんと一緒に理想的な環境を作り上げていけると信じています。


顧客企業の皆さまには、BlueAIを単なる人材供給源ではなく、共にイノベーションを創出するパートナーとして見ていただきたいと思います。エンジニアの成長が、そのまま皆さまの事業の成長につながる。そんな好循環を一緒に作っていけたらと考えています。


SES業界の在り方を変革し、日本のIT産業全体の底上げにつなげる。それが私たちのミッションです。この挑戦に、多くの方々のご参画をお待ちしています。共に、日本のIT産業の未来を創造していきましょう。」


BlueAIは、坂井氏と平原氏の経験と情熱を原動力に、エンジニアの成長と顧客企業の発展を両立させ、SES業界に新たな価値をもたらす挑戦を始めたばかりです。日本のIT産業の未来を共に創造したいという思いを胸に、これからの成長と飛躍を目指しています。


株式会社BlueAIでは一緒に働く仲間を募集しています
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