1
/
5

60%のエンジニアが不満を抱える現状を打破:創業者が語る改革への道筋

Photo by AltumCode on Unsplash

BlueAIの創業者である平原氏に、会社設立の経緯や日本のIT産業に対する熱い思い、そして未来のビジョンについて詳しく語っていただきました。

――平原さん、まずはご自身の経歴について詳しく教えてください。

平原:「プログラミングを学び始めたのは大学生の時でした。当時からフリーランスエンジニアとして活動し、様々なプロジェクトに携わる中で、技術の可能性と同時に業界の課題も肌で感じていました。その後、エンジニア教育とアプリ開発を行う企業で執行役員を務め、NECグループや気象庁、アフラックなどの大手企業でエンジニア向け講師としての経験も積みました。

これらの経験を通じて、多くのエンジニアと接する機会があり、彼らの熱意と同時に、現状への不満や将来への不安も強く感じました。特に印象に残っているのは、ある中堅エンジニアの言葉です。『最新技術を学びたいのに、日々の業務に追われて時間がない。このままでは自分の市場価値がどんどん下がっていく』と。この言葉が、BlueAI設立の大きなきっかけとなりました。」


――その経験から、BlueAIのミッションが生まれたのですね。具体的にどのようなミッションを掲げていますか?

平原:「BlueAIのミッションは、『エンジニアの真の可能性を引き出し、日本のIT産業の競争力を高めること』です。これは単なる理想論ではありません。実際の調査によると、国内のIT業界で働くエンジニアの約60%が現在の仕事に満足していないという結果が出ています。さらに、30%のエンジニアが自分のスキルや経験に見合わない低賃金で働いていると感じているのです。


これらの数字は、業界全体の課題を如実に表しています。多くのエンジニアが『やりたいこと』と『今やっていること』の間に大きなギャップを感じ、それが彼らのモチベーションや生産性に大きな影響を与えているのです。」


――その課題に対して、BlueAIはどのようなアプローチを取っているのでしょうか?

平原:「私たちは『教育』と『挑戦の機会』をkeyとして、この問題を解決しようとしています。具体的な取り組みをいくつか紹介しましょう。

まず、自社独自の育成カリキュラムを提供しています。元々エンジニア向けの育成を実施していたことから、職種別、レベル別、技術別など、初級者から上級者まで代表自身が内容を設計しています。

また、スキル習得度に応じた明確な評価・昇給システムも導入しています。四半期ごとにスキル評価を行い、習得したスキルや資格に応じて、最大で年収の15%アップまで可能な仕組みです。

これらの取り組みにより、エンジニアの市場価値を継続的に高め、適切な評価と待遇を実現しています。


――具体的なプロジェクト例をいくつか挙げていただけますか?

平原:「はい、社会貢献につながるプロジェクトを積極的に推進しています。

一つ目は、AI技術を活用した地方自治体の業務効率化プロジェクトです。これは、自治体の膨大な文書をAIで解析し、必要な情報を瞬時に抽出するシステムを開発しました。結果、年間約1億円の経費削減と、住民サービスの大幅なスピードアップを実現しました。

二つ目は、ブロックチェーンを用いた食品トレーサビリティシステムの開発です。生産者から消費者までの全工程を追跡可能にすることで、食の安全性向上に大きく貢献しています。このシステムにより、万が一の食品事故の際の原因特定時間を従来の72時間から2時間に短縮することができました。」


――日本のIT産業の未来についてどのようにお考えですか?

平原:「率直に言って、現状には課題が多いと感じています。特に、IT人材の育成や最新技術の導入において、まだまだ改善の余地があると考えています。


しかし、私たちはこの状況を変えられると確信しています。日本には優秀なエンジニアが大勢いますし、技術力の高さは広く認められています。必要なのは、その潜在能力を最大限に引き出す環境と機会です。


BlueAIでは、最新の技術カリキュラムの提供や、先進的な企業とのコラボレーションプロジェクトを通じて、高度な技術力を持つ人材の育成に力を入れています。例えば、先進的なスタートアップと共同で行うAI開発プロジェクトや、大手ITコンサルティング企業との実証実験などを進めています。


このように、一人ひとりのエンジニアが高度な技術力を身につけることで、日本のIT産業全体のレベルアップを図りたいのです。」


――最後に、エンジニアの皆さんへメッセージをお願いします。

平原:「BlueAIは、エンジニアの皆さんに以下のことをお約束します。

  1. 常に最新の技術に触れ、学べる環境
  2. スキルと貢献に応じた適切な評価と報酬
  3. 成長を感じられるキャリア構築
  4. 社会にインパクトを与えるプロジェクトへの参画機会


私たちは、日本のIT産業を変革し、技術の力で社会をより良いものにしていくという大きな挑戦の途上にあります。

皆さんの中には、現状に不満を感じている方も多いかもしれません。最新技術に触れられない、自己成長の時間が取れない、社会的インパクトのある仕事がしたい、キャリアパスが不透明...。そんな悩みを抱えている方こそ、ぜひBlueAIの門を叩いてほしいと思います。

共に学び、共に成長し、共に社会を変える。そんな仲間との出会いを、心から楽しみにしています。」

BlueAIは、エンジニアの可能性を最大限に引き出し、日本のIT産業に革新をもたらすという大きな挑戦に取り組んでいます。技術者としての誇りと喜びを存分に感じながら、共に未来を創造したいエンジニアの方々の参画を心よりお待ちしております。


代表平原のnoteはこちら

https://note.com/n_hirahara_blue/


株式会社BlueAIのnoteはこちら

https://note.com/blueaiinc/

株式会社BlueAIでは一緒に働く仲間を募集しています
2 いいね!
2 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング