なにをやっているのか
道玄坂の本社
ビジョン
bitgritは、「AIの価値をブロックチェーンによって民主化する」という未来を構築しようとするプロジェクトです。
アジアにフォーカスしたデータサイエンティスト・ネットワークを形成し、さらにグローバルに向けたAIのマーケットプレイスを提供します。
スマートコントラクトなどブロックチェーン技術を組み合わせることで、AIに関する価値を定量化するとともに、将来的にはAIマーケットプレイスを分散化されたクラウド・ブレイン的な役割を果たすAI Networkとして構築することを目的としています。
具体的には、以下のサービスを展開しています。
https://www.bitgrit.net/
・データサイエンティスト・コミュニティ
アジアにおいて、データサイエンティスト・コミュニティをオンライン上で形成すること。
これは、データサイエンティストが集まり、データセットに関する学習モデルの試行錯誤やノウハウの共有を可能にした相互支援のコミュニティであり、段階的にAIマーケットプレイスと連携します。
なぜやるのか
インド工科大学と打ち合わせ
マレーシアでのイベント
AIは第三次ブームとなり、一部の大手企業では汎用性の高いAIをクラウドで提供する競争が行われており、導入企業は時間や開発コストを節約することができるようになってきました。これによって、企業のAI導入はさらに広がると予想されます。
ただし、ビジネスの重要な部分をAIが担うということになると、それが一部の大手企業に委ねられたまま成立する可能性があります。結果として、一部の大手企業による世界的な産業支配が進むのではないか、という恐れも懸念されています。
その土台ともいえるAIを研究する環境はというと、先ほどの独占的動きとは対照的に、オープンな環境で新しい技術が開発されているという流れがあります。例えば、研究者が開発したアルゴリズムに欠点があった場合、他の研究者がこれを指摘したり、アイデアを出して共有するといったことが普通になっています。これは、オープンソースコミュニティのような自由で開放された環境で成り立っているものです。
これらのことから、bitgritはIoTの時代に生まれる様々なデータに対し、AI Networkによる多様な解決方法を提供することで、社会におけるAIの活用機会を増やします。また、就労機会をオンライン上でグローバルに提供し、データの提供者やデータサイエンティストなどの価値/実力を定量化するとともに、オープンな環境で新しい技術を開発する技術革新のためのコミュニティを形成し、AIがみんなに活用される社会を目指しています。
どうやっているのか
インドでのイベント
国際色豊かな弊社スタッフ
bitgritは、AIの価値をブロックチェーンによって民主化していくことを目指しています。
我々はオンライン上のプラットフォームでコミュニティを形成しているだけでなく、
エリアを選定しながらその地域で物理的にもコミュニティを形成しています。World Data Science Forumなどは、その一環です。
http://www.worlddsf.org/
これにより、実際に各国の人々と交流し、コミュニティのメンバーだけでなく、データセット含め様々な方面での協力関係を作っています。