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【カンボジアインターン体験記】一日のお仕事ルーティンを振り返ってみた編

Photo by Theang Rathana on Unsplash

こんにちは、株式会社ビヨンドボーダーズ人事の橘高です。
今回は海外インターンや海外就職のリアルを知っていただくべく、カンボジアにあるグループ会社で活躍するインターン生のRunaさんにカンボジアインターンの一日を記事にしていただきました。

カンボジアと言えば、お腹壊しそう、自然が豊かそう、楽しそう、そんな風景を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?実際のところ、カンボジアの生活ってどんな感じなの?と思われている方に、リアルなカンボジア生活をお伝えすべく【1日の出社ルーティン】をまとめてみました。

起床

爽やかな自然の空気をいっぱい吸って・・・と思いきや、雄鶏の鳴き声と、バイクの排気音と、大音量の音楽で目覚めます。最初にコケコッコーを聞いた時は、ルームメイトがスマホのアラーム音を羊のシ◯ーンの鶏の声に設定しているんだと思っていました。本当に、雄鶏は「こけこっこ」と鳴くんですね…。
窓を開けると、さすがバイク大国、道路いっぱいに、仕事に向かう原付が行き交っています。
そして、大音量の音楽はというと、アパートの上に住んでいる住人。何故か朝の五時からクラブミュージックを大音量でかけ始めます。彼はきっと、朝五時から営業をし始める新しいタイプのクラブを経営しているのでしょう、と頭を切り替えます。

通勤

朝の支度を済ませ、出勤をするためトゥクトゥクをアプリで予約すると、ものの3分程度でトゥクトゥクがアパートの前に到着します。座席シート見てみると、あの世界的高級ブランド、ル◯・ヴィトンのマークが縫製されています。しかも、リアバンパーにはベ◯ツのマーク。なんて高級なトゥクトゥクが来てしまったのでしょう…これは運賃20分で$1,000くらい取られちゃうな、と思いきや、アプリで金額を確認すると、アパートから勤務先までの運賃は$1でした。実際に、トゥクトゥクのおじちゃんが請求した金額も、$1でした。(安心)その代わり「口コミに星を5個付けてくれ」と言われました。運転手のおじちゃんの笑顔は確かにリッツカールトン並みの輝きなので、星5を付けました。

出勤

勤務先に着きました。いつもの警備員の方がクメール語で挨拶をしてくれます。私はクメール語が「ご飯」しかわからないので、「ニャン バイ(ご飯)」と言って、精一杯の笑顔で手を振ります。そのうち、警備員の方がチョコレートやお菓子をくれるようになりました。出勤報告をし、今日の業務の確認をします。
午前中は同業者のエージェントさんが物件のご内覧に来てくださいました。
物件の魅力、今現在の市場の動き、今後の見通し、情報交換会の場としても機能しています。

昼食

一通りの物件ご内覧を終えると、ちょうどお昼の時間でしたので、エージェントさんとお昼ご飯に行きます。今日はカンボジア料理です。鶏肉とインゲンの甘辛煮、カエルのフライ(!)、豚の血のゼリーが入ったスープ(?!)、川魚のスパイス揚げ、たくさんの料理が並んでいます。ご飯の時間こそ、本音でビジネスを語れるいい機会です。投資の話や開発の進捗、他国でのビジネスの話など食事の場は叡智の倉庫でした。

お仕事

午後は、先日ご契約いただいた入居者様のお引越しの立会いをします。
入居者様がお部屋にお引越しされる前に、最終確認として家具家電がきちんと作動するか確認し、お部屋のお掃除に入ります。カンボジアは暑いので、歩くだけでも汗が噴き出ます。お引越しのお荷物を運ぶとなれば、より大変だと思ったので、お客様がご到着される10分前に、お部屋のクーラーをつけに行きます。

たくさんのお荷物をお抱えになったお客様がご到着されました。お部屋にご案内し、貸し出し備品のチェック、契約書のサイン、公共料金の支払い方法についてお伝えします。最初の物件のお探しから最後のお引渡しまで一貫して担当させていただいたお客様だったので、新しい門出を大変喜ばしく思います。またそのお部屋も、まだ完成する前の建設段階の時からずっと担当してきたお部屋でしたので、個人的に思入れがありました。自分の娘をお嫁に出すような気持ちです。
賃貸のご契約のサインで、私とお客様の関係が終わることはありません。お客様にとってはこれからが新しい生活のスタートであるので、入居後のサポートほど、より真摯に対応していきたいと思いました。

退勤後

退勤の時間が近づいてきました。本日の業務についてのMTGを行い、上長からフィードバックをいただいた後退勤をします。実は午後、当社の仲介している物件に住みたいとおっしゃっているお客様がいる、とエージェントさんからご連絡を受けていました。夜ご飯でもご一緒できればと思い、エージェントさんにご連絡しました。今日の夜ご飯は中華料理。青椒肉絲、臭豆腐、冷菜のシャキシャキきゅうり、なんでもあります。「好きなものを頼んでいいよ!」とおっしゃっていただいたので、ピータンを4個頼みました。お客様も、たまたまピータンが好きのようです。運命かもしれません。私のピータン好きを知ったお客様が、レストラン勤務のお友達を紹介してくださいました。そのレストラン勤務の方も、住むお部屋を探しており、困ったときは私に相談するとおっしゃってくださいました。やはり、ピータンは素晴らしい力を有しています。

帰宅

そろそろいいお時間なので、ご夕食を終えて、トゥクトゥクでアパートに戻ります。ピータンでは埋められなかったお腹の隙間をマンゴーで埋め、シャワーを浴び、眠りにつきます。
明日も早朝5時からのクラブミュージックが楽しみです。

このストーリーが気になったら、遊びに来てみませんか?
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