こんにちは!19卒 新入社員の板倉です。
新元号が発表されましたね!
令和元年入社の新入社員として、新しい時代を切り開いていけるよう、頑張っていきたいと思います!
今回インタビューさせていただくのは、CRM事業部での経験を経て、現在は東日本営業部でマーケティングを担当する高岸 朋矢さん。入社8年目になる方です。
<高岸さんについて>
2012年新卒入社後、CRM事業部に所属し新規営業を担当。2年目からは特定のクライアントを担当し、2016年にはチーム長へと昇格し「ヒーローズオブザイヤー」受賞。2017年からは福利厚生サービスを販売する東日本営業部へ異動し、マーケティング担当として営業戦略の立案やマーケットリサーチ、プロモーション業務を担っている。また2018年より営業推進グループのグループ長を務めている。
<CRM(Customer Relationship Management)事業部について>
BtoBtoCの事業を展開。クライアントが抱えるお客様が、その企業のファンであるための支援として付加価値サービスやお客様が個人単位で入会できるオリジナルサービスを企画提案・提供している。ベネフィット・ステーションを付帯することで他社との差別化・販売促進ツールになりうるサービスをクライアントと共に考えている。
学んだことを活かすために。サービスの流通創造への挑戦の始まり
板倉 高岸さんは大学院を卒業されているそうですね。就職活動ではどのようなことを意識していたのですか。
高岸(敬称略)大学では商学部を専攻し、マーケティングのゼミに所属していました。一度就職活動はしたものの、もう少し在学して学びたいという気持ちが強くなり、大学院進学を決意しました。大学院では「ブランド」や「組織論」を絡めた研究をしていたので、それらを活かせる業界や職を中心にコンサルティングやメーカー等の企業を見ていました。
意識していたことは色々な社員の方に会ってみることです。OB・OG訪問を大切にして、一企業一人ではなくて、数名会ってみてからその企業を判断するようにしていました。実際に当社の社員と話してみて、飾らずにありのままを伝えてくれたことがとても印象的でした。
板倉 ベネフィット・ワンとの出会いと決め手を教えてください。
高岸 ベネフィット・ワンとの出会いは、就職活動中に求人サイトのキーワード検索で発見しセミナーに参加したことです。セミナーで白石社長のお話を聞いた後、企業研究をしてみて自分のスキルがどう活かせるか考えていたところ、BtoB事業がメインではあるものの、BtoBtoCであるCRM事業の存在を知りました。toCの市場を攻めるのであれば、サービスの利用者を増やさなければならないので、「サービスの流通創造」実現のために自分の知識が活かせ、面白そうだと感じたことが入社の決め手です。
板倉 入社後はご希望通りCRM事業部への配属だったのですね。
高岸 はい。入社1年目から5年目まではCRM事業部で営業を担当していました。
板倉 では、CRM事業部時代のご経験から現在の東日本営業部でのご経験まで、順番にお話を伺っていきたいと思います!
「ガッツ」と呼ばれるほどの全力疾走。悔しさを糧に
板倉 CRM事業部に所属されていた頃の業務内容について教えてください。
高岸 初年度は新規法人開拓営業をメインに行っていました。2年目からは継続して某大手携帯キャリアを担当し、5年目にはチーム長へと昇格させていただきました。
板倉 CRM事業部時代を振り返り、高岸さんはどのような営業マンでしたか。
高岸 当時は1日6面談を目標に飛び込み営業を沢山していました。まだ何をすれば良いのか右も左もわからなかったので、まずは数をこなそうと必死に動きまわっていましたね。同期もガツガツ進んでいくタイプだったので、だいぶ感化されてたと思います。
他部署の方にご迷惑をおかけしたこともあったのですが、社内では「ガッツ」というあだ名で呼ばれたりもしました(笑)。
板倉 その後、転機になったエピソードはありますか。
高岸 ちょうど入社2年目の時です。部内で某大手携帯キャリアの営業担当の後任を探していたので、「サービスの流通創造を実現するためには一番大きなマーケットを狙っていかなくてはならない、自分が某大手携帯キャリアを担当することでサービスの流通創造の実現に貢献したい!」という思いから手を挙げ、経験こそないものの、熱意が認められて後を継ぐことになったことです。
板倉 苦労した経験はありますか。
高岸 4年目の時に、その某大手携帯キャリアの大規模なサービスリニューアルがありました。その際の立ち上げやコンテンツ作りを2名体制で担当したのですが、私はサポート役になってしまったのです。それまで自分で対応してきたクライアントなので、自分がメインで動いていくつもりであった分、サポート側になってしまったことが悔しくもあり、自分の力不足を実感した瞬間でもありました。
最終的には私がメインで対応することになりつつも、クライアントとの信頼関係を構築していくことや、知識・経験の差を感じて、悔しい思いをすることが何度もありました。この時期の反省会で、入社後初めて涙を流してしまいましたね(笑)
板倉 それだけ悔しい思いや大変な思いをしていても、なぜ乗り越えられたのでしょうか。
高岸 一緒に営業をしていた上司をはじめ、周りの方に支えられていたのはもちろん、当時のクライアントにだいぶ助けられ、成長させていただいたことが大きいです。常にお客様目線で突き詰めて進めるところ、圧倒的なスピード感など学ばせていただくことが多く、とても刺激的なプロジェクトだったので、大変ではありつつもやりがいをもって取り組めました。
また、苦労した経験として実は同時期に「メディアプロモーションプロジェクト」という社内有志のプロジェクトに参画していたり、新入社員のインストラクターに任命されたり、東日本大震災の復興イベント「東北六魂祭」の運営に参画したりとだいぶ業務が立て込んでいました。
大変な時期ではありましたが、「メディアプロモーションプロジェクト」では、新社会人応援企画として東京タワーを使ったイベントを開催したり、「東北六魂祭」では地元の方々から「この町にこんな素晴らしいイベントを持ってきてくれてありがとう!」と言ってもらえたり。イベントならではの実際にお客様に喜んでいただいている姿を見て、たくさんの方々とコミュニケーションをとれたことが日々のやりがいにつながっていました。
板倉 たくさんのプロジェクトに参画し、外に踏み出したからこそ得られたものはありますか。
高岸 部署を横断したプロジェクトで普段は関わらない社員の方とコミュニケーションをとると、自分の見えない所で他の社員がどんな仕事をしているのかが理解でき、そうやって生まれた繋がりが、本業の仕事を円滑に進める助けになることが多々ありました。
また、やりたいと手を挙げれば可能な限りやらせてもらえて、周りも理解してサポートしてくれる環境があることが当社の良いところだと感じることもできました。
東京タワーで実施したイベントでは司会を担当
学びと経験をバネに。営業部への異動と新たな取り組み
板倉 さて、6年目からは当社の中心事業である福利厚生の東日本営業部へ異動されていますね。ご自身で希望されたのでしょうか。
高岸 当時東日本営業部でとある案件のマーケティングを強化したいという理由でお声掛けいただいたのがキッカケです。結局その案件は他部署が担っていくことになり、現在は福利厚生サービスのマーケティングを担当しています。
板倉 具体的に、どのような業務をされているのですか。
高岸 どのような営業をしたら良いのか?どのマーケットにアプローチしたら良いのか?どのようなプロモーションをしたら良いのか?といった営業活動をサポートするマーケティング業務全般です。市場調査をして、福利厚生のニーズが高いのはどこの市場なのか等をリサーチ会社と一緒に調べることもあります。
営業推進グループに所属しグループ長になってからは、それまでのマーケティング業務に加えて、営業担当者が使う提案書作成や商品開発をして営業担当者が営業しやすい環境作り、内勤社員のマネジメント、他部署との調整窓口など、幅広く業務を行っています。
また、現在は新サービス「ベネフィット・ステーションNEXT」の立ち上げに参画しています。プロモーション施策としてパンフレットを作ったり、記者発表を行ったりもしました。今後のマス媒体でのプロモーション計画の立案なども手掛けているところです。
板倉 「ベネフィット・ステーションNEXT」について教えてください!
高岸 「ベネフィット・ステーションNEXT」はこれまでの福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」のサービスに加えて、「健康ポイント(健康的な活動をすることでポイントが貯まる仕組み)」と、健康の状態を管理する「健康ポータル」という3つをセットにした新しいサービスです。福利厚生は「働き方改革」「同一労働同一賃金」というトレンドに合わせていますが、企業の人事担当者は「健康経営」という課題にも頭を抱えている現状があります。これらの課題に全て答えられるものとしてできたのが「ベネフィット・ステーションNEXT」になります。
板倉 画期的なサービスですね!
ベネフィット・ステーションNEXT記者会見(2018年9月末)の様子
点はやがて線になる。どんな環境でも活躍できる自分であるために
板倉 仕事上のポリシーや、常に心かけていることはどのようなことですか。
高岸 マネジメントの部分になりますが、大きく2つあります。
1つ目は、業務はそのゴールを伝えた上で、そこまでの方法は周りを信頼して任せることです。私自身が異動してきたばかりなこともあり、部下の方が現場の状況を良く理解していることもあるので、ひとりひとりが考えて動いてくれるような業務の渡し方を心掛けています。
2つ目は、チャレンジしている姿を見せることです。
最近、「点はやがて線になる」ということを実感する場面が度々あり、意図していなくてもあとでどこかで繋がる、ということを身をもって感じています。なので、私がこれまでそうしてきたように、部下にも何でもチャレンジしてみてほしい、という思いがあるので、まずは自分でその姿を見せるよう意識しています。
たとえば先日、2020年の東京五輪のボランティアに応募してみました。できればそこでメディア関係の部門に携わり、そこで得た知識を当社のプロモーションにも活かせたらと考えています。
板倉 「点はやがて線になる」、私も大切にしている言葉です。すぐに結果に繋がらなくても、どこかできっと繋がる、そう思うと少し背中を押される気がします。
最後に、高岸さんが今後ベネフィット・ワンで成し遂げたいことやキャリアステップを教えてください。
高岸 そうですね、人間は現状維持、安定を好むものだと思いますが、それだとワクワクしないです。これからも点を置いて色々なことに挑戦していきたいと思います。
まずは当社の注力すべき、プロモーション業務で成果を出していきたいと思います。
また自分自身のキャリアとしては、どんな環境に身を置いても活躍できる人間になりたいと思っています。
すごい人は世の中に山ほどいる中で、自分自身のブランディングも考えて、ベネフィット・ワンとして仕事をもらうのではなくて、“高岸”として仕事をもらえるような人間でありたいですね。
これは白石社長の言葉になりますが、「幕末の武士が今のサラリーマンだとしたら、そのうち刀は取り上げられる、そうなった時に自分はどう働きたいのか、どこに身を置きたいのかをイメージしておきなさい」という話が今でも印象に残っていて、今後の自分のキャリアでも意識していこうと考えています。
板倉 幕末の武士、分かりやすい表現ですね。私も今後、頭の片隅にとどめて仕事に取り組みたいと思います!
高岸さん、本日はお時間いただきありがとうございました!