9月26日、ビーダッシュ営業・金谷が主宰する「StartUp四谷会」第3回がワインバル・四谷パリスにて開催されました。
「StartUp四谷会」は、独立・起業・ITベンチャーに興味関心のある20~30代が中心のコミュニティグループです。ビーダッシュはITベンチャー企業として、同じ志を持つ人と出会い、ノウハウの支援をしたいと考えており、代表・田島にも今までの経験を若い世代に伝え、そのノウハウをもとに羽ばたいてほしいという想いがあります。
まず、乾杯してからそれぞれの自己紹介タイムを設けました。企業を目指している女性や、これからの進路を考えている青山学院大学の学生、農業などにもかかわっている美容師の女性、3回目の参加となる大学院生、海外で生活していてこれからのキャリアについて悩んでいる方、保険代理店で働いている方などさまざまな経験を持つ方々にお集まりいただきました。
そして、自由に質問してもらう挙手制での質問タイムに突入!今回は、その質問に対してビーダッシュ代表・田島が答えた内容をピックアップしてご紹介します。
――異業種交流会を主催したきっかけは何ですか?
「実は、異業種交流会はあまり好きじゃなかったんですよね。参加してもどこか客観視している自分がいて、そんな自分が嫌で行っていませんでした。でも、最近『いつか身になるような交流会を主催したい』と思うようになったんです。考えてみると、若い人が社長と顔を突き合わせる会ってあまりないんですよね。だったら僕が今まで積み重ねてきた10年の社長経験を人に伝えて活かすことができればな、と。交流会に正解はないので、回を重ねるごとにブラッシュアップしていきたいですね」
――田島さんは、何かしらの使命感を持って起業したのでしょうか?
「ビーダッシュを立ち上げたのは、結婚してお小遣い制になったから。1か月のお小遣いが3万円で、これでは遊べないなと思い起業をしました。要するにお金が欲しかったんですよね。起業する時は、何でもやるつもりでした。歌舞伎町で吐いちゃう人ってたくさんいるじゃないですか。それをキレイにしたら東京都からお金貰えるんじゃないかとか(笑)そんなことまで考えた。
ニーズがある市場には、必ず競合がいます。だから“自分たちしかできないはず”と楽観視するのではなく、大手が参入してきた時にどうすれば勝てるかという戦略を立てるのが大切。そういうことを考えていくと企業の基盤となる思考が身につくんじゃないかな。
ゴルフライフは、初めてのBtoCチャレンジでした。WEBマーケティングをやってきた今までのノウハウがあったから成長させられた部分があります。ただ、その一方でプロダクトアウトはリサーチしても意味ないこともあるし、結局はサービスに対する想いが大切だったりする。想いがあれば、市場を作れちゃうんですよ。リサーチしても、自分たちで市場を作る会社には勝てないんですよね」
――人脈作りについてどう思いますか?
「その人自体に魅力があれば、自分から人脈作りしようとしなくても自然と人が集まってくるんですよね。差別化できるポイントがないと話すきっかけや知ってもらうきっかけがないから、なんかしらの強みは必要ですよね。反対に、こうした強みがなければ人脈があっても何もできない。人脈ありきでの考え方は通用しないと思いますね」
――会社経営でうまくいっているなと感じることはありますか?
「うまくいってること……は、ないですね(笑)うまくいっているって思っている社長はいないんじゃないかな。なにかしらの課題を常に感じているのが社長だと思うし、社員に対する給与や待遇も常に悩む部分ではある。求職者に対するメッセージも、ビジョンと社長の人柄、そして待遇がカギを握ってるんですよね。だからお金が欲しいし、売り上げは常に上げていきたいです」
このように、経営者経験を積んだ田島ならではの考え方をみなさんと共有し、今後の起業の参考にしていただくことができました。
さらに、コンサル会社に入社予定の学生が作成し配布した「プロジェクトリーダーのコンピテンシーに関するアンケート」は圧巻!プロジェクトの生成期・成長期・成熟期それぞれでリーダーに求める行動特性についてアンケートを取り、統計分析をしているとのこと。実際に田島の回答を見ながらそれぞれの意見交換をするなどして、リーダーシップとは何かを議論する時間も生まれました。
ほかにもたくさんの質問が飛び交い、これまでの交流会よりもさらにディープな会に。今回の交流会がみなさんのキャリアアップにつながることを祈っております!また開催しますので、ぜひふるってご参加くださいませ。