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コロナ下で「記憶に残る集い方」をデザインする  ー BCGDV Tokyoの5周年をお祝いしました ー

BCG Digital Ventures(以下、BCGDV)東京拠点は、今年で設立5周年を迎えました。

例年であれば、全員が一堂に会してお祝いをするのですが、今年は新型コロナウイルス感染症予防の観点から、対面で集まることが難しい状況でした。それでも、なんとか5周年の記念をお祝いしたい。皆が一体感をもって未来に進めるような、記憶に残る体験をデザインしたい。そんな思いを胸に、社内から有志が集まり、幹事団が結成されました。

幹事団は、コホート(職種)も役職もさまざまですが、5周年にかける想いとして次の2点が共通していました。
・ 記憶に強く残るような、かつてないセレブレーションの場にしたい
・ 互いに感謝を伝え合うことで、エンゲージメントを高めたい

この想いを実現すべく、まずはzoomでできるゲームやワークショップを探しましたが、どれもありきたりで、記憶に残る体験とは言いがたいものでした・・・。そこで、幹事団は「コロナ下での集い方はどうあるべきか?」をゼロから議論し、さまざまなサービスや新しいテクノロジーを試しました。

試行錯誤の末に、たどりついたのがVRでした。これまで大きなイベントでVRを使ったことはなく、不安な面も多くありましたが、皆で知恵を絞り、大いに盛り上がるパーティーを開催することができました。
その様子を、幹事団を代表して中根・植村より共有します。

―― オープニングは、VRフォトトンネルに集合

パーティーの第一部は、VR空間からスタートします。まず目の前に現れるのは『PHOTO TUNNEL』と書かれた大きな入口です。中に入るとそこは・・・


BCGDV Tokyoの設立から現在まで、5年間の写真が並ぶミュージアムになっています。

写真を見ながら、「こんなことがあったね」「懐かしい」と思い出話で盛り上がりました。入社して日が浅いメンバーも、BCGDVの歴史や雰囲気に触れることができました。

―― 平井からのスピーチは、VR内の巨大ステージで

フォトトンネルを抜けた先には、巨大なステージが設置されています。BCGDVマネージング・ディレクター&パートナー Head of Asia Pacific & Japanの平井がステージに立ち、メンバー全員に向けてスピーチをしました。

「5周年を無事に迎えることができて、嬉しく思います。まさかVR空間で集まるとは、いかにもBCGDVらしいチャレンジですね!」


2016年4月にBCGDV Tokyoを立ち上げてからの、山あり谷ありの歴史を振り返りながら、一緒に頑張ってきたメンバー達へ感謝を伝えました。そして、今後も常に新しいムーブメントを世の中に仕掛けていきたいこと、そのためには、デジタルに視野を限定しすぎることなく挑戦し続けていきたいことなど、平井から熱いメッセージが発信されました。

今後の方向性を全員で共有し、意識を一つにできた瞬間でした。

―― VRで初めての記念撮影

第一部の最後に、VR上で記念撮影をしました。

現実世界で両手を上げると、VR空間でも同じポーズをとることができます。初の試みでしたが、まるでその場にいるような不思議な感覚で、Zoomでの記念撮影とはまた異なる一体感に包まれました。

―― 第2部は、プロジェクトのリーダー達が登場

第2部は会場をZoomに移し、各プロジェクトのリーダーより、プロジェクトから得た学びや気付きを共有するセッション「Inspirational Stories」を実施しました。

リーダーとしての思い、学び、今後のチャレンジなど、様々なことが語られます。
たとえば、専門性の壁を超えて協力しあうことで、大きな成果を出せた喜び。
大企業とプロダクトを作って終わりではなく、BCGDVのナレッジやカルチャーまでもが浸透していく充実感。
今後いっそう大企業から頼りにされ、変革への熱量や推進力をビルドできる存在になりたい、など。
リーダー達の熱い話に胸を打たれ、皆の士気を高めることができました。

最後に、平井からのスピーチで締めくくりました。
「各リーダーのスピーチを聴いて、皆さんが日々真摯に、本気になって取り組んでいることがあらためて伝わってきた。これまでの歩みを誇りに思いつつ、これからも決して安住することなく、常に進化し続けましょう!」

―― アフターパーティーもVRで

閉会のあとは、再びVR空間に集まり、アフターパーティーが始まります。
バーチャルなDJブースを用意し、DJ経験者がパフォーマンスを披露します。

また、アラムナイ(BCGDVの卒業生)や関係者の方々からのメッセージ動画も上映しました。BCGDVを卒業後も、さまざまな場所で活躍しているアラムナイの話に刺激を受け、熱いエールをいただきました。

VR空間内には、ワイングラスやフルーツなども用意されており(実際には飲めないですが)、全員で飲んだり笑ったり、大盛り上がりを見せたところで、今回の5周年Partyは幕を閉じました。

ーー イベント全体を振り返って

初めてのVRイベントは不安な面もたくさんありましたが、終わってみれば大いに盛り上がり、また離れていても一体感のあるイベントとなりました。

VR空間に大人数でアクセスしても大丈夫か?もしハードウェアが壊れてしまったら?など、懸念をひとつひとつ検証し、全員が楽しめるよう工夫を重ねました。この準備を通じて、VRに限らず先進的なテクノロジーを導入する際の学びが多く得られました。

※企画初期のVR会場のラフ画

そして何より、参加者から「これまでで一番楽しかった、感動した、一体感があった」とメッセージを貰えたことに、幹事団として大きな喜びと充実感がありました。準備期間は約1か月、各自が業務を抱えながらの準備でしたが、タイトな中でもやり切ることができました。

デジタルでも繋がっていることを体現できた今回のパーティー。これからも、新しいテクノロジーもどんどん取り入れながら、次の5年間、そしてその先に進んでいきたい。そんな想いを新たにしました。

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