Why?Baseconnectでは、実際に働くメンバーの「なぜBaseconnectで働くのか?」にスポットを当てて、インタビューをしていきます。今回は、セールスチームのカスタマーサポートのフルタイムアルバイトとして活躍する小野景子さんにお話を伺いました。
今の自分にできる最大限の力を出して仕事がしたい
私は今小学校と保育園に通う3人の子どもを育てながら働いています。それ以前は、親族の病気や介護もあり、とにかく私生活を大事にゆっくり過ごしたいと考えて専業主婦をしていました。
しかし家庭が落ち着き、子どもたちも少しずつ成長して、私自身ふと周りを見渡す余裕が出てきたときに「もう一度、組織の中で働いてみたいな。」という気持ちがふつふつと湧いてきたんです。年齢的にも新しいことに挑戦するには今のタイミングがラストかも、という気持ちがあったのかもしれません。
家庭と両立しながら働ける仕事がないか探していたときに、Baseconnectに出会いました。ITベンチャーということで、本当にやっていけるのか不安な気持ちもありましたが、柔軟な働き方が魅力的でしたし、ここでなら子どもを育てながら、自分にできる範囲で最大限に力を発揮して働けるかもしれないと思い、挑戦することに決めました。
私は新卒で就職した会社を退職してから、約10年のキャリアのブランクがあったので、選考ではどんなことを質問されるんだろう?とドキドキしていました。実際には、過去の経歴やスキルのことよりも、今の自分のことや、これからどんなチャレンジをしたいか?という話が中心で、私という一個人を知ろうとしてくれているのが伝わってきて、ほっとしたのを覚えています。
アルバイトとして入社当初は、週2~3回ぐらいから勤務をスタートさせたのですが、仕事に対して、頭の回転速度が全く追い付かずショックでした。新しいことを吸収するのは、こんなにしんどいのかという壁にぶち当たったんです。
でも徐々にこなせるようになってきて「これは、ちょっと無理かもしれないぞ。」と思っていた業務が、数ヶ月経って少しずつ形になっていきました。その経験から、未知のことに直面したときにも「とにかくできることを1つずつやってみよう、それを続ければどうにかなる。」「今の状況はきっと笑い話になるはず。」と思えるようになったのは、私にとって大きな財産です。
今は自分で決めて平日は毎日8時間働いています。Baseconnectではアルバイトと社員の間に仕事に対する線引きがありません。本人がやりたいと望んだらどんな仕事もチャレンジできますし、もちろん負担が大きいときには、減らしてもらうこともできます。私は「もう一度組織の中で、ある程度の仕事を任されて働きたい。」という思いがあったので、それが実現できてとても嬉しいです。
仕事をするようになってから、家族や子ども達への接し方も変わりました。何か壁にぶつかっても「まずなぜか考えてみて、今出来ることからやってみよう!」と思えるようになったんです。例えば、子どもが学校のテストの点数が悪くて落ち込んでいるときに「じゃあどうしたら良くなるか、考えようよ。」と声を掛けています。
そしてテストの内容を振り返って「これがこうだったからこうなったんだ。」と一緒に反省点を見つけて、次回はどうしたら良くなるかアイデアを出し合います。それがすごく楽しくて。特に子どもは探究心が強いので面白いみたいですね。
そんな私を見て、家族は笑いながら「毎日すごく活き活きしてるね。良い職場に出会えて本当によかったね。」と喜んでくれています。
お互いの働き方を尊重し合えるチーム
よく周りの人に「子どもが3人いて共働きだと、両立するの大変にならない?」と言われるのですが、私は逆に仕事がないと、社会との接点も薄れて心のバランスが崩れてしまうと感じます。
母親としての自分もいるけれど、1人の「小野景子」として関わってくれる会社のチームメンバーがいて、それが私の中の1つの支えになっていると思うんです。もう一度組織で働くことをどこか諦めていましたが、こうして私の挑戦を応援してもらえる環境にめぐり逢えたことに、感謝の気持ちで一杯です。
働き方の面ですごく助かっているのは、子どもの体調不良や行事の時にも、自分で調節して柔軟に対応できることです。場所に捉われず、家でも仕事ができるので夜に1時間余裕ができたときなど、すき間の時間を上手く活用して仕事をすることができます。
何より、こうして仕事を調節するときに、心理的抵抗がないというのは大きな魅力ですね。Baseconnectには、主婦に限らず、学生のアルバイトや他の仕事をしている人など、色々な働き方をしている人が周りにたくさんいるので、お互いの働き方を尊重し合える環境が整っているんです。社員の方には子育て中の人も多くいて、皆が楽しそうに家族の話をしてくれるので、それも安心感に繋がっていますね。
また、皆さん忙しいのですが、ピリピリした空気を一度も感じたことがありません。入社したばかりの頃、ミスをして「間違えてしまいました。」と言ったら「マニュアルのどの辺りが分かりにくかった?どこだろう、教えて!」とむしろ好奇心いっぱいに質問されてびっくりしたことがあります。マニュアルの改善に繋がる、今しか出来ない失敗だとすごく重宝がられていました。(笑)
原因が分かった時には「そこかーーー!」と皆が興奮して喜んでいて、最後には逆に感謝されたんです。
その時に、まだ仕事が出来ない私でも1人の必要な存在として、ちゃんと認めてもらっているんだなと心から感じることができました。こういう関わり方は、気持ちにゆとりを持つことを意識していないとなかなか難しいと思うんです。社内には相手とコミュニケーションを取るときに、ひと呼吸おくことを大切にしている人がたくさんいるなぁと感じます。
チームメンバーのパフォーマンスを支える存在でいたい
私は今、カスタマーサポート担当として、ユーザーであるお客様からの問い合わせを受ける仕事しています。サポートに問い合わせて来られるお客様のほとんどは、何かしらのお困りごとや疑問点がある方です。なので、最短のやりとりでお問い合わせ内容の本質を見抜いて解決策をご案内し、「解決しました!ありがとう。」という言葉を頂けたときに一番やりがいを感じます。
母になったというのも大きいかもしれないのですが、自分がプレイヤーとしてガンガンいくよりも、相手の困りごとを解決したり、チームメンバーのパフォーマンスを支えたいと思うんです。そういう仕事に対する面白味をすごく実感するようになりました。
そのために私が心掛けているのは、出来るだけチームメンバー内で、フランクな関係を築いて、何かあっても声を上げやすい雰囲気を維持していくことです。
「もうだめだー。」なんてちょっとした弱音も自分から口に出すようにしていて、そうするとメンバーから「今すぐ退勤して、休憩〜!」なんて冗談混じりの返事が返ってくるんですよね。それを聞くと、もう少し頑張ってみようと思えることがたくさんあります。
そうやって、お互いに良いときも悪いときも、無理に隠そうとしなくていい関係があれば、余計な心理的負担もなく、仕事に集中できると感じます。なので、これからも嬉しいときやちょっとキツイときにも、気兼ねなく声を上げれるようなチームにしていけたらなと思っています。