こんにちは、BANKです。今回はBANKの5人目のメンバー、プロダクトマネージャーの岡田にインタビューをしました!
CASHリリース前に入社し、リリース後から現在までたくさんのチャレンジを経験したと言う岡田ですが、入社までの経緯やプロダクトマネージャーの仕事についてなどお話してもらいました。
プロフィール
岡田麻里(おかだまり)1991年生まれ 東京都出身
株式会社グッドパッチに新卒入社。自社プロダクトチームにて、プロトタイピングツール「Prott」のプロダクトマネージャーを担当。
その後、株式会社バンクに創業メンバーの1人としてジョイン。『CASH (キャッシュ)』の立ち上げから、事業開発に携わる。
プロダクトマネージャーのキャリアのスタートは新卒から
− プロダクトマネージャーになったきっかけを教えてください!
大学制時代からインターネット業界にはずっと興味があって、いくつかの企業でインターンしていました。そこで株式会社グッドパッチでインターンを始めて、未経験からということで、最初はカスタマーサポートを任せてもらいました。それが大学4年の夏。
インターン以外にも就職活動をしていて、実は大手企業に内定をもらっていたのですが、グッドパッチにそのまま新卒入社しました。その時に自社プロダクトチームのプロダクトマネージャーに抜擢されたのがきっかけでした。
− どんな仕事かその時想像つきましたか?
正直、最初は全く想像がつきませんでした。社内には当時、クライアントワークのプロジェクトマネージャーはいたのですが、自社プロダクト側にはいなくて。
自分が自社プロダクトのプロダクトマネージャーという初めての職種なので、お手本がおらず、クライアントワーク側の情報をキャッチアップしながら1から勉強していきました。
プロダクトの戦略や方針を決める上流から、機能開発の細かい調整まで実施する。
チーム内で必要なこと、プロジェクトマネジメント、UXデザイナー的なこともすれば、データ分析、チームビルディングまでなんでもやりました。
最初は本当に「自分仕事できない!」って落ち込む日々でした。でも、そういった中でもどうにかしていくために、とにかくインプットして、それを試して..とトライアンドエラーを繰り返して、自分の仕事やり方を作っていきました。
− インプットは何をしましたか?
最初は知識がなかったので、たくさん本を読みました。先輩からは、定時に帰って本を読め!って言われてましたね。(多分、知識がなければ、使い物にならないからだと思います(笑))
プロダクト開発に必要なことの本、ビジネスの本、マーケティングも一通り読みました。
Lean Analytics とかUX戦略とかは自分の中での基礎部分になっていると思います。
リリース前のCASHを見てBANKに入社することをすぐに決める
− 転職を考えたのはいつ頃ですか?
色々と経験させてただいて、できる仕事の幅も広がってきたなと感じてきた3年目の頭くらいです。「若いうちに大きなチャレンジをしたい」と思い、転職を視野に入れ始めました。そしてウォンテッドリー経由で、一番初めに面談が決まったのがBANKでした。
面談に行ったら代表の光本がまだリリース前のCASHを見せてくれて「これ、すごくない?!」って(笑)
話をしていく中で「新しい市場を作って、大きなことやろうよ!イケてるサービスしか作らない!」と言われて、まさに今私が思っていた大きなチャレンジが、ここでならできると思い、速攻で決断しました。
こんなぶっ飛んだサービスやる会社、他に絶対無い。ここでなら、今まで経験できなかったことを経験・挑戦ができると思い、強く惹かれました。
CASHリリース前、リリース後から現在まで
− 入社後は何をしていましたか?
入社時は社員は私含めて4名。デザイナーとエンジニアだけだったので、デザインと開発以外は何でもやっていました。CASHのリリース後も何でもやっていたのですが、オフィスに大量にきた荷物をさばくことや、再開に向けてどうするかというのをひたすら考えてました。
− BANKでの仕事はどういうことをしていますか?
ざっくりですが、まさに事業を作っている、という一言に尽きます。
BANKでは一般的なプロダクトマネージャーとはちょっとイメージと幅が全然違う気がしています。ビジネスと開発の両方の視点を持ちながら、営業、物流、運用の改善も全方位で、事業にとって必要なことをひたすら周りを巻き込みながらやっていくような仕事ですかね。開発の仕様を考えていることもあれば、アライアンスもやる。運用も考えて落とし込んでいく。引き続き守備範囲は広いです。
光本と一緒に仕事をすることが多いのですが、発想の転換だったり、意思決定の精度やスピードは日々驚かされることが多く、日々学んでます。チームメンバーとは、光本だったらこう言うだろうなと考えて、先回りして動けないかっていうのは意識しています。
プロダクトマネージャーとしてあるべき姿とは
− プロダクトマネージャーを目指したい人へのアドバイスは?
プロダクトマネージャーというのは、会社や個人の素質が結構左右されるものが多いと思っていますが、泥臭さは変わらず大事なものだと思ってます。
また、チームを作っていく意識をもっていること。様々な職種の人と協力するので、最適な判断をしていくにあたって、それぞれが何が得意か、どういう軸で発言をしているのか理解していないと、周りのメンバーと信頼関係も築けないし、チームとして回っていかないです。
自分ができることと、できないことを理解した上で行動してチームのバランスをとること、できないところは他の人に任せるという判断も大事だと思ってます。
この先に目指しているものは?
CASHを早くマスのサービスにしたいですね。その為に必要なことは全力でやります。
組織規模もここ数ヶ月でかなり大きくなっているので、事業づくりだけでなく、会社を作ること、組織づくりも意識して強いチームにしていきたいなと思ってます。
BANKでカオスを経験して何倍も成長できた
− 入社してからぶち当たった壁は?
オフィスが荷物だらけになったこと(笑)
不具合でまさかのオフィスにたくさん荷物が届いてしまって...。どうにかしないといけない状況で。その時はいろんな企業に電話して「明日トラック手配できますか?」って(笑)
こんな経験、BANKでしかできないだろうなぁ、と一段落した後にしみじみと感じてました。
そんな出来事も、どうやって乗り越えるか?というのを楽しみながらやっていくことで、自分の力になったと思います。
光本はいつも「楽しんだもんがち、こんな経験は二度とできない!」と言っていて...どんなことがあっても、楽しんでいこうと思ってます。
初期は特に、周りから本当に大丈夫なの?と思われている裏側で、数々の困難をチームメンバーと知恵を絞って仮説検証を繰り返して、乗り越えてきました。同世代のメンバーも多いのですが、みんないつの間にか成長したなーと思うことが多いですね。
日々突拍子も無いことが起こるので、何が起きてもあまり動じなくなってきました(笑)CASHのリリースも、再開時も、DMM傘下に入ったタイミングも、何かと話題がつきなかったですよね。
− それからのバンクの成長を見てどう思いますか?
一気に人が多くなったので、組織を作っていかなくてはと日々感じています。大きな目標を達成していくために、みんなが納得感があるように進めていきたいなと思っています!
− BANKの魅力だと思うところは?
今までにないサービス、新しい市場を作るという軸をブレさせないところです。
「真似はしない、イケてるって思ったものを世の中に出す」という当たり前のようで妥協しがちなポイントを、ひたすらに貫いているところはとても魅力ですね。
事業のためになる良いアイデアはどんどん採用される、スピード感はあります。やろう!といったその日中にリリースしちゃうこともしばしば。優秀なメンバーもたくさんいるので、日々とっても面白いです!