株式会社バンクに入る前
株式会社バンクのエンジニア、浅野友希です。関西弁です。
京都の大学を卒業した後、単身でサンフランシスコに渡り、現地のスタートアップで働いていました。その後帰国して、友人と起業しました。自分でインターネットサービスを作りたいとずっと考えていたので、それを実現するための起業でしたが、実際にアプリをリリースしてみたら、3ヶ月でのダウンロード数はわずか100。
自分でゼロからサービスを作る経験はできましたが、反響があまりに少なかった。次は、一度サービスを成功させたことのある人の近くで、サービスを生み育ててみたいという思いから、wantedlyでバンク代表の光本に連絡したんです。
現在
2017年2月からバンクにジョインして、当時3名のメンバー達と、まだ構想段階だった即時買取アプリ「CASH」を形にしていきました。
リリースして16時間で停止そして再開と色々ありましたが、今は安定してユーザーの方に使っていただけるようにサービス・システム面において改良を続ける毎日です。
より堅牢なシステムで安定した運用をしていくことはもちろん、新機能の追加や効率的な運用体制についても、日々チームのみんなで案を出し合いながらシステムへの反映を行なっています。
ユーザーの方々の行動データもかなりの量が集まってきたので、それらを生かしたサービス改善、展開を日々模索中です。
職種も年齢も越えて全員が垣根なくディスカッションし、より良いサービスにできるよう前に進んでいける、とても良い環境です。
みんなすごく仲が良いし、お互いが得意なことで上手くカバーし合っている良いチームだと個人的に感じています。
株式会社バンクについて
前述の通り、私がこの会社を選んだ一番の理由は、「一度サービスを成功させたことのある人の近くで、ゼロからサービスを作りたい」でした。
正直に言うと起業する前は、メディアなどで同年代や1、2歳上ぐらいの人たちが資金調達などをしているのを眺めていて、自分も起業をしてサービスをローンチすればそれぐらい当たり前のようにできるのだろうと楽観的に考えていました。
でも現実は、無風。数個サービスを出してみたものの、出しては閉じ、出しては閉じを繰り返して、わずか半年で、一緒にやっていた創業共同者とも解散することになりました。
その時思ったのが、一人よがりにサービスを作るだけではなく、世の中の流れや使ってもらう人の立場に立ってサービスを作るという視点も大切だ、ということです。
今までアルバイトや仕事で自分が関わっていたサービスでは最初から当たり前のように使ってくれるユーザーの方々がいたけれど、作ったサービスを使っていただけるということは凄く有難いことなのだ、と改めて胸に刻みました。
起業自体は失敗に終わりましたが、起業したことによって、会社を運営する以上利益を生み出す必要があるので今までのようにシステムを作っているだけではうまくいかないと身をもって痛感しました。
自分が作れるシステムは、あくまで手段でしかないとより強く意識するようにもなったのです。
起業がしたいエンジニアの方はすぐに起業をするのが一番良いのかもしれませんが、まだ事業アイデアが無かったり迷っている方は、バンクのように「これまでにない市場を作る」という強い意志を持つ、ものすごいスピードで成長するスタートアップで働くことで、成功のノウハウを盗み取るというのも1つの手だなと思います。僕も日々、起業時代で得られなかったようなノウハウをここで少しずつ得られているような実感があります。サービス設計のセンスが抜群である代表の光本と一緒に働けるのも、最高にエキサイティングです。(冗談抜きで) 毎日想像を超えることが起こりまくるので、飽きることはないと思います(笑)。
今後どういうことをしていきたいか
今はバンクのメンバーみんなが一丸となって「CASH」というサービスを育てている最中です。各人がサービスの成長のために最善を尽くす環境の中で、私自身ももっともっとスキルを高めて、よりユーザーの方に喜んでもらえるような機能開発・改善を行っていきたいです。
今年、SNSやメディアなどでバンクの記事を見て興味を持っていただいた方は、少なくないのではないでしょうか。まだまだこれからも新しい市場を作っていく会社なので、一緒に作る側を体験しましょう!すでに新しいサービスの構想もあって、これからもゼロイチの開発や、もちろんCASHも一緒に成長させていける面白い体験ができるタイミングだと思います。
少しでも、興味を持っていただけた方は、是非、一度オフィスに遊びにきてください!