こんにちは。株式会社BANANA人事担当です。
本日は、代表の木村に創業に至る経緯や今後の会社方針についてインタビューしました!
木村隆浩(きむら・たかひろ)
1979年生まれ。大学卒業後、新卒でリクルートに入社。当時まだ紙媒体だったホットペッパーの広告営業に従事。27歳で未経験からエンジニアへキャリアチェンジ。リクルート社で培ったクライアント折衝力とマネジメント力で、入社一年目から開発設計やプロジェクトリーダーを務める。エンジニアにより良い職場環境を提供したいと思い、株式会社BANANAを創業。
営業職からエンジニアになろうと思った理由
ー新卒ではエンジニアではなく営業職だったのですね。なぜエンジニアになろうと思ったのですか?
当時は、今ほどITが社会に浸透していなく、エンジニアといったらオタクがやってるイメージだったんですよね。全く興味はなかったのですが、開発会社の社長をしていた知人から誘われる形でキャリアチェンジしました。
ー未経験から27歳でのエンジニアへのキャリアチェンジは大変だったかと思いますが、苦労されたことはありましたか?
元々理系だったこともあり、すんなり業務には慣れました。
当時の職場は、もくもくとコードを書き続ける職人気質なエンジニアが多く、クライアントとのコミュニケーションや営業を得意とする方がいなかったので、すぐに開発設計や開発リーダーを任せてもらってました。
新卒でホットペッパーの営業をしていて、雑誌の制作にも携わっていました。プロジェクトマネジメントは経験していたので、自分にしかない強みを発揮できている実感がありました。
自分の強みを伸ばし、売上を作れるエンジニアに
ー未経験からエンジニアになる人のお手本のようなキャリアですね。それからBANANA創業に至るまで10年間ありますが、どういった仕事をされていたのですか?
その後も開発会社にいたので、受託開発のマネジメントをしたり、常駐先でリーダーをしていました。
クライアントとのコミュニケーションが増える中で、依頼された開発をするだけでなく、お客様の想定していないプロジェクトの課題や事業全体の改善案まで、提案していました。
先ほども話しましたが、やはりそういった動きをできるエンジニアが少なかったので、お客様からは大変喜んでもらえて、追加で大型の案件を受注したりすることが増えました。
ーまさに売上を作れるエンジニアですね。
受託開発や常駐案件がメインの会社だったこともあり、そういった裁量を持つことで、自身の給与についても会社に交渉することができるようになり、サラリーマンながら自由に働くことができる実感を持つことができました。自分にとっては、技術力に尖っていくより営業力を活かしたエンジニアが向いていました。
その後は事業部長まで任せてもらって、開発・営業にとどまらず自社の採用や経営にまで関わってきました。
自己選択できる人生を歩める人を増やしたい
ー順風満帆なキャリアかと思うのですが、そういった経験の中でBANANAを創業したのはなぜですか?
「自己選択できる人生を歩める人」を増やしたかったからです。
自分自身がエンジニアの中で特異な存在であったとは思うのですが、自分自身の強みを見つけて、活躍できると自由な働き方ができることを実感しました。開発を中心とするエンジニアも自分の強みになるスキルや新しい言語の習得により、働く時間や働く場所、自分の報酬まで自由に選択することができると思っています。
ただ、開発会社だとどうしても案件や他エンジニアとの都合から、本人の望まない案件にアサインさせてしまったり、スキルに見合った報酬が払えていない現状がありました。
それなら、これまで自分がやってきたプロジェクト調整力を活かし、エンジニアの望む働き方を叶え自己選択できる人を増やすことをコンセプトにした開発会社をつくろうと思いBANANAを創業しました。
ー木村社長がそこまで自己選択にこだわるのは何故でしょう。
自分自身、学生結婚しておりまして…
新卒の時は、慣れない社会人の生活と家族のために稼ぐことに頭がいっぱいで、正直、一生懸命働くという選択肢しかなく辛い経験をしました。
それが、エンジニアにキャリアチェンジしたことで、場所や時間に縛られず、収入に余裕が生まれ、自由になれた体験から、過去の自分のように選択肢がなく苦しんでいる人を減らしたいと思ったからですね。
ーそうだったのですね。それでは最後に、今後、BANANAをどのような会社にしていきたいですか?
向上心があり、自分のライフプランに合った生き方をしたいと思っているのに、できていないというエンジニアの方を救えるような会社になりたいと思っています。
開発案件をいただくお客様はもちろん、社内のエンジニアの満足度の高い会社にしていきたいですね。
また、現在取り組んでいるエンジニア育成のスクール事業の規模も拡大させて、自己選択できる働き方を推進していきたいです。
現在、中途採用を積極的に行っていますので、そういった考えに共感してくださる方と一緒に働きたいと思っています。