ポケットセラピスト運営の「バックテック」、シリーズBラウンド1stクローズにて4億円を資金調達
近年、経済産業省が中心となり推進されている健康経営に取り組む企業が増加しており(大規模法人:年平均成長率 32%、中小規模法人:年平均成長率 100%)、この健康経営はESG経営の「S(Social:Health and ...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000021424.html
10月24日にジャフコ グループ株式会社(ジャフコV7投資事業有限責任組合)をリードインベスターとして、KIRIN HEALTH INNOVATION FUND(KIRIN・GB投資事業有限責任組合)、株式会社大室産業医事務所および既存投資家である株式会社MTG Ventures(MTGV投資事業有限責任組合)より、シリーズBラウンドにて総額4億円の第三者割当増資を実施し、1stクローズを行ったことをプレスリリースいたしました。
そして、11月11日に池田泉州キャピタルが運営する「関西イノベーションネットワーク投資事業有限責任組合」からの2ndクローズのプレスリリースを行っています。
コロナ禍の長期化、ロシアのウクライナ侵攻、止まらない円安など、マーケットには悪い材料しかない今、なぜ資金調達に動いたのか、そして、その裏側やバックテックのこれからについて、記憶が新しいうちにnoteにまとめることで、今後のバックテックの宝にしながら、スタートアップという最高のフィールドで挑戦する皆様にとってのヒントが一つでもあればと思い、机に向かっています。
有名な話ですが、シリコンバレー拠点のVCであるSequoia Capitalは、「コロナウイルス:2020年のブラックスワン(原題:Coronavirus: The Black Swan of 2020)」と題されたMediumを投稿し、スタートアップが警戒すべき状況などについて説明しています。
この頃は、新型コロナウイルスがどの程度長引き、株式市場に悪影響を与えるのか、不透明で疑いの目もありながら、過ごしていたことを覚えています。
しかし、多方面で予想されていたとおり、上場企業でも株価が暴落し、スタートアップに冬の時代が到来したという実感も日に日に増していきました。
まずはスタートアップ経営としては、「死なない」ことが重要であると考え、「生き残るためにすべきこと」というテーマで、コロナ禍における経営方針を説明し、社内全体の経営に対する危機感も醸成しながら、バーンレートを調整することを中心に、急ピッチで財務基盤の見直しなどを図りました。しかし、もともと余分なものは契約しないため、そこまで大きく行うことはなかったので、スピーディーに動くことができました。
1円でもバーン(資金の流出)を多くしたくなかったので、一部は予算削減や解約を行いたいと思い、MTG Ventures伊藤さんのご紹介で、隔週でお金(会計・財務・ファイナンス)周りに関する壁打ちやサポートを頂いている朝倉厳太郎さん(公認会計士、元あずさ監査法人)に、「ランウェイを確保したいので、まずは金額が多いものから削減するのでいいですよね?」と相談したところ、不況で経営を見直さないといけないときは「金額の大小」ではなく「費用対効果の大小」で判断したほうが良いのでは?とコメントを頂き、経費削減の判断軸として、金額の大小ではなく、費用対効果の大小で決めるという経験が今回できたことは、今後に有益な体験だったなと思います。
「ランウェイをある程度、確保できた!」と緊張感が少し和らいだ頃、既存株主であるMTG Ventures藤田さんから、下記のメッセージを頂き、より危機感・緊張感が高まったことを今でも鮮明に覚えています。
長引く停滞に向けて増資・借入などのキャッシュポジションを厚めにしておくべし!
2年くらいのランウェイを目指しましょう!
増資は早めに株価にこだわりすぎずに。
MTG Ventures藤田さんより
また、実際、周りのスタートアップでも資金繰りがかなり厳しく、挑戦を諦めざるを得ないという事例もそばで見てきたので、よりこの不況の長期化は起業家にとって、悪夢でしかない状況です。そして、その状況は今も続いている感覚です。
先述したような危機感の中で、今回ファイナンスをしようと動き始めた理由は3つあり、「スタートアップは死んだら終わりであること」「事業をドライブできるイメージがついていたこと」「不況の今だからこそ大胆に挑戦すべきタイミングだと感じたこと」でした。
誰もが分かっていることかと思いますが、資金が尽きたら、会社は活動ができません。死んだら、何もできないのです。つまり、選択肢は「生き続けるためにできることを全部やる。」それだけです。
LinkedInの創業者 リード・ホフマンの名言の1つに、「スタートアップとは、崖の上からから飛び降りながら、飛行機をつくるようなものだ」という言葉があるように、生きるか/死ぬかという状況を彷徨いながら前に進んでいくことが求められるのがスタートアップですが、死んだら終わりなのです。
CB Insightsから2021年8月に発表されたスタートアップが失敗する理由のランキングでは、1位が「Run out of cash / failed to raise new capital」で、2位は「No market need」であることが報告されています。
コロナ禍の前に調査された結果(2019年2月)と比較してみるとよくわかりますが、2019年の調査結果では、1位が「No market need」で、2位が「Run out of cash」となっています。
これはコロナ禍により、資金繰りが原因で挑戦を諦めざるを得なかったスタートアップが増えていることを示していると考えています。
2位の「No market need」においては、コロナ禍で大きな社会の変化、価値観の変化が生じているので、マーケットの大きな変化に対応できない事業・組織だとなかなか生き続けることが難しくなってしまうだろうなという印象です。
昨日までやっていたことを、「これまで頑張ってやってきたから、なかなか変えることには心理的な抵抗がある」などと言っている暇はなく、「昨日までやってきたことを今すぐ捨てて、マーケットの変化に応じて、もしくは新しいマーケットを牽引していくサービスを昼夜問わず早急に作り続けないといけない」時代の渦中にあるのです。
これらのデータが示すような資金繰りの悪化やマーケットニーズの変化というような事業リスクを想定し、事業計画を更新して投資家に説明したり、日々のアクションを常に変えていく判断をすることは、起業家の一つの仕事だと考えており、今の市況でファイナンスに動いたというのも、生き続けるための選択肢の一つの決意の結果です。
その他にもコロナ禍における事業遂行上のリスクは数多くあり、稲盛さんがいっていたように「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」を習い、計画時はあらゆるリスクを悲観的に考えて、事業運営をしています(当社の事業遂行上の主なリスクと対応方針は下記の通りです)。
これまでセールスは基本的に、私が案件を取ってきて、クロージングすることが多かったのが実情で、自分であれば1アクションごとにリードが◯◯件とれて、商談設定率は◯◯%で、受注率は◯◯%という指標がみえていました。しかし、これは起業家バイアスがかかっていて、「社長だから売れる」ということがスタートアップではよくあるので、この指標をそのまま従業員に適用することは、あまり良いものではないと考えている中、セールスの山岡が入職し、私以外のメンバーであれば、ここまで伸ばせる!ということが明らかに見えるようになってきました。彼をはじめとしたセールスメンバーのお陰で、コロナ禍という予算が削減されやすい市況においても、ほぼ私が動かなくても、新規導入先が増加するという良い変化の中にありました。
マーケ/セールス周りの指標が見えたからこそ、中長期目標から逆算し、今年度の目標を達成するためには、セールス職を○名採用すれば、事業をよりドライブすることができる。という感触があったことも、この市況でもファイナンスに動き出す理由の一つとなりました。
不況を乗り越えるために、極力、バーンを防ぎ、市況が回復することを耐え忍ぶという選択肢もありました。そのためには、経営上、キャッシュフローを正確に把握し、悲観的に事業の進捗を把握し、より筋肉質な経営をする必要がありました。ここらへんは本当に不勉強だったので、朝倉さんに幾度となるご指導をいただき、なんとか解像度高く、キャッシュの動きを把握できるようになりました。
耐え忍ぶ環境を整えながら、自分自身に「自分は不況時に、耐え忍びながら市況が明るくなるのを待つ経営をするために起業したのか?」という問いを投げ続ける日々が続き、「こういう不況時だからこそ、チャンスでしょ!!」という結論にやはり達しました(笑)。
やはり起業家やスタートアップで働く方々は「誰もが大きなチャレンジをして、社会の当たり前を変える事業をしたい」という想いを胸に秘めていると思います。不況だからこそ、いまが社会の価値観や当たり前が大きく変わる変換期と捉え、大きく挑戦するためにファイナンスに動き出すという判断をするに至りました。
また、このような不況時だからこそ、社会の変革に挑む自分自身でありたいし、メンバーにもそんな時代にスタートアップで仕事をする楽しさ・ワクワク感を感じてもらいたいし、チャレンジに溢れた未来を作りたいと、改めて考えを強くした時期でもありました。
しかし、動き出したは良いものの、本当に市況が悪く、長期戦になることを考え、まずは直近のIPO事例やスタートアップのファイナンス事例を分析することにしました。
調べる前からスタートアップファイナンスの関連指標が悪化していることは分かっていたので、今の状況だと投資家も投資を渋る可能性が高く、Valuation(企業価値)が低く算定されてしまい、株式の希薄化が進んでしまう等のリスクは大いにあることが分かりながらも、スタートアップが失敗してしまう理由の1位である「Run out of cash / failed to raise new capital」にならないようにする必要がありました。色々とファイナンスの懸念も多い状況ではあったのですが、まずは「生き続けること(死なないこと)」を優先し、集められるだけ資金を集めることにしました。
一方で、コロナ禍で足元の業績も油断ができない状況でした。普段の業務をより効率化して、成果を上げながら、気合と根性でファイナンス活動をしていましたが、結局はメンバーに多々助けられ、今回のファイナンスを実現できたので、その詳細は感謝の意も込めて、あとで書きたいと思います。
資金調達活動は起業家の時間はもちろん、肉体的/精神的な体力を多く必要とするアクションです(ただ未来への解像度が確実に上がるので、結局は疲弊しながらもワクワクしているという変な状況w)。
さらにコロナ禍はこれまでの調達環境とは大きく異なる点が多く、これまで通りの考え方やエクイティストーリーをもとに資金調達を進めても、「この起業家は、今の市況のことが分かっていないな」と捉えられ、ディールがうまく進まない可能性があったため、まずはブレない軸を作る必要性がありました。特に大切にしたこととしては「不況時でもともに乗り越えられる投資家を選ぶこと」「(オンライン中心だからこそ)投資家とのコミュニケーションを円滑に進めること」「数字を正確に出すこと」です。
スタートアップは、ともに新しい、よりよい社会を作るための仲間の集合体、一種の家族のような存在であると考えています。起業家(ボードメンバー)、社員、業務委託等のメンバー、アドバイザー、株主、顧客全てが、一丸となって、ミッション/ビジョンを追い続けるのです。しかし、それぞれのステークホルダーごとに達成したいことや物事を見る視点も異なります。これは、当たり前です。このように色々な見方や捉え方があるものの、市況が悪いとき、業績が悪いときなどの辛いときでも「ともに乗り越えることができるか」という判断軸は、結局は一番大切なんだろうなと思っていました。
このような考え方を持ち始めたのは、当社がプロダクトも何もないタイミングで出資判断をしてくださったサイバーエージェント・キャピタル(CAC)の竹川さんの普段の何気ない言葉がキッカケでした。
こんな課題があることは分かりましたけど、僕たちどうしましょうか?
株主定例MTGでのCAC竹川さんのコメント
2016年4月に創業し、それまでは医療職としての病院勤務の経験しかなかったので、VCというものがどんな存在か、何を考えているのかも、その頃は正確には理解できていませんでした。勝手なイメージとして、業績が悪いときなどは「なんで数字伸びてないんですか?もっとしっかりしてくれないと困りますよ」というような第三者目線で突っついてくる存在なのかなwという勝手なイメージを持っていました。
しかし、竹川さんは辛いときこそ、自身をバックテックの一員のように「僕たち(We)」という主語を当たり前のように使い、ともにミッション/ビジョンを追い続ける仲間であるということを言動の端々で表現してくれる存在です。そこから、VCというのは、ともにミッション/ビジョンや事業目標を辛いときでも一緒に手をつなぎながら前に進んでいってくださる存在なのだなと捉え直すことができました。
また、MTG Venturesの伊藤さんも起業家の小さな変化を捉えて、寄り添いながら支援してくださるVCで、「福ちゃん、今日のMTGで顔色悪いように見えたけど大丈夫?」などと、本当にちょっとした変化に気づいて、声をかけてくれるキャピタリストです。
当社で重要なメンバーが離職するときや、2021年の年末もかなり悩み事が多かったのですが、MTG Venturesの代表である藤田さん/伊藤さんともに、年末も惜しむことなくサポートしてくれ、「その課題なら良い人がいる!」ということで即紹介いただき、30分後にはZOOMでつないで壁打ちしてもらい、課題解決の方向性が見えてくるなど、既存の投資家の皆さんは自身の時間を惜しまずにサポートしてくださっており、本当に感謝の言葉しかありません。
コロナ禍の前は、ランチなどの時間をともにしながら、リアルなコミュニケーションが中心だったので、言葉以外にも、雰囲気や何気ない癖なども含め、福谷という人となりを、良い点/改善点踏まえ、理解頂きやすかったのかなと思っていますが、ほぼオンラインでのコミュニケーションが当たり前となった今、コミュニケーションの進め方には、非常に気を遣いました。
ファイナンスはお金と株式という一見、無機質なやりとりのように見えますが、結局は投資家と信頼関係をいかに築き、「この起業家なら絶対に成功するな。うまくいかなかったとしても成功するまで諦めないだろうな」という確信をいかにもってもらうかが出資いただく大前提として重要だと思っており、そのためにはコミュニケーションを通して、信頼残高を高めていく他ないと考えています。
日頃から意識している点ではあるものの、「返答の迅速さ」は特に意識した点でした。これは法人営業をしていても感じていたのですが、当社のメインマーケットであるESG経営/人的資本経営/健康経営というマーケットに関する専門的知識について、私自身サービスをリリースした当初は皆無だったのですが、知識やスキルがなくても、相手の期待値を上回ることはできます。
それが、「スピード」です。1週間くらいかかるだろうなといことを、30分後には出す。というようなことを積み重ねていくと、自然と信頼残高は積み上げられていくように思います。
これは新しいチームに属したときも一緒であると考えていて、最近ジョインしたCSの家泉は、彼女自身10年以上、私と一緒の理学療法士として医療機関に勤務していたので、ビジネス領域の知識は皆無と言っても過言ではなかったのですが、依頼した仕事のアウトプットの早さと、一つ言ったことを忘れずに着実に実行する力が長けており、すでに圧倒的な信頼をおいています。
オンラインでしかコミュニケーションを取ることが難しい環境下だからこそ、より一層、対応の迅速さを意識することで、スムーズに投資検討をいただけたこともあるのではないかと考えています。具体的には、すぐに返信できないことの連絡が来たとしても、「今、◯◯しているので、明日の◯◯時ごろには情報お出ししますね!」というように、連絡を受け取ったよ。いついつまでには返信しますね。ということを先に伝えるようにしています。社外、社内問わず、オンラインコミュニケーションでは大切なことだと思っています。
迅速なコミュニケーションをしておきながら、同時に大切なのは、「数字への解像度を常に高く保ち、数字を正確に提示すること」だと思っています。数字への感度って本当に大切で、「2027年の組織って従業員何名くらいですか?」などの質問が来ても、具体的に1名単位での数字を即答できるくらい、未来のイメージを解像度高く持っているかが大切だと思っています。
非連続的な成長を達成するためには、現在からできることをしているだけでは到達できないため、未来からの逆算で、「今獲得できているアセット」「頑張れば獲得できるアセット」「獲得の仕方が分からないが手に入れないと事業目標の達成ができないアセット」の3つに分けて、普段の意思決定をしていく必要があります。そこには具体的な数字は必須で、解像度が高い状態であることで、達成のための難易度や距離感をつかむことができると考えています。
しかし、実際スタートアップにいるとお恥ずかしい話ですが、そこまで丁寧に管理できていない数字は山程あると思います。これは普段から正確に判断できるように管理をしておくべきなのが理想ですが、そこまでできる余裕がないことも多いのが現状です。
今回、リード投資家として出資いただいたジャフコさんとのコミュニケーションで非常に印象的だった一つが「今のフェーズだとここらへんの数字は正確に管理していないと思うので、この生データを出してもらえれば、僕らがまとめちゃいますよ」というように、すでに投資前から「僕たちはバックテックの一員ですよ」というような言動を取ってくださったことです。
ファイナンス活動をしながら普段の事業も伸ばさないといけない状況や、ファイナンスは起業家にとって大変な仕事であるということを理解してくれているからか、起業家がデータをまとめたりすることに時間を使わず「資料やデータは僕らが作るので、福谷さんは営業などの顧客に向き合うことに時間を使ってください」と言葉でも行動でも示してくれたジャフコさんとは、ぜひ一緒に夢を追いたいなと心に決めたことが今回のファイナンスにつながりました。
そんなジャフコさんと出会いは、実は創業前の2015年に遡ります。当社担当の清田さんに、Digital Health Coneectというピッチイベントで出会ったことがきっかけでした。会場で名刺交換をさせていただき、すぐに清田さんからFacebookメッセージを頂きました。
その頃は京都大学の博士課程の大学院生でもあったため、私自身は京都で活動し、まれにピッチイベントで東京にいくという生活でした。
そのタイミングを見て、東京来た際はぜひお会いしましょう!とのメッセージを頂きながら、私からメッセージを送付することを失念しており、私のFacebookの投稿をみて、清田さんからメッセージをいただくという失態をしていたことを、振り返って気づき、大変失礼なことをしたなと思っていますw
起業後も定期的にコミュニケーションを取らせていただき、これもご縁なのか、清田さん以外にも、執行役員の佐藤さん、西日本支社長/パートナーの高原さん、パートナーの北澤さんなどに、ピッチイベント等でご挨拶をさせていただき、特に佐藤さんと清田さんには定期的に連絡をいただき、「くるべきタイミングで必ずやりましょう!」と言い続けて頂き、そのタイミングが来たことを非常に嬉しく思っています。
佐藤さんと先日久しぶりにリアルで再開し、「やっとこのタイミングが来たね!」と最高の笑顔で言っていただけたこと、本当に嬉しかったです!
本ラウンドの成功要因は、清田さんが当社を信じてくれ、そして、清田さん自身が健康経営マーケットを徹底的に勉強してくださったことにあると思っています。当社の事業のみならず、健康経営マーケットのマクロな潮流について、様々な情報や書籍に目を通したり、ヒアリング等をして頂き、数週間で「健康経営のマーケットがだいぶ分かりました。バックテックがこのマーケットのデファクトスタンダードになれることも同時に分かりました。」とコメントいただき、ここまで必死にマーケットのことを知ろうとしてくれるキャピタリストはなかなかいないなと感じています。
また、清田さんを担当に、パートナーの坂さんにも大変お世話になりました(今後も大変お世話をしていただく予定ですw)。坂さんの主な投資実績はマネーフォワード、Chatwork、WACUL等で、Forbes Japanが選ぶ日本で最も影響力のあるベンチャー投資家 BEST10、2017年 2位・2021年9位という実績のある方です。
清田さんに紹介いただき、初めてお話をさせて頂いたときの印象として、起業家に寄り添う姿勢が強く、特に起業家の時間を本当に大切にしてくださる方だなと感じました。私は初対面の方とは、お話する前にかなりリサーチをしてから望むタイプなのですが(お客さんからも、「自分よりうちのことを知っているね」とよく言われるくらい細かくリサーチしていますw)、プロフィールページに書いてある坂さんのメッセージを見て、当社に絶対にフィットするなという印象を最初から持っていました。
『今の正解を見つけるのではなく、未来の正解を起業家と共に作りたい』
まだ誰も想像していない未来の常識を作ることは困難で孤独な戦い。
だからこそ、最初の理解者として、一緒に未来を切り拓いていく存在でありたい。
坂さんのプロフィールページより
当社のビジョンは「ヘルスケアの未来の常識を創る。」です。誰もいま想像することができていない未来の当たり前をヘルスケア業界で作るんだ!という想いを持っているのですが、「未来の正解を共に創る」パートナーとして、清田さん・坂さんのタッグは必ず必要だなと感じ、投資検討を進めて頂き、リード投資家としてリスクマネーを供給いただいたことで、フォローの投資家の皆様もともについてきてくださったので、本当に感謝しています。
今回のファイナンスのフォロー投資家として入っていただいたのは、KIRIN HEALTH INNOVATION FUND(最初のコミュニケーションは主にグローバル・ブレイン[GB]さんで、事業シナジーの検討段階でKIRINの皆さんとコミュニケーション)、株式会社大室産業医事務所、池田泉州キャピタル、そして既存投資家である株式会社MTG Venturesです。
いずれも今回のファイナンスで初めましてではなく、数年前からお付き合いがあり、私自身の人柄を良くも悪くも理解してくださっている皆様を中心に声をかけさせて頂きました(今回のファイナンスではVC/CVCを中心に9社に声をかけさせていただきました)。やはり、急に初めまして!投資してください!という状況で、かつ、今の市況だと、なかなか投資をしにくいことは分かっていたので、すでに信頼関係が積み上がっている皆様の方が、早く理解をいただけるという考えのもとの判断でした。
GBさんとは、前からお繋がりがあり、法人向けにポケットセラピストをピボットした際に、事業の壁打ちなどを石槫さんを中心にしていただいていました。また、既存株主のMTG Venturesの伊藤さんの古巣がGBさんということもあり、ご相談を進めていたところ、KIRIN HEALTH INNOVATION FUNDが最適ではないかということで、KIRINさんを紹介いただき、議論を進めていきました。偶然ですが、キリンビールさまはポケットセラピストの導入先で、社内全体の労働生産性の可視化やその介入実績なども多数溜まっていたこと、常務理事の小林さんに出資に関するヒアリングにも対応いただけたことが好材料となり、出資いただける判断となったと思っています。
KIRINさんは2027年に目指す姿を「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV(Creating Shared Value)先進企業となる」としており、当社が狙っているマーケットであるESG経営/人的資本経営/健康経営で重要とされている非財務情報のストーリーとしての開示戦略に非常に力を入れていると感じており、当社の目指すべき姿と合致していると感じています(ちなみに家での晩酌は、ポケットセラピストを導入してくださって以来、いつもKIRINさんのお酒にしています)。
KIRINさんは、KIRIN naturalsという健康経営支援の事業もしており、当社の主要顧客の皆さんからも「KIRIN naturalsはいいよ!」と噂を聞いていたので、今後一緒に健康経営市場を盛り上げていくことができると考えると、非常に心強いパートナーです。
池田泉州グループさんは、実は当社の創業以来の主要取引銀行さまで、創業時、何もわからないときに、本当に親切にしてくださりました。
創業以来、キャピタルの社長・役員の皆様とも仲良くさせていただき、特に常務取締役の辰巳さんには、ランチなどにも連れて行って頂き、非常に懇意にして頂いていました。
今回のファイナンスに動き出す際に、ご連絡をさせていただき、担当の投資部長である坂本さんに事業紹介をさせていただき、投資検討を進めてくださることになりました。坂本さんも、ジャフコ清田さん同様で、健康経営マーケットについて必死に勉強してくださったので、私と同じレベルのマーケットの解像度で、社内稟議にあげていただけたことが投資決定につながった要因だったと考えています。
大室先生は、産業医であり、何者かわからないすごい方ですw
実は、出会った当初はネットの記事でしか見たことがなく、超有名人だったので自身にとっては、雲の上の人でした。最初の出会いは、当社が最優秀賞を受賞した2018年のHealth 2.0 Asiaで出会い、Facebookでつながらせていただいたのですが、懇親会抜け出して、自然派ワイン飲みに行こうとなったのが最初ですw
憧れの人に出会えて、すぐに二人で食事とか、最初はドキドキでしたが、そのお人柄なのか、非常にフランクで、いろいろな話をさせていただいた記憶があります。その後は「もう帰った?」というFacebookメッセージをいただくことが多くなりw、お食事をご一緒させていただく機会が増えていきました。
当社のポケットセラピストの費用対効果を高めるためには、人事部や健保の皆様に加えて、産業医/産業保健師の皆様のご協力が必須のサービスです。産業保健領域で誰も知らない人はいない大室先生に懇意にしていただけていることは、当社の事業にもプラスであることは間違いないことはずっと前から確信していましたが、特に仕事の話を多くしていた訳ではないので、出資してくださいなどとオファーするのも実は緊張していましたw
基本的には当日に今から飲みに行こうと突如なることが多いのですが、しっかりと打診してみよう!と決意し、出資オファーのために2022年7月21日にメッセージを送り、翌日の22日に時間を作ってもらいました。
21時ごろにいつもご一緒させていただくお店で集合したのですが、実はその前の日は、ファイナンスの資料作りで一睡もできていない日だったので、体力的に疲労MAXで、そこにお酒が注入されたことで、少しHighな状態になり、いつもより強めにオファーできたのかなと思いますw
いつも飲んでいる場で「出資してください」と言ってはいたのですが、しっかりと真面目にオファーしたことはなく、大室先生が出資いただくことで、当社の事業の成長曲線をより伸ばすことができるという確信があったので、その日は、ちょっと強めに打診してみました。
すると、「えー、出資額はいくらくらいならいいの?」と質問を返してくれて、「この金額で!」と言ったら「分かった」と返答してくれました。翌朝にも、「こう言いましたよね!」という念押しのメッセージをしたところ、「そんなこといったかなぁ、俺笑」と言いながらも、迅速に対応頂き、無事に出資をいただくことが出来ました!これからも末永く、よろしくお願いします!
MTGVさんとは、代表の藤田さんがまだジャフコさんに在籍して、MTG Ventureの立ち上げが決まっているときに、デロイトさんのイベントで当社が出展していて、そのブースに来ていただけたことで面識ができました。
「デロイトさんがバックテックがおすすめと言っていたから来たよー」という感じでフランクに声をかけて頂き、名古屋で会うことになり、お話を進めさせていただき、シリーズAのラウンドでエムスリーさんと同じタイミングで出資を頂きました。
MTGVの伊藤さんは、当時はGBに所属されていて、CAC竹川さんと代々木の居酒屋で一緒に飲みに行ったりするなどで、懇意にしていただいておりました。大好きな伊藤さんがMTGVに来た!ということで、かなりテンションがあがったのを覚えています。
伊藤さんもMTGVにジョインして、当社の株主として事業面はもちろんですが、特に体調や心理的な状態を気にしてくださってくださる点が、伊藤さんの最高なところです。いままで私自身倒れることなく、仕事できているのは、伊藤さんの細やかな声掛けがあるからだと思っています。
当社の株主定例MTGで、次のファイナンスに動き出すこと報告したところ、一番最初に手を挙げてくれたのはMTGV伊藤さんでした。
うちは追加出資を前向きに検討するから、良いカードとして使ってね。
株主定例MTGでの伊藤さんのコメント
ということを公言して頂き、今回の調達に向けて背中をそっと押していただけたのだと思います。後日、「ああやって言っちゃったから、やらなきゃね(笑)藤田さんにも打診しておきます。うちは大丈夫だから安心して、リード決めることに集中して」と、フォロー頂き、既存株主が追加出資していただけるという良いカードを持ちながら交渉を進めることが出来たことが、今回のファイナンスの成功要因の一つだったと思います。
そして、今回出資いただいたジャフコさんはMTGV藤田さんの古巣、GBさんは伊藤さんの古巣であり、おそらく、裏でかなり動いてくださっていたのだと思います。それを何も言ってこない男気が素敵過ぎます。
そんなこんなでファイナンスの活動を進めていたのですが、普段の業務を進めながら、ファイナンスをするということもあり、外には漏らさないタイプですが、実は精神崩壊しそうなほど大変な経験の繰り返しでしたw(正しくは、未来の解像度が上がるためワクワクもしながらだったので、感情がジェットコースターの日々という感じですw)
ファイナンス中の起業家のメンタルを左右する一つの大きな要因が投資家の皆さんのコミュニケーションスタイルだと思っています。
これまでの経験上、2タイプあると思っていて、「こうやったらもっと伸びそうですよね」という事業をどうドライブさせていくかというような未来の成長を中心に議論する投資家と、「ここはどうなってますか。こんなリスクがあるのでは?うまくいく可能性が低いのでは?」と、事業リスクに着目した議論が中心となる投資家です。
前者のパターンだとしても、事業のリスクは必ず伴うために、事業リスクについてのFAQは必ず行われますが、リードのジャフコさんのコミュニケーションスタイルは、未来が中心であり、現在の状況を聞くにしても、「これはバックテックさんの出来ていないところをあぶりだしたり、指摘することが目的ではなく、社内の投資委員会に通るストーリーを作るためにお伺いしますが〜」という、素敵な前置きを必ずおいた上でのコミュニケーションを取ってくださり、本当に感謝しています。
ただ、「この数字だしてください。」などの依頼の仕方だと、何のための情報提供かが分からず、起業家サイドとしては、意図に合わせた開示の仕方を選びたいこともあるので、コミュニケーションに多くの労力を割くことになってしまいます。オンラインだからこその難しさもあるため、コミュニケーション方法には、自身もより気をつけていきたいなと思っています。
ファイナンス活動をした経験がある方はよく分かると思うのですが、リード投資家が決まることが最重要であり、もしフォローで出す投資家が集まっていても、リード投資家がいなかったり、出さないとなると、そのラウンドは実行されないという最悪の状況に陥ります。むしろ、着金するまで本当に気が抜けず、契約が完了したとしても、着金するまでは少しも油断できない精神状況が続きます。
当社の今回のラウンドでは、ジャフコさんは大枠の前向きな意向はいただいておりましたが、フォロー投資家の皆さんが投資検討を進めてくださっている中で、ここでジャフコさんの意向が覆ったら、全てがなくなる…という恐怖心に襲われながらの日々が続いていました。
そんな中、ファイナンス周りを支援くださっている朝倉さんにはこまめにMTGやTELでフォロー頂いていました。今回のファイナンスは、本当に朝倉さんがいなかったら実現できなかったと思っています。「投資家からこんなコメントをもらって、こんなところで悩んでいる」ということに対して、まず私の意見やどんな点で悩んでいるのかをしっかりと傾聴してくださった上で、的確なコメントを頂き、朝倉さんのサポートのお陰で、意思決定が出来たり、自信を持って、投資家の皆さんに情報提供できたりすることができました。
ジャフコさんの最終意思決定は9月22日だったのですが、朝8時から清田さんと最終の意識合わせをオンラインで行い、結論が出ましたら連絡しますね。という感じで終わりました。
日中はバタバタしており、14時ごろに電車で移動中だったときに清田さんからお電話を頂きました。電車の中だったので、一度降りて赤羽駅のホームで胸がつぶされそうな思いで電話を折り返しました(頼む頼む!と心で何度も叫びながらTELしたことを覚えています)。
電話口にでた清田さんはいつも通りの冷静な声で「お待たせしてしまいましたが、今回の結果が出ました。」と言われ、テンションが高いわけでもなかったので、ダメだったのか、、、と凹んでいたところ「無事に最終承認がおりました。」と、冷静に言っていただきましたw
それだったら、電話出たときからハイテンションで言ってくださいー!と内心思いながらw、感謝の意を伝えました。
これまで張り詰めていた緊張の糸が一瞬途切れたのか、その場で膝から崩れ落ちそうな感覚に襲われました。着金まで油断してはいけないことは重々承知していましたが、ファイナンス中は非常に高ストレスな状態で、感情の変化を社内や他の人に出さないように、どうにか隠していて、心が無機質な時間が続いていましたが、久しぶりに「嬉しい!」という豊かでポジティブな感情が心から溢れ出していました。
そんな気持ちをシード期から支えてくださっているCAC竹川さんにその場で伝えたくて、テキストではなく生の声で伝えたくて、いつもメッセージしかないのに、気づいたらTELの発信ボタンを押していましたw
私が電話を急にすることもないので、「ダメだったのか」と不安をよぎらせたようですが、一緒に喜んでくれたのを覚えています。
今回のファイナンスは私一人の力ではなく、多くの皆さんの支えがあったからこそ、実現できたことでした。
これまでの成長があったのも、今回のファイナンスができたのも、世の中にはあらゆる課題解決の選択肢がある中で、ユーザーの皆様がポケットセラピストを信じて、選択してくださった結果です。
そして、ポケットセラピストの改善のための貴重なコメントを日々届けていただいたり、当社のインタビューの依頼に答えて頂き、率直な声を届けて下さる皆様のお陰です。
「こんなことができるようになった!」「人生が変わった!」などというようなポジティブな声をいただけると、当社メンバーは全員嬉しいですし、「こんなところ全然使えない」などの改善のコメントも、当社にとってはダイヤモンドのような貴重な宝となっています。
ポケットセラピストは、これまで肩こり・腰痛対策を支援するサービスでしたが、直近ではメンタルヘルスのサポートなども追加され、今後は組織と個人のウェルビーイングを支援するプロダクトに成長していきます。
そのためには、ユーザーの皆様の率直な本音の声が必要です。
ユーザーの皆様とともに未来のヘルスケアの当たり前を創りたい。
そんな想い胸に秘めて、事業を開発・運営していますので、ぜひ今後も貴重なフィードバックの声を届けていただけると嬉しいです!
ポケットセラピストは、医療専門職の皆様がいないと成り立たないサービスです。我々が定義する「ポケットセラピスト」は、アプリだけを意味しているのではありません。医療専門職の皆様も含めて、ポケットセラピストと定義しています。つまり、医療専門職の皆様は、当社のミッション/ビジョンをともに追うための重要なパートナーであり、一緒に未来の当たり前を創り上げていく仲間なのです。
皆さんのお陰でデジタルヘルスという領域において、圧倒的な効果とエビデンスを構築することが出来ています。ヘルスケアの未来は、「行為」ではなく「成果」に報酬が支払われる時代になっていきます。その未来の基盤を作るのが我々ポケットセラピストの登録セラピストの皆さんです(ポケットセラピストの介入効果の国際論文・厚労省からの報告書)。
システムや運営でまだまだ至らない点が数多くあり、皆様に御迷惑をおかけしてばかりですが、「ポケットセラピストと関わってきたんだ!」ということが、10年後、皆様の今後のキャリアを大きく発展させることができるようにしますので、ぜひ当社を信じて、ともにポケットセラピストの世界観を創っていっていただけると嬉しいです。
今回ラウンドにおいて顧客ヒアリングに対応いただいた、ポケットセラピスト導入企業の皆様にも本当に感謝の気持でいっぱいです。
コニカミノルタ渕上さん、ジョンソン・エンド・ジョンソン岡原先生、BIPROGY橋本さん、塩野義 岡野さんがご対応頂きました。
何を話したかは把握していませんが、当社の顧客の特徴は、ポケットセラピストの良いところだけでなく、改善点等も明確にご指摘いただけることですので、おそらく包み隠さずに素直な意見を当社への期待も込めて伝えてくださったのではないかなと考えています。
普段の業務でご多忙な中にも関わらず、当社の急なオファーにもすぐに対応をいただけた皆様に、改めて心より御礼申し上げます。
そして、ポケットセラピストは導入を頂いてからが重要なプロダクトです。ぜひ、ポケットセラピストの世界観を社内に広める伝道師として、今後もお力添えを頂きます様よろしくお願い申し上げます。
健康経営のマーケットが一時期の流行ではなく、確実にマーケットが成長していくということを説明するために、私がもっている知識量だけでは不足している部分も多かったので、当社顧問の永田智久先生に相談させて頂き、ご多忙な中多大なご尽力をいただきました!
当社のブランディングやポケットセラピストの営業などに協力いただけるだけではなく、ファイナンス面でもサポートをいただけるとは思ってもいませんでした笑
永田先生は、当社のイベントにプレゼントしたバックテックTシャツを着てきてくださるなど、非常にフランクで心温まるコミュニケーションをしてくださる先生です。これからも末永くよろしくお願いいたします。
今回のファイナンスは、朝倉さんのご支援なしには達成することが出来ませんでした!本当に本当に有難うございます。
いつも当社の考え方をしっかりと受け止めていただいた上で、真摯なサポートをいただき、感謝しかありません。
情けない話ですが、不安な気持ちが溢れ出しそうなとき、お忙しい中にも関わらず、急遽電話でサポートいただき、冷静さや自信を取り戻すことができました。
近い将来、朝倉さんにCFOとして関わっていただく未来を勝手に夢見ていますのでw、これからもよろしくお願い申し上げます。
社員・業務委託関わらず、バックテックメンバーにはいつもですが、いつも以上に支えてもらった期間だったかと思います。
普段の業務もしながら、ファイナンス活動をしていたので、どうしても時間や精神的な余裕がなくなり、ゆっくりと相談に乗れなかったり、適切なサポートに時間をさけなかったこと申し訳なく思っています。
でも、そんな中でも「ファイナンスに集中してください」などと声をかけてくれるメンバーもいて、感謝してもしきれません。
ファイナンスが実現できた裏側には、ポケットセラピストを開発・改善している開発チーム、その価値を新しい企業に提案してくれているセールスチーム、導入先がうまく活用でき、一人でも多くの笑顔を増やすために日々奔走してくれているCSチームの努力の結晶があります。
あまり言葉で伝えることはないかもしれないけど、本当にいつもありがとう。
シリーズBを終えた今、調達した資金を軍資金として、さらなる成長投資を行い、非連続な成長を達成できる組織を作っていきます。お金が集まったから安心ということは一切なく、その投資いただいた貴重な資金を元に、事業/組織を急成長させる責務があるので、より身が引き締まる想いで、日々を過ごしています。
当社のポケットセラピストは10年後、働くすべての人が必要とするサービスになります。就職や転職したら、会社から支給されるスマホにプリインストールされており、まさしく、皆さんのポケットに信頼できるセラピストがいる、安心感に包まれた世界の実現です。
最速でミッション・ビジョンを達成するためには、共に手を取り合いながら、歩みを進める仲間が必要です。バックテックでは、大きな挑戦をするべくスタートアップマインドに溢れた仲間を募集しています。
約2万文字近い長文となってしまいましたが、ここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました。ここまで読んでくれた方は、当社に少なからず興味を頂いている方かなと思いますので、言わせていただきますがw、当社のミッション・ビジョンをともに達成していく、ベンチャーマインドに溢れた仲間を全方位で募集しています!(COO、CTO含め)
現在は10名程度の小さな組織ですが、2023年3月までに約40名弱の組織にしていくフェーズで、事業はもちろん、組織も拡大させ、裁量を持ちながら様々な経験ができるフェーズです。
コロナ禍の今だからこそ、大胆に挑戦できるスタートアップというフィールドで、ともに社会にインパクトを与えて行きませんか。
ぜひ、あなたからのご連絡お待ちしています!
▼CACさん主催のカムスタ!ミートアップに登壇します!カジュアルに話しましょう。