フリーランス10年を経て転職した話 - バックテック福谷のほんわかヘルスケアチャンネル | stand.fm
自己紹介 #フリーランス #デザイナー #開発 #転職
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はじめまして、UX /UIデザイナー松永映子です。
これまで、デザイナーとして制作会社とフリーランス、主にWebサイトの構成提案からのデザイン・イラストの作成・アプリ制作など、主に請負サイドで制作をしてきました。
そんな私が、事業会社のバックテックに入社して3ヶ月、事業会社と制作会社の違いや、バックテックの会社のことなど、色々書いてみたいと思います。事業会社への転職を考えている方に参考になるとうれしいです。
制作会社やフリーランスで働く場合、制作物に対しての報酬をもらうという特性から、どうしてもエンドクライアント企業や会社の方針に従う必要があります。それは、費用面の問題・方針の食い違い・企業内での承認フローなど様々な場面ですこしづつ存在するもの。
終りがあるから制作会社やフリーランスデザイナーは納品の完了時点で次の新しい案件へスッキリと向かうことができる...とはわかっているけど...けど!!!!!というジレンマを抱えていました。悩みながらも、請負での仕事も好きだったためデザイナーのお仕事続けてきましたが、アプリデザインの案件にかかわったことで大きく事業会社への興味が傾き、10年ぶりに事業会社メインで転職活動に踏みきることにしました。
事業会社といっても、様々なタイプ様々なサービスを持つ会社があります。
当初は途方にくれたものの、折角の機会だからと会社見学のような気分で興味を持った企業さんに片っ端からアクションを起こしました(笑)
そのなかの一つが、現在入社したバックテックです。
最初にWantedlyで事業内容を見たときに「肩こり・腰痛の解消がビジネスになるんだ...!」と衝撃を覚えたのをよく覚えています。私にとって肩こり・首コリ・腰痛は、今の仕事を続ける限り永遠の友、整体に行って緩和改善したとしても根本治療は難しいと思っていたからです。アプリで改善し、それがビジネスになる...?!どうやって?!と思いそのままの勢いでアクションをおこました。
何度かお話を重ねるうちに、事業内容への興味がどんどん「持っているスキルを使って一緒にお仕事したい」「力になりたい」と思うようになり、就職を決めました。
入社3ヶ月目ですが、振り返ると事業会社でのお仕事と、請負のお仕事の感覚の違いに四苦八苦し続ける3ヶ月だったなとおもいます。請負の会社の場合、内容をかっちり決めた上での構成提案/作成がメインになる為、デザイン自体のアウトプットの正確さ(確定したらすぐコーディングに出せるレベルのものを最初から作る)が前提でスピードがあるとなお良い...というのに対し、バックテックなどの事業会社では、まず内容がふわっとしたままの「何か」を渡され、粗くてもいいのでとにかく早く形をおこす!ということが要求されます。その後、社内での確認やユーザーテストをガンガン繰り返して形を変えていく。(事業会社やプロジェクトでやりかたは違う場合があります。)
求める視点や速さ、力をかける場所が違うんだなということを、作業してあらためて感じ続ける3ヶ月。
こうしてテキストに起こすと理論的に話せるのに、実作業ではまだ粗さの程度がつかめていません。くやしい...!気がついたら「理路整然としたどこに出しても恥ずかしくないもの」を出そうとして、出せない。とまる。ということを繰り返していて毎日もがいています。
もがきつつもこの3ヶ月どうにか食らいついて作業できているのは、周りの人たちが困った時に声を上げると受け止めてくれるからと思っています。黙って詰まっているとどんどん深みにはまっていってしまいますが、迷ったり困ったとき、仕様の意味がどうしてもわからないときは、声がけすると内容に応じたアドバイスがどこからか返ってきます。もちろん、前提として自分でできることはやる、というのも大事ですが...迷ったり困ったりした時に声を出すと耳を傾けてくれる人がいるというのはすごく心強いです。
デザイナーにも、いろんなタイプの人がいると同時に、得意不得意もあります。いろんな種類の案件をやりたい、制作者としてクオリティをレベルアップさせたいと思うデザイナーさんは制作会社で経験を積むほうがあっているし、ユーザーの反応を見ながら流動的に対応したい、ひとつのブランドやサービスにがっつりかかわりたい、という人は事業会社が向いていると思います。
更に言うと、事業会社で目標に向かって自分で考えたデザインやサービスを提案実行していきたい!というデザイナーさんはバックテックにとても向いていると思います!!
葛藤をつづけるデザイナー(わたしです)と一緒に仕事をしましょう!
お話できるのを楽しみにしています。
⏬福谷さんとの対談の様子です。