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【インタビューvol.9】mcframe開発エンジニア「チャレンジ精神を持った人・製品を育てるマインドに共感できる人・進歩のために新しいことにトライする人、WANTED!」

新卒入社以来、一貫して自社製品開発に取り組んでいる、開発エンジニアの津島さん・久保さん・別役さんに、これまでの業務経歴ややりがい、そしてどんなチームで製品開発に取り組んでいるか、お聞きしました。

津島 新卒入社当初は開発エンジニアとして、mcframeの機能強化、製品サポートを担当していました。時に、mcframe導入PJから、製品の利用方法、カスタマイズやアドオンの相談を受け、ユーザの課題解決に向けた支援も経験しました。弊社主力製品である「mcframe 7」の開発着手を機に、新製品の開発を担当したのち、現在ではその「mcframe 7」の開発PMとして、開発計画立案、要員調達、要件定義、進捗管理、品質管理、予算管理などPJ全般の管理に携わっています。
また、mcframe利用ユーザ様の集まりからなる「mcframeユーザ会(MCUG)」にも参加しています。ユーザ様の課題解決に向けた相談対応や今度の製品強化のために製品要望の収集も実施しています。

久保 私は新卒入社3年目までは、mcframeの生産管理モジュールを中心に開発及び製品仕様の問い合わせ対応などを行っていました。入社4年目からは、それまで携わってきた製品のアーキテクチャ刷新PJメンバーとして参画し、製品開発の効率化を行う仕組みづくりをしました。入社11年目からは、新製品企画PJ(IoT製品)の技術リーダーとして参画し、製品企画に関わりながら製品のアーキテクチャ設計からアプリケーション開発まで開発全般を担当しました。リリース後も、この製品の開発を担当しています。
現在は先ほどお話しした自社開発IoT製品の技術リーダーを務めています。設計開発だけではなく、製品企画、導入支援と多くに関わっています。製品企画では、主に導入支援などで得たニーズをベースにした提案及び企画を実現するための技術的な提案を行っています。設計、開発に関しては、他メンバーの設計、開発のレビューだけでなく、自分自身で設計、開発も行っています。導入支援に関しては、基本的に製品の導入は自社のSI担当及びパートナー企業に担当していただきますので、その問い合わせ対応を中心に、トレーニングをしたり、必要に応じてお客様の課題を直接対応したりしています。

別役 私も商品開発部門にてmcframeのパッケージ開発に従事しています。「自社の主力製品の機能強化や保守」「新製品の企画・開発」「他社製品との連携機能開発」などを担当してきました。パッケージ開発以外の仕事としては、「社外の研究会活動」「導入PJの支援」「自動車部品メーカー様への導入PJへの参加」「mcframeのユーザ会の運営」といった仕事も経験しました。チームメンバー、チームリーダー、PMといった様々な立場でmcframeのパッケージ開発に携わってきました。
現在は、mcframeの新製品開発にPMとして関わっています。新製品はSaaSとして提供予定の為、単純に製品の機能を強化するだけでなく、「サブスクリプション」「カスタマーサクセス」「データドリブン」など、新しいビジネスモデルや仕事の進め方に適応していく必要があり、現在、全社で一丸となって準備を進めています。

「やりがい」と「難しさ」

津島 お陰様でmcframeは様々な業種や国内外問わず、非常に多くのユーザ様にご利用いただいております。製造業のお客様はモノづくりへのこだわりが強く、各社各様のノウハウがあり、パッケージシステムが合わないとよく言われます。その中で、より多くのユーザ様に標準機能でご利用いただける製品になるかを模索し、製品仕様に落とし込んでいくところは難しさもある一方で、非常にやりがいがあります。さらに単純な業務のシステム化だけではなく、どうしたらユーザ様のビジネスに貢献できるか、変革をもたらせられるかをイメージしながら、実際の形にしていく面白さもありますね。

久保 導入支援を通じてお客様の反応を感じながら製品開発を続けられるところがやりがいです。自分たちが作った製品をお客様に使っていただいて、フィードバックを得て、製品をよりよくしていく活動は特にやりがいと感じますね。 一方で、製品の改善は、目の前のお客様や未来のお客様だけでなく、既存のお客様への影響を考えて開発する必要がある点が難しいところです。また、開発作業だけでなく、導入担当や営業担当への情報提供などにより関係者全体を巻き込んでいく必要があるのが、やりがいであり難しいところですね。

別役 パッケージをお客様に導入するPJと、パッケージそのものの開発では、それぞれ異なるやりがいがあると思います。導入PJの魅力は、パッケージ機能や他社製品、アドオン開発などを組み合わせ、お客様の要件を満たすソリューション提案・実現することに、創造性が発揮できる点が挙げられるかなと思います。パッケージ開発は、何をなすべきかの正解を誰かが教えてくれるわけでないので、手探りで進めないといけない部分がある点に難しさを感じます。ですが、導入中のお客様だけでなく、製品をご利用いただくすべてのお客様に対して価値を提供できる影響範囲の広さが魅力だと思っています。

開発チームの雰囲気

津島 開発PJメンバーは総勢60~70人程度です。自社パッケージ製品のため、アプリケーションの開発エンジニアだけでなく、弊社独自の開発基盤そのものを開発する基盤エンジニア、複雑化する動作環境に対応するために開発環境・テスト環境を整備するインフラエンジニア、製品の問合せに対応するサポートエンジニアなど、多種多様なメンバーがいます。メンバーは真面目にコツコツこなすタイプの方が多いと思います。どうしたらユーザ様に満足していただけるかを、各々愚直に考えながら、製品に想いを込めて開発に取り組んでいます。

久保 私のチームメンバーは現在8名、そのうち開発を行っているのは6名です。開発は、基本的にはリモートで進めています。オンラインの開発ツールを使ってコミュニケーションをとりつつ、毎日20分程度の開発者ミーティングを実施しています。開発者ミーティングでは、進捗確認の他に開発で困っていることや気になっていることを議論したり、ソースレビュー時の気づきなどを共有したりしています。レビューやディスカッションを通じて製品の品質を高めるとともに、各自の技術力向上もできていると感じています。

別役 私自身はPMという立場であるため特定のチームに所属しているわけではありませんが、現在は「基盤機能を開発するチーム」「業務アプリ機能を開発するチーム」「エンジニアが創造性を発揮できる文化や開発プロセスを検討するチーム」「システムの開発環境・運用環境を構築するチーム」「SaaSビジネスの開始に向けてGo To Market戦略を策定するチーム」などを構成し、業務を行っています。チームには、10年以上製品開発に携わっているベテランの方、他部署から異動してきた方、新卒で入社して間もない若い方、中途採用の方など、色々な人が所属しています。新しく入ってきた方にもチーム全体でフォローしてくれるため非常によい環境だと思います。

どんなメンバーと働きたいか

津島 どんなことにもチャレンジ精神を持って取り組める方と働きたいです。mcframeはユーザ様の”モノづくり”を支える基幹システムです。システムを導入することが目的ではなく、ユーザ様のビジネス自体を成功に導くことが重要です。そのためには既存の枠には捉われず、時には新しい技術を取り入れることや斬新なアイディアで新しいことに取り組むことも必要になってくると思います。どんなことにも前向きに、そして失敗を恐れずに、チャレンジしていく姿勢ですね。

久保 担当している IoT製品は、IT技術の総力戦だと思っています。エッジ、ネットワーク、UI、パフォーマンス、データ解析など。どこか強みを持ちつつ、他の領域も基本的な知識を学ぶ意識があると嬉しいです。そして、「製品を育てる」というマインドに共感できる方と一緒に働きたいです。今までの製品の背景を理解しながらも新しい挑戦により製品を進化させるマインド。作るだけでなく、お客様に使っていただくというマインド。使っていただいたお客様、SI担当の方の声を聴いてよりよくするために必要なものを考えるマインドなどを持っている方と、一緒に働きたいです。

別役 私が入社した当時に比べると組織も大きくなってきているため、商品開発部門として大事にしたい価値観を明文化し、浸透させる活動をここ2年間ほど継続して実施しています。新しく仲間になっていただく方にも、「相手に信頼してもらうために、相手の考えを尊重しつつも自分の考えを明確に伝える」、「進歩のために新しいことにトライする」、「何を大事にすべきか、今は何を優先すべきかを考え、本質を捉えながら変化に追随する 」、「欠点だけでなく、良いところにも目を向ける」という価値観や姿勢に共感してもらえると、非常に嬉しいです。

また、mcframeのような基幹システムをSaaSで提供している企業はあまり多くはありませんが、コロナ禍を経験しSaaSに対する市場のニーズの高まりを感じています。非常にチャレンジングでやりがいのある仕事です。ご興味がある方はぜひB-EN-Gに入社し仲間になっていただきたいです。

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