【インタビューvol.4】祖父尼本部長「色々な視点や価値観を持っている人、WANTED！」

SCMソリューション第2本部の祖父尼本部長に、B-EN-Gのメンバーや働き方について聞いてみました。

コンサルティングサービスを提供する

SCMソリューション第2本部では、主に製造業のお客様にSAPやERP周辺システムを導入する業務を行なっています。そして生産管理、製造実行管理、品質管理、購買在庫管理、製造設備連携といった広い業務領域を担当しています。メンバーは50名程で、女性は7名在籍しています。私の仕事は本部全体の方向性や2年後3年後の戦略を立てて、実際に活動として実行していくことです。お客様を取り巻く環境が刻々と変化していく中で、どのようなソリューションが必要とされているのか、それらをどのように提案していくか、またその為にどういった業務領域、ソリューションの人財ポートフォリオを組み立てていくかを考えながら進めています。

我々は、プロジェクト遂行全体のコンサルティングサービスを評価していただき、様々なお客様とお取引させていただいています。だからこそメンバーには、ただシステムを導入するという事ではなく、サービスを提供するということを自覚しようと言っています。コンサルティングサービスは、お客様に継続して信頼をしてもらうことがとても大切だからです。システムを導入する立場のお客様は不安が多いです。該当のシステムやソフトウェアについてあまり詳しくなかったり、他社は同様の課題にどう対応しているかわからなかったりする中で、今回のプロジェクトを無事に成功させられるだろうか、といった不安を抱えながら、B-EN-Gに相談をしてきてくださっています。

だからこそお客様の味方になり、小さな振る舞いでも不安を感じさせないことが大切だと考えています。打ち合わせにいつもギリギリにくる会社、いきなりパソコンを開いて下を向いている人、この人達大丈夫？って思いますよね。お医者様と一緒で、カルテばかり見てろくに患者を見ずにお薬出しておきます、と対応をされるお医者様には、安心して話をすることは出来ないですよね。一つ一つの小さな積み重ねが信頼に繋がり、お客様がプロジェクトに集中していただける環境が整う事で、プロジェクト関係者全員が同じ目標に向かって進んで行けると考えています。

一人一人のやりがいを大切にしている

マネージャーとは毎週ミーティングを行って、プロジェクトの進捗や各メンバーがしっかりと仕事が出来ているか、プロジェクトチームやお客様、パートナー企業も含めて困っている事がないかといった情報を共有し、何かあればその場ですぐに対応を決めています。各部それぞれのマネージャーが個別に管理するのではなく、複数のマネージャーで全員をマネジメントする事で、直属の上司でなくても誰にでも相談を出来るようにしています。私たちが常に気にかけているのは、みんなが元気に仕事に取り組むことが出来ているか、ということ。良い環境の下でメンバーが集まって、良いアウトプットを出してもらう事が重要だと思います。

人事制度とは別に、様々なタイミングでメンバーに最近どうしてるか？といった個別の面談も行っています。とりとめもない話をする中で、私たちの本部の方向性を話し、メンバーの声に耳を傾けながら、全員が同じ方向を向いて仕事に取り組む事が出来ればと考えています。念頭に置いているのは、その人の身になって考えること。それぞれのメンバーが、仕事にやりがいがあって幸せ、と思えることが私も幸せですし、それがお客様の幸せにも繋がると思います。

若手が多い部署なので、B-EN-Gの将来を担うメンバーを一番優先して考えられるのは私たちしかいないと思っています。だから私の最優先はメンバーです。ありがたいことにそういうことが言えるのは、周りの部署の理解と強い信頼関係があるからで、会社の規模が大きすぎず、小さすぎないからこそ出来ることなのかもしれません。

色々な視点や価値観を持っている人、WANTED！

すごくざっくりとしていますが、私が考えるB-EN-Gな人とは、「プロのエンジニアリング集団であることを大事にする人」です。システムの技術力は当然必要ですが、それを仕事としてアウトプットする時に、常に前向きであったり、お客様の話をじっくり聴く姿勢であったり、社内でお互い助け合う活動であったり、高い品質を追求する頑張りであったり、随所にプロのエンジニアリング集団であるという意識がにじみ出るような人、という感じです。

高い品質を追求するといった動きはどの会社でも普通に行うことですから、それができるからB-EN-Gな人ということでは無くて、個人プレーではなくエンジニアリングの組織力を良く知り大事にして、活かすことが出来る人。同じことをやっていても、一本そういう筋がピーンと背中に通っている、というイメージです。プロジェクトに限らず製品開発に携わっている方も、管理部門の方も、会社の活動全体がエンジニアリングであると見れば、社内活動の繋がりを意識して動いている方は同じ意味でB-EN-Gな人だと思います。

性別、国籍、年齢問わず色々な視点や価値観をもったメンバーと仕事をしていきたいと思っています。偏ったメンバーしかいない組織は状況の変化に弱いです。お客様のニーズの変化に足並みを揃え、常に結果を出し続けて評価され続けないと、すぐに仕事が無くなるシビアな業界です。そういう状況の中で、様々な強みを持った人が集まって活躍し、価値を提供し続けられる強い集団でありたいと考えています。その人にしか見えない視点があるからこそプロジェクトが上手く進む事が出来た場面を沢山経験しています。プロのエンジニアリング集団のメンバーとして製造業に貢献をしたい、この想いを持っている人は是非、B-EN-Gで一緒に挑戦をしていきましょう。