今回は、アジュールパワーの主力事業のひとつでもある「クラウドインテグレーション事業」を統括している、佐藤 和(のどか)さんをご紹介いたします。
■アジュールパワー入社のきっかけを教えてください。
私は約17年間、マイクロソフト株式会社(現:日本マイクロソフト株式会社)にて、システム管理製品・Windows Server・Azure などのプリセールス活動に従事し、大手企業、官公庁向けへのシステム提案、製品販促のためのマテリアル作成・社内向けの啓蒙活動、イベントで登壇するなど幅広くキャリアを積んできました。
大きな組織の一員として一つの仕事にじっくりと取り組めた反面、なかなか自分が中心となってビジネスをドライブできないことにジレンマを感じておりました。
そういった背景の中、自分が今まで取り組んできた技術スキルを活かすことができ、また一からビジネスを作っていくことができるというダイナミクスさに魅力を感じ、アジュールパワーに入社しました。
■現在は、どのようなプロジェクトに携わっていますか?
クラウドインテグレーション事業全体のプロジェクトに携わっています。
お客様向けにクラウドを使用したシステム提案・構築活動を行うだけではなく、クラウドインテグレーションに関する様々なサービスの企画・構築なども行っております。例えば、クラウドインテグレーション事業で培ったノウハウをナレッジとして提供するためのトレーニングサービスの構築やデリバリーもその中の一つです。
※弊社トレーニングスペース内でおこなわれた「技術者トレーニング」の一幕
Azureをはじめとするクラウドサービスは、常に新しいサービスや機能が提供され続けているので、教える側の立場の人も常に新しい技術を学び続けなければならない点が大変です。
現在は、新たに Azure を対象としたマネージドサービスの提供を準備しております。クラウドサービスはオンプレミスのシステムとは異なり、クラウド事業者が提供しているサービスの中で運用サービスを行う必要があります。そのため、システムとして注視しなければいけない部分の勘所やクラウドサービスの仕様や制約といった部分との付き合い方も重要になってきます。
■この仕事の楽しさはどんなところですか?
クラウドを使ったシステム案件は、オンプレミスベースのシステム構築案件と比較して、早いサイクルで進むことや、お客様とダイレクトに会話をしシステムの提案・構築ができますので、「お客様のためにシステムが提供できた」という達成感を味わうこともできます。
また、クラウドサービスはブラウザーとインターネット回線があればすぐに利用できるので、実際の動きを簡単にためすことができるところも技術者として楽しいところです。
■ご自身のキャリアビジョンについて教えてください。
組織としてビジネスを大きくしていきたいのは当然ですが、様々な活動を通して技術的な情報を発信し、周りに影響を与えることができるようなエンジニアでありたいと考えています。
■クラウドインテグレーション事業部の方向性について教えてください。
クラウドサービスには、様々な技術要素があり、とても一人ですべてを見ることはできません。組織で働くエンジニアの皆様には、それぞれの強みがあると考えています。
各エンジニアの強みを組み合わせて、チームとして様々な課題に取り組んでいくことができれば良いと考えております。
また、常に新しいことにチャレンジしていくことができる組織であるべきなので、今ある強みを活かすだけではなく、それぞれのエンジニアが新しい強みを生み出していくことを大切にする組織にしていきたいです。
今回はエンジニアとして、またクラウドインテグレーション事業部 本部長として、日々多忙を極める中、休日は3人のお子さんと一緒に遊ぶパパとしての一面を持つ、佐藤 和(のどか)さんをご紹介いたしました。