複数の広告関係のキャリアを経て、アクシスに入社。人の幸せを一番の喜びと感じる営業部マネージャーの澤田さんに、これまでのキャリアからアクシスを選んだ理由や、今後目指すゴールは何か?など、たっぷり語っていただきました!
目次
◆マス広告から、インターネット広告へ
◆プレイヤーとしての喜びと、マネージャーとしての喜び
◆アクシスと、これからの未来
マス広告から、インターネット広告へ
― 澤田さんはずっと、広告に関わるお仕事をしてらっしゃったそうですね。今までどんなキャリアを歩んで来られたんですか?
澤田:
新卒でリクルートに入社し、販促領域の営業を8年間経験した後、広告代理店に転職しました。
当時はリーマンショック真っ只中で、マス媒体の広告費は下がっていく中、インターネット広告だけは右肩上がりに伸びている時代だったんです。そんな中、僕のいた会社の顧客からはインターネット広告のニーズが少なく、時代に逆行するように紙媒体の営業を行っていたんですよ。
そこで、広告の仕事自体は好きだったんですが、アナログな営業を行っていることに疑問を感じるようになって。次第に転職を意識するようになりました。
― “インターネット広告”が転職活動にあたってのキーワードだったんですね。他に転職活動の軸となるものはあったんでしょうか?
澤田:
転職を決めた際、僕は既に結婚していたので、「地元・岐阜の会社に就職する」ということは決めていました。だけど当時は、結構ブレブレで(笑)安定した会社も良いなと思って、地元のガス屋さんも受けたりしていましたね。ただ面接で話をする中で、“あ、自分はやっぱりここじゃないぞ”って気持ちが高まってきて。
10年近くやってきた業界のことは、やっぱり好きだったんですよね。そこで、Webやメディアなど、情報発信に携わる仕事がしたいって再認識したんです。
それから心機一転してWeb系の会社を探す中で、アクシスに出会いました。
入社の決め手は、僕らしさが活きる働き方を社長が提案してくれたことですね。当時アクシスには営業が一人もおらず、社長が担っている状態だったので、「コンサルティング部で経験を積んで、今までのキャリアを活かして営業チームを引っ張っていって欲しい」と言ってくれて。アクシスで働く自分がイメージできた瞬間でした。
プレイヤーとしての喜びと、マネージャーとしての喜び
― 営業部では、具体的にはどんな流れで仕事が進むのでしょうか?
澤田:
営業職ではあるのですが、僕のやっていることは世間一般が抱く「営業」のイメージとはちょっと違っているかもしれません。営業というと、必死にテレアポをして「この商品を買ってください!」と提案に行き、断られる…
そんな仕事を想像される方が多いのですが、アクシスは完全に“プル型の営業スタイル”に徹しているんです。だから、営業活動をさせていただく対象はあくまでも、お問い合わせがあった方や、社長から“こんな案件がある”と話のあった方のみ。
”課題や叶えたいことはあるけれど、どうしたら良いかわからない”という方なんです。
“既にニーズがある営業なら、簡単そうじゃん!”と思われるかもしれませんが、意外とそうではなくて。
お客様の話を聞いていると、「Aで悩んでいると言っていたけど、本当はBだった」なんてことがよくあるんです。こうして隠れていた課題を引き出し、「そうそう、本当はBに困ってたの!」と共感を生むことが、僕たちの営業においてはすごく大切だなと思います。その上でオーダーメイドのプランを提案し納得いただけると、この仕事をしていて良かったなと感じますね。
― 営業のプレイヤーとしてだけでなく、マネージャーも担われているそうですね。マネジメントをするようになって、苦労したポイントはありますか?
澤田:
”相手を受け入れ、いかにその人のためになる仕事を与えるか”ということですね。会社を引っ張っていく立場になり、自分より10歳以上年下のメンバーと仕事をする機会も増えてきました。そんな若手メンバーに対して、最初の頃は“どうしてできないんだろう”ともどかしい気持ちになることもあって。
それに、会社として目標に掲げている数値が達成できるかどうかの瀬戸際にいると、“なんでもっと力を貸してくれないんだろう”と僕だけが必死になってしまったり。でもそれは、自分を守るための仕事であって、相手のことを考えていない仕事だなと気づいたんです。
そこからは、同じことであっても捉え方が違うことを理解して、一人ひとりに寄り添った仕事の進め方、マネジメントの仕方を意識するようになりました。
― メンバーの成果を引き出すために、気をつけていることは何ですか?
澤田:
先ほどの話にも通じますが、みんなが「僕は・私はこれがやりたい」と主体性を持って仕事ができる環境をつくることですね。幸い自分の部下として入ってくれたメンバーは、興味のあることに積極的にアクションしてくれる人なんです。そんな若手の”やりたい”の気持ちを応援したいなと思いますね。
今の世代の人たちって僕の時代とは全然違っていて、基本的に「やらされ仕事」には抵抗感が強い子が多いと思うんです。「仕事だから、辛いこともとにかく耐える」なんて考え方も古いと思いますし。もちろん、時には辛抱強く頑張らないといけないこともありますけどね。
だからこそ、自分の価値観を押し付けることなく、しっかりと相手のことを理解したいですね。その上で、”どうしたら活き活きと働けるか”を叶えられる環境づくりやサポートをしたいと考えています。
― チームを高めていくために行っていることはありますか?
澤田:
営業チームだけでなく、コンサルチームのメンバーも対象に最近1on1を始めました。
主に話していることは、その子が立てた目標に対して今どんな結果が得られているのか、何か悩んだり困ったりしていることはないか、などです。そして話を聞いて、自分にできることであれば全力でサポートしますし、悩みを解決するためのアシストもしています。
やっぱり直属の上司だと業務マネジメントが中心になってしまうので、この距離感だからこそできる関わり方だなと感じています。まだ1on1を始めて間もないですが、“話を聞いてもらえてスッキリした”、“業務以外の話ができて楽しかった”と言ってもらえることが多いので、これは続けていきたいなと思っています。
アクシスと、これからの未来
― “アクシスに入って良かった”と思うポイントは何ですか?
澤田:
「社員一人ひとりと本気で向き合ってくれる会社」なところですね。組織だとやっぱり、その中で求められる役割を担うことが多いので、“自分は会社の駒だな”なんて感じたことがある人も多いと思うんです。
でもアクシスでは、それを感じることが一切ない。関わっている社員の幸せを本気で考えて、個人の夢や目標を尊重しようとしてくれる。そして、そのために必要なことがあったら取り組む機会を与えてくれるんです。
仕事でいくらスキルや経験を積んでも、人間として成長しなければ乗り越えられない壁がたくさんあって。そんなことを気づかせてくれたアクシスと社長に、感謝しています。
― こんな人と一緒に働いてみたい!という人物像について教えてください。
澤田:
僕は人と関わることが好きなので、どんな方とでも一緒に働いてみたいですよ。アクシスに向いているなと感じるのは、「困っている人の力になることに喜び・やりがいを感じられる人」ですね。
僕たちのしている仕事は複雑で専門性が高いので、お客様が自社ではできない技術や私たちの知識を信頼していただいて、お仕事に繋がっています。
自身のスキルアップにもなるし、その力を活かして人の役にも立てる。
こんなに面白い仕事はなかなかないんじゃないかな、と思いますよ。
― 澤田さんが今後挑戦してみたいと感じることは何ですか?
澤田:
“マーケティングを通じて人々の心を豊かにすること”ですね。
これは社会人になってから変わらず持ち続けている想いです。自分が動くことで、世の中のどこかで新しい発見や体験ができて、喜んでくれる方がいると信じています。そんな機会をどんどん作っていきたいなと思います。
もちろん、僕自身は技術者ではないので、直接納品物をつくることはできません。でも、人と人の出会いを生み出す。そんなきっかけを作ることだったらできる。だから、目の前の一つひとつの出会いを大切にしながら、そこに関わる人を幸せにしていきたいです。