こんにちは!株式会社アクセルスペース採用担当のMegです!
今回は、社員紹介記事、第4弾!
なんですが、今回紹介する社員にも関係する、嬉しいニュースを共有させてください!
実は、この度、Axelspaceの地球観測プラットフォーム「AxelGlobe(アクセルグローブ)」が、
「2021年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞」(日本経済新聞社主催)と、
「第10回 技術経営・イノベーション大賞 総務大臣賞」(一般社団法人 科学技術と経済の会 主催)
を受賞致しました!!🎉
AxelGlobeは、世界のあらゆる地域を高頻度で観測できる次世代光学地球観測プラットフォームでして、
現在は衛星5機体制で、同一地点を2〜3日に一度観測し、地上分解能2.5mの画像提供することが可能となっており、2022年中には9機体制を実現し、世界の毎日観測を可能にする予定です 🛰🌎
衛星が撮影する画像は、作物の生育管理や収穫適期予測等の精密農業、都市計画や経済動向把握、災害対応への利用のほか、withコロナ時代のサプライチェーンのリモート監視、SDGsへの貢献やESG対応のための環境モニタリングといった活用が注目されています 👀
AxelGlobeでは、撮れた衛星画像をどうユーザーに使用してもらうかがキーなってくるのですが、
今回は技術サイドからクライアントを支える、リモートセンシングスペシャリストの中野に色々話を聞いてきました!!
中野 森平(Shimpei Nakano)
新卒で入社した企業で、リモートセンシング(Remote Sensing)に関する研究開発、地球観測衛星データの処理システム・ソフトウェア開発に従事。その後、2021年にAxelspaceにリモートセンシングスペシャリストとして入社し、今に至る。
趣味は、渡邊雄太選手とトロント・ラプターズ(バスケ)の追っかけ🏀
Podcastを聞くのも好き(個人的おすすめ:Rebuid.fm、バイリンガルニュース、東京ポッド許可局、コテンラジオとか)で、あとは最近たまご焼き🍳を作るのがマイブーム。
リモートセンシングスペシャリストってどんな仕事をしているんですか?
そもそもリモートセンシング(リモセン)というのは、遠く離れたところから直接触れずに対象物の詳細(大きさ・形・性質等)を観測する技術のことを指すのですが、この技術を通して、実はいろいろな技術に関わることが出来るんです。技術面では、宇宙工学はもちろん、勢いのあるデータサイエンスを含む最新技術が自分の仕事につながってくるのが面白いですし、実利用分野も農林水産業やインフラ・土木・防災など多様で、自分の全く知らない分野の方とお話しすると毎回新しい発見があって楽しいです。
あとは綺麗でジオい(= Geoい)画像をたくさん見れることが日々のやりがいですね(笑)
その中で、アクセルスペースでは、主に下記のような業務を担当しています。
- 衛星データを使ったソリューションプロジェクトの提案
- 概念実証(PoC : Proof of Concept)事業での衛星データの解析、撮影計画立案のサポート、データの品質管理、サービス運用の改善、新規プロダクトの仕様策定など
- お客様と営業・各技術部門との間に立ち、リモセンの観点からサポート
初めての転職で、宇宙ベンチャーを選ぶのって簡単な決断ではなかったと思うのですが、なぜ応募してみようと思われたのですか?
アクセルスペースのことは、リモセン業界では有名な企業なので、しばらく前から存在は知っていました。
日本初のコンステレーション(複数衛星による地球観測網)を達成しようとしていた企業なので、周りも注目していましたし、一方で本当にできるの?大丈夫なの?という声もありましたね笑
私はなるべく長くリモートセンシングに関わる仕事を続けたいと思っているのですが、今後のキャリアを築いていく上で、いつかデータプロバイダーの立場で働いてみたいという思いはありました。
リモセンデータの社会実装を考えていく上で、画像をどこかから買ってくるのではなく、撮影計画の段階から関われるのがとても魅力的だと思いました。
宇宙ベンチャーは、事業を立ち上げてから(文字通り)軌道に乗るまでとても時間がかかりますし、リスクもたくさんあります。私の仕事はどちらかというと衛星開発を担当しているわけではなく、衛星が打ちあがってからが本番なので、入社したところで自分の役割はあるのか?という不安はありましたね。
あ、あと採用選考では技術課題があったのですが、かなり実務的な内容で、「ちゃんと能力を見てくれてるんだ」という気がして、そういったところとかも個人的にかなり好印象で選考に進みました。
様々な期待と不安の中、入社されたと思いますが、実際に入社されて、ぶっちゃけどうですか?笑
宇宙ベンチャーに入社してもリモセンにおける自分の役割はあるのか?といった業務内容における不安ですが、私が入社したのがちょうどAxelGlobeの衛星が5機体制でサービスインしたばかりのころだったので、そこは全く心配する必要なかったです(笑)
実際に衛星運用の現場を目の当たりにして「これ全部自分たちでやってたんだ!😳」となったのが印象的でした。とても驚きましたね。
ビジネス面では日本だけでなく海外からの引き合いが多いことも驚いたポイントで、世界中からとても期待されているのだということを実感しました。
社風・チームに溶け込めるかといった不安もあったのですが、社員の多様性にはとても驚きました。
最初はメンバーの出身国もしばらくよくわからない程、いろんな国から人が集まっていることを知りましたし、メンバーの経験してきた職種の多様さは刺激的でした⚡️
チームとのコミュニケーションは英語がメインなんですが、実はそんなに英語が得意ではなく不安ではあったものの、コロナ禍でもみなさん言語隔たりなく、積極的にコミニュケーションを取ってくれて大変助かりました。
一方で、AxelGlobeは2021年6月に5機体制での運用が始まったばかりで、衛星データプロバイダーとして成長していくためには、プロダクトの品質向上、拡充、運用の効率化など、まだまだ改善していかなければいけないところがたくさんあります。
追加で4機の衛星の打ち上げも控えていますし、サービスの充実化を加速させていきたいですね。
その上で、データのユースケースもどんどん増やしていきたいと思っています。
リモートセンシングの求人情報は他社でも見かけますが、アクセルスペースで働くことの他社にはない強みってなんだと思いますか?
そうですね、なんといっても、自社の衛星で撮影した画像すべてにアクセスできることだと思います。
また、アクセルスペースでは人工衛星そのものの製造から運用、データの生成、ソリューションサービスの提供まで一貫してやっているので、ハードウェアや衛星運用のエンジニア、Webサービスを開発するソフトウェアエンジニアなど、多様なメンバーと直接改善に向けたディスカッションができるのはとてもよいことだと感じています。
宇宙開発に限らず、これだけ多様な専門分野が関わる仕事では、たくさんの会社が関わるのが普通だと思いますが、組織間のコミニュケーションがうまく行かずもやもやしている人も多いんじゃないでしょうか🤔
もちろんアクセルスペースでも立場による意見の違いはありますが、みんな目指すところは同じなので、同じ目標達成のために、組織内で直接連絡取って話し合えるのはやりやすいですね。
最後に:アクセルスペースでは、現在、リモセン経験者を積極的に採用中ですが、どんな人と一緒に働きたいですか?将来のチームメンバーに向けて、メッセージをお願いします!
転職考えていない・迷っている方様々だと思いますが、アクセルスペースでの仕事は、リモセンが好きで、衛星データを使って自分のアイディアを実現したい人にとって、とても刺激的で楽しい環境だと思います。
衛星画像が好きな人にとっては、よだれが出るほどジオいデータがあるのでおススメですし、衛星データを通じて自分のアイディアを実現したい人にとってもよい環境だと思います✅
リモセンが好きだと思える人と一緒に働いて、楽しくリモセンの話をしたいなと思っていますので、
ぜひ一緒に働きましょう!!!🙌
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