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【2020年入社/エンジニア】高専、文転、ワンキャリアインターン、起業を経験した私がなぜアトラエを選んだのか

▽ 簡易プロフィール
中村充(まこと)。1997年生まれ。
群馬高専電子メディア工学科卒業後、九州大学経済学部に編入学。その後、2020年にアトラエに新卒で入社し、完全未経験からエンジニアとして働いてる。

▽ 学生時代の主な経歴
・2社起業
・スモールビジネス・スタートアップを立ち上げ
・世界最大のリーンスタートアップ式ビジコンJBMCの日本代表に選抜
・数千万円の資金調達達成
・ワンキャリアの九州支部立ち上げとVCの長期インターンを並行

このnoteは、特に22卒やそれ以降の未来を考えている学生に見ていただきたいと思っています。アトラエという少し特殊な会社に意思決定をした私の、これまでの人生観と就職活動における考え方を今回のブログで書こうと思っています。こんな人もいるのか、こういう選び方もあるのかと思っていただけたら幸いです。

はじめに

就職活動をしていく中で私が大切だと思うことを少しだけ伝えさせてください。※面倒だったらここだけ読んでいただければOKです(笑)。

どうか、就職活動の中で自分自身にも周りの人にも嘘をつかないでください。就職活動で最も重要なことは意思決定における納得感です。嘘をついて意思決定すると必ずどこかで良心の呵責に苛まれて、意思決定に後悔することになります。みんながこうだからではなく、自分はどうしたいのか?という視点で自分の人生にまっすぐ向き合い続ければきっと素敵な未来になるはずです。どんな条件があれば納得できるかな?と必死に考え続けて重要だと思った条件を後述させていただいています。

どうしても譲れなかったこと

人生を歩んでいく上で「仲間に恩返しできる自分でいたい」「楽しいことをしたい」この2点が私にとってどうしても譲れないことでした。少し昔にさかのぼり、なぜこのような思いを抱くようになったかについて軽くお話します。

私が生まれ育った環境はいわゆる団地で、たくさんの「仲間」に囲まれて幼少期を過ごしてきました。その後の人生でもたくさんの「仲間」に囲まれ、助けられる経験も多くありました。

中学生の頃、サッカー部に入部しましたが、一人初心者でボールの蹴り方すらわからないという状態でした。先輩からも「雑魚は一生走ってろ!」というような扱いで、3年生が引退するまでグラウンドには一切入れず、毎日20キロ以上走っていました(笑)。そんな時、「仲間」が練習の時間を割いてボールの蹴り方から教えてくれたり、休み時間にボールを使った練習に付き合ってくれたりしました。そのおかげで「いつかこいつらと試合に出たい」と部活を辞めずに頑張り続けることができました。

他にも高専で勉強が全くできない私を助けてくれた仲間やそれら全てを支えてくれた家族と大切にしている彼女がいたので今の自分が在ります。それ以外にも、ここでは書ききれないほど周りの「仲間」から助けられる経験をしてきました。なので、これからは自分がその恩を返せるような人間になっていきたいという想いが強く「仲間に恩返しできる自分でいたい」という点が譲れないポイントの一つにあります。

楽しいことをしたいという思いは何かきっかけがあったからとかではなく、子供の頃からこの感情が変わっていないだけだと思います(笑)。
ただ、楽しいという意味を勘違いの無いように少し説明させていただくと、”大きな目標に向かい、その過程がどんなにきつくても諦めずに最後までやり抜くこと。その過程自体をワクワクした状態で実行すること。”が私にとって「楽しいことをすること」です。

”働く”ってなに?おいしいの?

就職活動を始めた時16年間ずっと学校に通っていたので、正直全く社会で働くという実感がわきませんでした。

その時、なんとなく気になって「人生における働く時間」を計算してみました。結果はだいたい10万時間でした。今までの私は、16年間生きてきたのでこれを時間にすると約20万時間です。その数字を見た時に「ちょっと本気出して、しっかり意思決定しよう」かなと思ったのが真面目に考え始めたきっかけです。

なんのために働くのか?

別に一生家でだらだらするでも、世界中を旅して回るでも、趣味を優先するでも、自分の人生の選択肢は無限にあり、必ずしも働く必要はないと思いました。しかし僕の譲れないポイントである「仲間に恩返しできる自分でいたい」「楽しいことをしたい」の2点を満たすには「働く」ことが最も合理的だと思えました。「働く」ことは誰かに何かしらの価値を提供することだと考えています。となると、私はどんな価値を誰に届けたいのか。これが重要でした。

中学3年生の時、大切な人に恩を返したいと思ったところからはじまり、高専、大学と経ることで、その対象はどんどん広がっていきました。今では世界中の人たちにワクワクするような価値を届けられたら素敵だなと思ってます。そこまでの過程を話すとちょっと長いのでできる限り簡潔に伝えさせていたくと、私は人生の豊かさを構成する要素の一つに自分自身が豊かな人たちに囲まれているかが重要だと考えていて、「だったら全人類豊かになっていれば問題ないな(笑)」と思い世界中の人たちにワクワクするような価値を届けたいと思うようになったという流れです。

で、具体的にどう選んだの?

具体的には3つのステップで選択していきました。

① マーケットの動き
② どんな人と働くべきか
③ 最後の決め手

① マーケットの動きをどうみるか
仲間に恩返しできる自分になるには、圧倒的なスピードで成長し続けられる環境でなければなりません。そして個人の圧倒的な成長には、成長するマーケットを選ぶ方が効率的です。それは、これまでの歴史を学んだことと、起業を通して実際にビジネスに触れた経験でとても重要だと感じました。じゃあ今後どの領域が成長をしていくのかを考えたときに、私は最終的に「IT×ヒト」の領域を選択しました。その理由は大きく以下の3つです。

1. 国がその領域にお金を投資している
2. 企業の成長を支えるプラットフォームである(今後消えにくい)
 ─ ヒト自体が成長産業を支える基盤である
3. 市場が世界中にあり、大きな市場である

② どんな人と働くべきなのか
小さいころから人生を振り返ったとき、私の中で大事だったのは「何をやるか以上に誰とやるか」でした。14年間捧げた遊戯王も、サッカーも、それが例え暇つぶしであってもやっぱり誰とやるのかが重要でした。

じゃあどんな人?一緒に何か成し遂げたいひとって?これまでの人生からまとめ、自分の中の一緒に働きたい人を定義しました。

一緒に働きたい人(組織も含む)の定義は以下の4つです。

1. 礼儀や恩など相手に対する敬意を忘れない人
 ─ 自分の損得ではなく、善悪で物事を判断できる人
2. 目的とそれに対する情熱がある人
 ─ 目的を持っていて、プライドの置き場がfor meではなく、for the teamである人
3. 個人のミッションやビジョンがチームのミッションやビジョンに重なっている組織
 ─ そのままなのですが、チームとして動く時に長期的に見てめっちゃ大事
4. 思考力を持っている人
 ─ 思考の早さ、深さ、広さ、細かさを高い基準で満たしている人

これを満たしている会社を見つけようとなり、色々な人に「俺に合いそうな会社知りませんか??」と聞きまくっていた所、先輩から紹介されたうちの一社がアトラエでした。合いそうな会社はアトラエだけではなく、他にもいくつかありました。

③ 最後の決め手
一つに絞るきっかけになったのはアトラエの社長(新居 佳英)との話です。最終面接の時、社長にあなたはどんな人なんですか?という意味の質問をたくさんしました。

「新居さんは周りの人にどんな人と言われることが多いですか?」

新居さん「ガキ大将と言われることが多いよ。昔からそうだった。ガキ大将には2種類いて、一つは高圧的なガキ大将、もう一つは信頼されるガキ大将、俺は後者と言われることが多いね。」

「どうしてそのように言われると考えてますか?」

新居さん「例えばだけど、そこにいる(オフィスで面接だったので)メンバーが癌になって2億円かかりますと言われるとするだろ。その時そのメンバーは、すぐに俺を頼って俺がなんとかしてくれると思うだろうし、俺自身もなんとかする自信がある」

この話を聞いた時に、単純にかっこいいし面白いと思った自分がいました。
何がかっこよくて何が面白いのか。この発言が出来、それを今すぐにでも実行できる、しかも社長という立場で本気で言っているところがかっこいいなと思いました。そして、私が大切な人に言いたいと思っていた言葉をそのまま言われたので、「この人はきっと信じられる」「この人と一緒ならきっと面白いだろうな」と思いました。

その後さらに驚きだったのが、オフィスで社員の方とお話ししていて面接どうだった?と聞かれたので、社長について聞きまくりましたと伝えたら、「頼れる人だよね。俺が病気になって働けなくなったとしても何とかしてくれるだろうし(笑)」と全く同じことを言っていて、そこまでの信頼が築けるのは素敵だなと思いました。

決断を正解にするしかない

どんなに納得する選択を見つけても、決めることはスタートラインでしかありません。ただアトラエに入っただけではワクワクできないし、ワクワクするような価値を届けることもできません。全ては自分次第です。だからこそ、アトラエを選んだという決断を正解にするために進み続けるしかありません

そんなこんなでアトラエで働いています。しかも、はじめは考えもしなかったエンジニアとして(笑)。全くの未経験のため苦しいことの方が圧倒的に多いですが、最高に楽しく働いてます!!アトラエで働き、楽しく働く世界のロールモデルになり世界中の人々を魅了する日を目指して頑張ろうと思います。

長い文章を読んでいただきありがとうございました。

最後に

今就職活動をしている人たち、これから始める人たち、いつでも相談してください。私にできることがあればなんでもします。先輩たちがそうしてくれたように私もその想いを引き継いでいけたらと思っています。私のFacebookにご連絡いただけたら嬉しいです。

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