途切れない⾒込み客の作り⽅。5%の努⼒とは!?
アトムストーリーの勤務は、11時から15時をコアタイムとする完全フレックスタイム制だ。「11時から15時は必ず仕事をしなければならないですが、それ以外の時間帯は都合に合わせて早めに切り上げたり、キリのいいところまで遅くまで粘ったりしてもかまいません」
営業(オピニオンレシーバー)である梅樹さんの場合は、10時から19時まで(休憩60分)を自身の勤務時間に定めている。「早くても商談が入るのは10時30分頃です。行動の自由度は高いので、急ぎの仕事が入っていなければ 15 時で上がって病院に行ったり、買い物へ行ったりとかはちょこちょこやっています」と明かす。現在は午前中に1件の商談、午後に3件の商談を組むといったリズムで、毎週少なくとも10〜15件の商談をコンスタントにこなしている。自宅に居ながらにして、日本各地のクライアントとつながれるのは、間違いなくフルリモートで仕事をする醍醐味の一つだ。
しかも商談はすべてオンラインで対応しているということは、客先への移動で時間をロスすることもない。考えてみれば、それも大きなメリットだ。業務中の移動時間が1時間減れば、その分仕事の手を休めずに済む。仕事のプロセスを前に進めることを考えれば、効率的で実にムダがない働き方と言えそうだ。もちろん会社への通勤時間もないから、プライベートにあてられる時間も増える。一日24時間をどう配分するかを自由に決められる点も、完全フレックスタイム・フルリモート制の大きな長所と言えそうだ。
しかし、アトムストーリーの営業が必ず「リアルの現場」に立たなければならない仕事もある。それは年に4回、東京と大阪で開催される展開会にブース出展する時の商談員業務だ。そこでの主な仕事は、自社ブースを訪れる人々との名刺交換。3日間でおよそ1000〜1500枚の名刺を獲得し、それが大切な見込み客となる。年間の仕事量から見れば約5%を占める程度の業務量だが、この展示会の商談員としての仕事から「途切れない見込み客リスト」が生まれる。おろそかにはできない、大切な仕事だ。
その見込み客をフォローしてアポイントを入れ、商談をセッティングし、そこから具体的な引き合いにつなげ、受注を獲得していくことが、アトムストーリーで営業(オピニオンレシーバー)に与えられた日常業務になる。梅樹さんが日々の業務として進めていることをざっくりまとめると、そういうことになる。
レアなケースでは、「この商品を PRしたい」「何月何日に開催するイベントのために…」と具体的な相談が寄せられることもあるが、大半の商談では会社紹介からはじめ、アトムストーリーが提供できるコンテンツやサービスを紹介していく流れ。それから相手の課題やニーズをヒアリングして課題を探り、それに対する解決方法を提案する。相手が提案内容に興味を示した場合は、検討期間を過ぎた頃合いを見計らって、検討結果を確認していく。丁寧なヒアリングとクロージングを意識した提案を心がけながら、多くの商談を淡々と消化していく。ちなみに、受注までの商談回数は平均2回と言うのだから、そのスピード感は瞠目するばかりだ。そのスピード感を支える秘密は、アトムストーリーの労働環境にある。
(第3回「いつも見られている?ITツールは友か、敵か?」へ、つづく)
株式会社アトムストーリーでは一緒に働く仲間を募集しています!
お気軽にご応募ください☆