なにをやっているのか
地域の企業・自治体関係者を招いたシンポジウムを企画
ギャラリー「BIYONG POINT」で企画展を開催
アーツセンターあきたは、秋田公立美術大学が設立したNPO法人です。多彩な教授陣が展開している数々のプロジェクトや研究成果といった美大のリソースと地域をつなげようと、アートとデザインを用いた新たなプロジェクトに取り組んでいます。
目指しているのは、市民にアートやデザインをより身近に感じてもらい、「まちに驚きと発見を生み出す」こと。大学に集積された「知」を生かして、企業や行政との産学官連携事業をはじめ、展覧会や公開講座、アートスクールといった教育事業を行っています。
【主な事業内容】
■ 教育事業
幼児から中高生までを対象としたアートスクール事業、大学が所有するギャラリースペース等での展覧会、レジデンス事業を展開し、市民が大学のリソースや取組みにアクセスできる場・機会を提供します。
<過去のプロジェクト例>
▼美大ギャラリーBIYONG POINTでの展覧会企画・運営
https://www.artscenter-akita.jp/archives/3043
▼アートやデザインに関する公開講座の企画・運営
https://www.artscenter-akita.jp/archives/1555
■ 広報事業:
大学やアーツセンターあきた独自の取組みを紹介する公開講座や展示事業等の企画・運営や、ウェブやSNS、印刷物などを通じた情報発信を担います。
<過去のプロジェクト例>
▼美大サテライトセンターでのイベント企画・運営
https://www.artscenter-akita.jp/archives/3765
▼シンポジウムの企画・運営
https://www.artscenter-akita.jp/archives/1003
▼秋田公立美術大学「大学案内」の編集
■ 地域連携事業:
大学のリソースを地域の課題・ニーズと繋ぎ、まちづくりや新規商品開発などをサポートします。
<過去のプロジェクト例>
▼企業や自治体と連携したプロジェクトの企画・運営
https://www.artscenter-akita.jp/archives/4128
▼まちづくりに関わる取り組みへの協力
https://www.artscenter-akita.jp/archives/3110
なぜやるのか
過疎地域でアートプロジェクトを開催
秋田の地域資源を探るワークショップを企画
人口減少率や婚姻率、自殺率などで全国ワースト1を記録し、課題先進県ともいわれる秋田県。今後国内外の多くの地域が直面するであろう課題が先行している秋田において、課題解決に向けた取り組みが成功すれば、それは将来多くの地域に応用可能な先端のモデルを提供することにつながると、私たちは考えています。
その解決に向けてアートやデザインの力が生きるのではないか。
アートには、これからの時代の価値をつくっていく力があると信じています。
そして、デザインには、顕在化された課題をどう解決するかを設計する力がある。
これからの秋田を一緒につくっていくために、アートやデザインの人材・知財が結集する美術大学が、地域の企業や自治体と連携することで、秋田が抱える課題の解決に向けた取り組みを推し進めることができると考えています。
どうやっているのか
文化財にも指定されている木造建築を改修したオフィス
全国から集まったスタッフが勤務しています
アーツセンターあきたには、全国から集まった、アートやデザイン、まちづくりなどの分野で経験をもつコーディネーターが勤務しています。
それぞれの関心や専門分野は異なっても、皆で共有している行動規範があります。
・・・・・・・
わたしたちは、誰もがクリエイティヴであると考えています。
そして、そのクリエイティヴィティには、まちを変える力があると信じています。
萌芽的な可能性を積極的に探り、全ての人々がクリエイティヴィティを発揮できる環境をつくります。
その実現のために、人々のアイディアに受容的態度をもって接します。
人と人を繋げていくことを意識して取り組みます。
・・・・・・・・
秋田が変わるために、美大がもつリソースを最大化して地域に還元する仲介者(=コーディネーター)として、日々働いています。
アーツセンターあきたで働くスタッフを、ウェブサイトで紹介しています。
https://www.artscenter-akita.jp/archives/4184?pg=3
https://www.artscenter-akita.jp/archives/4882?pg=3