今回は、新卒入社3年目の方にインタビューしました。
彼は2年目の秋からプロジェクトリーダーを担当しています。2年目でリーダーを担当するのは異例ですが、急成長の裏側にはどのような「努力」や「苦労」があったのでしょうか?
<インタビュー>
--現在の業務内容について教えてください。
大量の顧客購買データを分析するためのビッグデータ基盤をAWSを活用して新規に構築しています。私はプロジェクト開始当初から参画し、要件定義から運用保守まで一貫して担当しています。
また2020年の10月頃からプロジェクトリーダーも担うようになりました。チームは約10名程度で、自身のエンジニア業務と並行して「進捗管理」「要員管理」「コスト管理」「品質管理」などマネジメント業務も行っています。
プロジェクトリーダーを初めて任せられたときは少し不安でしたが、正直「やるしかない!」という気持ちでした。
自分で作業をするのは簡単なんです。でも、自分が作業に集中してしまい、管理が疎かになることがありました。そこで自身のタスクをうまくメンバーに振り分け、意図的に余裕を持つようにしました。そうすることでプロジェクト全体を俯瞰して見ることができるようになりました。
--インフラエンジニアを選んだ理由を教えてください。
大学時代は情報工学を専攻しており、ネットワークの研究をしていたので、ネットワーク関連の仕事がしたいと思っていました。しかし、ARIで技術研修やOJTを受けたことで、クラウドサービスの可能性に魅力を感じ、インフラエンジニアの道に進みました。
--クラウドサービスの魅力を教えてください。
大学時代は、自分で部品を買ってきて自作のパソコンを組み立てていました。これが当たり前だと思っていたんです。
それが、クラウドサービスなら画面(コンソール)を操作するだけで組み立てることができてしまいます。手間もかかりません。もちろん、コロナ禍でも関係なく「リモート」で仕事ができています!
--達成感を味わえる瞬間を教えてください。
社会人になって最初にたずさわった5Gの通信システムがリリースされ、実際に利用されることにより、社会に「貢献」できたことを実感しました!
私の携帯も5Gが使えるので、ARIのオフィスがある渋谷で接続してみました。その瞬間に「役に立てた!」と思いましたね。(笑)
また新しく学んだ技術が実際に形になったとき、仕事の面白さを感じますね。ただ私は本を読むことが実は苦手なんです。そこで動画配信サイトの「Udemy」を利用したり、実際に手を動かしながら学びました。有料のコンテンツも使いました。いつか自分に返ってくると信じているので、積極的に利用しています。
勉強は好きではないので「辛い」と感じることもあります。でも新しいことにチャレンジできないことの方が辛いので、自分に合った勉強方法で学び続けています!
--成長したと感じる点を教えてください。
プロジェクトを通して、技術力だけでなく「顧客との調整」「後輩の育成」「要員の管理」「コストの管理」など幅広い業務をこなせるようになりました。
ARIの会社説明会で、5年目くらいでリーダーになることができると聞いていました。そこで「3年目でリーダーをやる」という目標を自分の中で立てていましたが、2年で目標を「達成」できました!この時は成長を感じましたね。皆さんのおかげです。
目標を達成できた理由を振り返ってみると、1年目の時からユニットの行動指針となっている「GRIT」を意識できていたからかなと思っています。依頼を受けた仕事を「最後までやりきる」、これは今後も大事にしたいと思っています。
GRITとは?度胸(Guts)、復元力(Resilience)、自発性(Initiative)、執念(Tenacity)の略。要は「やり抜く力」のことです。
--苦労した点を教えてください。
要件が次々に「追加」「変更」されるプロジェクトを担当した時ですかね。納期が決まっていたにも関わらず、終わりが見えない状態でした。
--どのように乗り越えましたか?
先輩や同期など関係者の方と密にコミュニケーションを取ったり、時にはお客様先に一人で訪問したりしました。仕様の確認や「認識のズレ」をなくすことにより、なんとか納期までに間に合わせることができました!
また、上司に助けていただくこともありました。
作業範囲やスケジュールの調整など、お客様と上司が次々と課題を解決する姿を目の当たりにし、「ARIのプロジェクトマネージャーはすごい!」と思いました。ロジカルに物事を考え、それをお客様に伝えて合意を得ることで、プロジェクトが正常に戻っていくことを実感しました。この経験は、私の仕事の「進め方」や「考え方」の土台になっています。
--今後の展望を教えてください。
技術にも社内の組織のマネジメントにも関わるような働き方をしたいです。
そのために、誇れる技術を身に着け、後輩に慕われるような先輩になれるよう努力していきたいと思います。
--これから共に働く仲間へ一言お願いします。
様々なプロジェクトが動いているので、自分の理想の働き方に合わせて、プロジェクトを選ぶことができる環境です。是非、一緒に成長しましょう!