こんにちは、Arentです。
ご存知の方もいると思いますが、Arentには日本全国にエンジニアが在籍しており、毎日リモートワークに取り組んでいます。
Arentではコロナ禍以前よりリモートワークを行っておりましたが、コロナ禍においてさまざまな業界でリモートワークを取り入れたことにより、その難しさが連日ニュースになっています。日本労働組合総連合会が行った「テレワークに関する調査2020」において、メリット・デメリットの両面が下記にまとめられてます。
出展:日本労働組合総連合会「テレワークに関する調査2020」
今回の記事で注目したいのは、デメリットにも登場している「コミュニケーションの不足」です。エンジニアだからといってコミュニケーションはいらないのでしょうか?決してそんなことはございません。エンジニアも人間です。
リモートワークにおいて、上司や従業員同士のコミュニケーションは不足しがちになります。オフィスでは気軽に声をかけることができていた一方、リモートワークでは自宅などの閉鎖的な空間で作業に集中することが多いため、コミュニケーションの回数が減りがちです。
■coffee chatの頻度
Arentではコミュニケーション不足を回避すべく、
1日2回のコーヒーチャットを設定しております。
毎日11時〜、15時〜の1回30分、雑談だけを行う場を設けてます。
coffee chatを行う場所はGatherと呼ばれるバーチャルオフィスです。色々な機能があり、社員にも好評であるため、こちらについては日を改めて記事にしようと思います。
■coffee chatの定義
社内wikiであるNotionには下記のような定義があります
chatでの雑談です。お茶やコーヒーを飲みながら雑談して休憩時間を過ごしましょう!
1日2回も堂々と業務の手を止めて雑談し、思いっきりリラックスできます。
■coffee chatの目的と実例
目的は下記の通り4つです。従業員のエピソードを交えて紹介します。
リモートワークでのコミュニケーション不足の解消
【吉田昂生 / エンジニア】
新入社員の方が積極的にGatherに入室してくれるので、初日に顔を見てどんな方が入社してくれたのかすぐに把握できました。業務上、コミュニケーションを取ることは少ない方が多いのですが、coffee chatでお会いして以降は人見知りせずスムーズに会話することができました。
MTGとコミュニケーションスタッキングを切り離すことによってMTGの生産性を上げる
【高雄一徳 / デザイナー】
雑談をその時間に行うと割り切ることで、社内MTGにおいて話が逸れにくくなったと感じております。coffee chatがあることで、不必要なアイスブレイクはなくなったかもしれません。
困ったときに助けを求められる環境づくり
【田村省太 / エンジニア】
業務上関わりが全くなかったのですが、同僚の鈴木さんのスキル(Revitで3Dモデルを作る…etc)や知見をお借りしたいことがありました。すでに鈴木さんとはcoffee chat上のみで会話したことがあったので、遠隔でもスムーズなコミュニケーションができ、鈴木さんの力もすぐに借りることができました。
リモートワーク下での心理的安全性の確保
【山崎翼 / 株式会社VestOne CEO】
リモートワークが主体となり、体調が優れない時期がありました。会社との関わりが、仕事オンリーに変わったような感覚でした。
カッチリ決まった"雑談"と称すると楽しそうだが、入り込むほどの勇気はないし、動きにくいですが、coffee chatでは週に2回程度入ることが推奨されているので、それを大義に入室すると誰かがいて、話すことができて精神衛生にも良いと感じます。
…と、こんな具合にcoffee chatは従業員の役に立っているようです!
■coffee chatの追加施策
「コミュニケーションの課題はもっと向き合うべきだ」と経営陣の判断を受け、1回の参加で300円、月3,000円を上限としてお菓子手当が2022年7月より開始となります。
副社長の佐海は「お菓子代を支給することで、本当の意味でのコーヒーブレイクに活用してほしいと思ってます。お酒以外にみなさん是非使ってください!」とよりArentの従業員同志のコミュニケーションが活発になることを期待してます。
ちなみに…参加/不参加はどこかにメモする訳ではなく、ログを自動で取得するので申請の手間もありません。
■最後に
最後になりますが、coffee chatは強制的な入室ではなく、1週間に最低2回を目安に参加しましょうね、とだけゆるめにルールを設定している程度で、強制的な参加は不要。必要な時に必要な分だけのコミュニケーションを自分から取りにいくことができる素敵な場です。
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