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なにをやっているのか

Arcty㈱の運営する缶バッジオーダー通販サイト
他社にはない、独創性あふれる自社商品も多数
"2つの柱で「たのしい!」の架け橋を築く。" ---主な事業内容を教えてください。 和田「Arcty株式会社では"缶バッジ”をメインに取り扱っています。」 ---具体的にどのようなサービスを展開していますか。 和田「缶バッジの受注生産(オーダーメイド制作)によって、 ハンドメイドでは届きにくい「あとちょっと!」のクオリティを叶えました。 初心者の方でも簡単にご注文いただけるよう、 ご注文からお手元に届くまで、手厚いサービスを展開しています。 具体的なサービスとして、数ある缶バッジ業者との差別化を図るために、 【1】カンタン 【2】高品質 【3】即納 の、3つの要素を取り入れました。 お客様のご要望に可能な限りお応えすることで、 創業から6年半が経った現在も売上を伸ばし続けています。 また、お客様や従業員からの声を大切にし、常にサービスの向上を図ることで 個人のお客様だけでなく、法人のお客様へも信頼のおけるサービスを確立しました。 Arcty株式会社における2つの柱のうち、 缶バッジの受注生産は1つ目の重要な柱となっています。 現在は缶バッジの受注生産が大半を占めますが、 2015年にはラバーストラップ、アクリルキーホルダーといった 新たな商品の受注生産も開始しました。 こちらもオーダーメイド初心者のお客様に優しいサービスを展開し、 大変ご好評を頂いております。」 ---もう1つの柱はなんでしょう。 和田「2つ目の柱は自社商品の企画・開発です。 受注生産だけでなく、 日常で役立つもの・クスッとするような面白いものをキーワードに、 主に雑貨を幅広く展開しています。 これらの商品は、全国展開中の有名雑貨店や、ネット通販、 カプセルトイなどでも数多く取り扱われております。 2018年度は2億円を目標に、更なる売り上げを目指します。」

なぜやるのか

バラエティに富んだサービスで、お客様を笑顔に!
"「たのしい!」が繋がる社会を目指して。" ---このような事業を始められたきっかけは何でしょうか。 和田「Arcty株式会社を設立する際にテーマとなったのが社会貢献でした。 何か事業を始めるうえで、ただ売上を伸ばすだけでなく、 少しでも多くの方の役に立てる企業になれたらな、と。 そんなとき着目したのが、現代社会が抱える人間関係の問題でした。 情報の選り好みができる環境の昨今。 興味が無いことから目を背ける習慣がついてしまうと、 視野が狭まり、同調するヒトとしか相容れなくなってしまいます。 それらは、人とヒトの間に亀裂を生じさせる原因となる。 現状、日常生活をはじめ、社会全体を通して 生きづらさを感じている方も多いのではないでしょうか。 より皆さんの「たのしい!」が繋がる社会を目指して、 Arcty株式会社が少しでも社会貢献できたらな、と考えています。 ---社会貢献の媒体に缶バッジを選んだ理由は? 一口に社会貢献と言っても多種多様ですが、 目をつけたのが、アニメ・ITでした。 自分が得意とする分野でしたので、「これならできる」と。 人とヒトとの繋がりが希薄な現代に、 「たのしい!」で繋がれるツールといえば趣味だと思ったんです。 趣味を通して、より多くの人に視野が広がるきっかけ作りとしてもらえたらなあと。 そんななか、ここ数年でものづくり需要が高まり、 オーダーメイドなどの受注生産も同じように需要があることを確信していました。 ただ、僕自身も経験したため実感があるのですが、 実は受注生産って、初めてのお客さまにとっては難しい事ばかりなのです。 「色校正」の意味も、当時はさっぱり分からず本当に戸惑いました(笑)。 どんなにものづくりをしたい!という気持ちがあっても、 表現をカンタンに形にできないことは遣る瀬ないと感じていました。 僕みたいな思いをされてる方って非常に多いんじゃないかなって。 もっと気軽にものづくりをできる方が増えてほしかったんです。 それをきっかけに、具体的に形になる、 思いやイメージをカンタンに表現できる媒体として、缶バッジを選びました。

どうやっているのか

"まずは社内から。" 和田「前述したとおり、Arcty株式会社が担っていきたい役目として、 "視野を広げられる"お手伝いが挙げられます。 そのためお客様だけでなく、 従業員にも視野が広がるきっかけとなるような仕事内容を投げかけています。」 ---従業員の方の視野を広げるために、具体的にどのような工夫をされていますか。 ◆正社員 Arcty株式会社は現在、完全な事業部制をとらないベンチャー企業です。 そのため積極性が評価の大きな基準となっており、 一人ひとりの力が様々な場面で発揮できる職場となっています。 商品開発、従業員の教育…のみでなく、 無から有・あるいは有を無に(所詮、引き算スタイル)、 ときには有をさらに広げられる力をつけてもらえるよう、 日常的に様々なディスカッションを行っています。 こうして、あらゆる事象に柔軟に対応できる人材を育成しています。 ◆アルバイト 製造というと、マスプロダクションに見られがちな 道具や立ち位置の決め込まれたシステムになりがちです。 しかしArcty株式会社では一人ひとりの仕事を定めることはしません。 全員がどのような業務もクリアでき、より商品への知識や愛着を深めてもらうことで、 視野を広げるきっかけとしてもらっています。 --- 「たのしい!」への情熱を感じさせる和田代表。 Arcty株式会社では、和田代表の情熱を間近に感じた従業員一人ひとりも、 それぞれに熱い思いを持って日々活躍している。