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なにをやっているのか

アルカディアの主な事業は防災減災ソリューションです。 【SpeeCAN RAIDEN(スピーキャンライデン)】 というインターネットサービスを全国の多くの自治体に提供しています。このインターネットサービスは、災害が発生した場合など緊急時に、メール、電話、FAXなどに一斉に住民や職員に情報発信するものです。メールでの情報提供はもしかしたらわかりやすいかもしれませんが、電話発信する場合には、文字から音声に変換する必要があります。ここに、「音声合成」という技術が必要になります。 【音声合成技術】 もしかしたら「音声合成」と言ってもちょっとピンと来ないかもしれません。今では、スマホに話しかければ普通に音声で返答してくれるようになりましたし、駅の構内アナウンスも普通に音声が流れてきています。 実は、このような裏側では、同じような音声合成技術が使われています。SF映画のようにロボットが人間と対話するような未来も遠くないのかもしれません。 創業以来、アルカディアでは、肉声に近い合成音声の実現に向けて地道に研究開発をしており、特に災害時という非日常の場面でも聞き取りやすく自然なアナウンスにより避難誘導がスムーズになるようになればと考えています。 【多言語翻訳技術】 また、最近では多くの外国人が日本に訪れるようになってきていますので、多言語でのアナウンスの必要性が高まってきています。現在、英語、中国語、韓国語、インドネシア語、タガログ語、スペイン語、ポルトガル語をはじめとして、多言語の音声合成エンジンの研究開発にも力を入れています。さらに、日本語からこれらの各言語への自動翻訳技術の研究開発も行っています。 【データセンター】 一方でアルカディアは、これらの音声言語の研究開発だけに留まらず、これらを応用したインターネットサービスを全国の多くの自治体などに提供しています。基礎的な研究開発からデータセンターの管理、サーバーの設置、運用、保守まで一貫して自社で行っています。 【営業活動】 しかも独立系なのでメーカーや大企業などに依存することなく、営業活動も独自路線です。全国の自治体などに直接営業活動を展開しているので文字通りの東奔西走です。 【今後の展開】 アルカディアは、今後、国内だけではなく海外にも営業展開して行きたいと目論んでいます。まだ実績はありませんが、コミュニケーションのギャップはどこにでもあります。国内外の新しいニーズをキャッチアップして新しいサービスを提供していきたいと考えています。

なぜやるのか

社内風景(1)
社内風景(2)
【ミッション】 ここ最近の日本では、地震や津波に加えて、毎年のように各地で豪雨により大きな被害があります。アルカディアのミッションはこれらの災害時に住民の方が安全に対応できるようにすることです。極めてクリティカルな場面で使われるサービスなので、責任はかなり重いですが、その分、やりがいもあります。 【SDGs】 国連がSDGsというものを提唱していますが、その中にも「住み続けられるまちづくりを」という項目がありますが、防災減災については、まさにこの目標に合致するものです。我々アルカディアは、持続的な成長を目指してこれらの課題に真摯に向き合って行きたいと考えています。だれもが安心して暮らしていけるような住み良い環境づくりに貢献したいと考えています。

どうやっているのか

社内風景(3)
社内風景(4)
アルカディアはまだまだ小規模な会社です。にもかかわらず、音声合成や言語翻訳の研究開発からインターネットサービスの提供、そして運用サポートまで幅広く、営業活動も自前なので、すべてのメンバーには極めて高い専門性が求められています。 特にソフトウェアの開発においては、WEBアプリからスマホアプリまで、すべて独自で開発しています。小規模集団という機動力を生かして、顧客の要望にスピーディに対応することでサービスの改良・改善に取り組んでいます。 一方で働き方は、自由度が高く、残業はほぼありません。もちろん服装もカジュアルが基本です。 2−3ヶ月に1回くらいの頻度で社内の専用の畳スペースでランチ会を開催していましたが、残念ながらコロナ禍で最近は、開催できていません。コロナ禍が落ち着けば再開したいと考えています。