バンクシーや、奈良美智、アンディ・ウォーホルなど現代アートの巨匠たちの作品が揃う、日本初、アート作品の共同保有プラットフォーム「ANDART」は、現在1万人を超える会員を有し、さらなる事業拡大を目指しています。
作品の真贋が問われる専門性の高い分野で、かつ高額な価格帯の商品を扱うアート事業。透明性を確保しながら、気軽にシェアリングするサービスを具現化し、オンライン上でのやりとりを可能にするANDARTのシステムはエンジニアチームによって支えられています。
さまざまな経歴のメンバーが揃う、ANDARTのエンジニア。その中で、副業で働く秦恭史(はたきょうじ)さんに、スタートアップ企業でのチャレンジングな仕事の内容や、ANDARTで働く魅力などをお話しいただきました。
アートテックカンパニーの事業を拡張させるシステム開発の現場
アートテックカンパニーの事業を拡張させるシステム開発の現場
――まずは、ANDARTでの秦さんの主な業務について教えてください。
サーバーサイドエンジニアとして開発に携わっています。使用している開発言語は、主にRubyです。ANDARTのサービスもRubyメインで構築されています。
私は2021年3月に参画し、現在は機能全体の設計なども任されています。今いるエンジニアの中では一番多く稼働しているため、緊急の対応だったり、新しい開発のまとめを担当するなど、柔軟に動いていますね。
――具体的にどういった開発を行っているのでしょうか?
システム運用の仕事であれば、新しく始めるキャンペーンに合わせてサイトのレイアウトの一部を変更する作業などがあります。設計から組む新規の開発であれば、ANDARTのサービスに加える新機能を、どのように構築すれば実現できるのかを企画チームやデザインチームと相談して進めていきます。
ビジネスへの関心も武器に。ゲーム好きが高じてエンジニアの道へ
――秦さんがエンジニアを目指したきっかけを伺えますか。
昔からゲームが好きでプログラミングに興味を持ち、工学系の学校に進みました。とはいえビジネスにも興味があって、就職するタイミングで迷ったこともありました。ですがエンジニアとして実務を積んでからビジネスの分野にシフトしようと決断し、エンジニアの道に進みました。
――在学中に開発したシステムで、とくに思い出に残っているものはありますか?
卒業研究で開発した「光るクレヨン」が、印象に残っています。自作した光る棒の軌跡をパソコンのモニタ上に取り込み描画する、センシング技術を応用したプロダクトです。エンターテインメント領域で使えるように開発しました。そのときにメディアアートの分野にも興味を持ち、卒業論文にはメディアアートの参考文献を追加しました。
――このときに並行して関心を持っていた、ビジネスの分野とは?
データ分析の領域です。今後、自分が起業したとき役立つ知見を得ようと、地域別にツイートの分布を見るSNSの傾向分析を、大学院で研究していました。
データ分析は論理的に仮説と結果を紐づけていく必要があります。現在の実務においても、起こった問題を本質的に理解し、ユーザーファーストの発想をしていく上で役立っています。
世界的なアートの需要の高まりを受け、成長したテックカンパニーで実現できること
風通しの良い社風が魅力。アート業界における新サービスに感じた可能性
ーーANDARTを知ったきっかけは?
COOの高原さんと前の職場が同じだったことがきっかけです。高原さんから、アートの共同保有をWebのサービスとして提供していると聞き、今後、アート業界で成長していくサービスだと感じ、参加しました。
――2021年3月にジョインし、半年間携わって会社が成長していると感じたことは?
エンジニア個人としても、任される作業の規模が大きくなっている実感はありますし、会社側からの要望についても、新機能を実装してサービスをさらに拡げていきたいという意思を感じます。成長する企業に所属している実感があります。
――大きな規模で新機能を開発する構想もあるとか。
はい。構想は何段階かあるのですが、まずはANDART内での作品の販売に関する機能を実装する予定です。ANDARTでは、購入したアート作品を会員間で売買できますが、その体験をもっとワクワクできるものへと開発しています。
――さまざまな業務を任せてもらえる環境だと思います。そんな職場で必要とされるエンジニアの姿勢とは?
これはANDART全体の行動指針でもあるのですが、個人的にも、必要性の高い作業の優先度を上げ、物事を本質的に捉え、能動的に取り組んでいく姿勢が必要だと考えています。
私はボードメンバーに対しても、エンジニアサイドの考えをしっかりと伝えています。
――ANDARTの風通しの良い体質は、秦さんの理念にマッチしていますね。
はい。そういったスタンスを拒否されず、むしろ受け入れていただいています。
――ではエンジニアとして感じる、アートを共同保有するプラットフォームのシステム構築の魅力とは?
資産運用のシステム開発は、大きな企業が行なっているイメージがある中で、ベンチャーとして意思決定早く、どんどん開発を進められる点は魅力的です。
自走しながら協働する。エンジニアチームのカラー
――現在のエンジニアチームについて教えてください。
エンジニアのメンバーは3人で、サポートしてくれるメンバーが1人がいます。(2021年10月8日現在)
得意としている分野はそれぞれ異なり、私はサーバーサイドを主に担当していて、1人はフロントエンドとサーバーサイドを少し、もう1人はフロントエンドとインフラが得意です。それぞれ持っているスキルは少しずつかぶりつつ、作業分担をしやすい構成になってます。
――ANDARTのエンジニアチームの特徴とは?
実務経験のあるメンバーで構成されているので、それぞれがスペシャリストとして、自分のタスクを自走して進めています。とはいえ、1人では解決できないこともありますよね……。そういったときには問題を共有し、力になれることがあれば補い合う、良い協力関係が築けていると思います。
――ANDARTでの働き方について伺えますか?
業務は基本的にリモートです。たまに懇親会などの集まる機会があるので、実際に会って日ごろの業務について話すこともあります。
私はフリーランスなので、月に何時間という契約で働いていますが、人によって働く時間はさまざまです。応募される方は、ぜひ希望の勤務形態を相談してください。
ーーエンジニアメンバー以外のチームの印象を教えてください。
みなさん聡明で優しいと思います。やるべきこと、やらないこと、スケジュール等をいつも相談しつつ進めてくれるので、激務に押しつぶされるみたいなことがないです(笑)
――ANDARTで働く環境について、エンジニアの視点から変わって欲しいことはありますか?
それは今のところ無いですね。たとえば機能開発において、必要にないように感じた開発があったとしても、その理由を聞けば根拠を示していただけるので、納得して開発を進めることができます。また、それにより追加の提案ができたりもするので、より良い機能を提供できる流れができているように思います。
ですから環境への不満はありません。ただエンジニアチームの稼働時間が、メンバーを総合しても少ないので、増員して盤石な体制を整えたいですね。
風通しの良い環境を作る、ボードメンバーの素顔
――CEO松園さんにどういった印象をお持ちでしょうか?
開発チームの定例会では、上がってきたデザインや機能に対して、具体的な要望を出していただいています。それはサービスに対して熱意があり、「サービスを通してこういったユーザー体験をしてほしい」という、具体的なビジョンがあるからでしょう。「こういうサイトにしよう」という強い意志を持った、熱い人という印象を持っています。
――ボードメンバーへの要望はありますか?
ANDARTは提案や構想を遠慮なくぶつけられる、本質的な仕事ができる環境が魅力だと感じています。これからも引き続き、そんな職場であってほしいと思います。
――エンジニアから見た、ボードメンバーの魅力とは?
私は「なぜその機能を実装するのか」、根拠を聞いてしまうタチなんですが、その理由を事細かに説明していただいていますし、「なぜ作るのか」「この機能は必要なのか」といった、少し強い質問にも真剣に答えてくださいます。率直な疑問や意見を受け止めてくださるところが「優しいな」と思っています。
――エンジニアチームが求めている新メンバーの人物像は?
自走力があり、自分からタスクを取りに行ける、アジャイルな開発ができる人がいいですね。さらにチーム運用の状態を見て、必要性に応じて機能を追加する、全体を俯瞰できる観点があると嬉しいです。経験年数は重視しません。自己解決能力がエンジニアに求められる重要なスキルだと考えています。
――最後に、会社に期待していることを伺えますか?
個人的にもアートを共有保有するサービスは魅力的だと感じています。企業としてさらに大きく成長してほしいですし、そんな現場に携われたらと思っています。
独特のルールや世界観も多いアート市場。ANDARTは2018年に創業して以来、「共同保有」という新しい概念でアートの閉鎖的な壁を取り払い、事業を拡大してきました。そんなANDARTは今、会社として掲げる事業ビジョンの具現化に向けて、いよいよ本格的に動いていく重要なフェーズにあります。
その中でやはり最重要となるのは、「人材」。率先してスキルを磨き、プロジェクトや組織を一緒に作り上げていこうという気概を持った方にとって、チャレンジのしがいがある環境です。アートテックカンパニー「ANDART」のプラットフォーム開発に関わりたいという方は、ぜひ応募をご検討ください。