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【社員インタビュー】「Androidアプリ開発の楽しさと充実した環境について」

自己紹介

鬼倉 泰裕(きくら やすひろ)さん

前職では製造業向けのアプリ受託開発を幅広く経験し、その後2020年にand factory株式会社へ入社。現在は「めちゃコミ」のAndroidエンジニアとして活躍中。Androidだけにとどまらず、ツールやエディタのカラーテーマを趣味で作り、公開もされています。


Q.前職のご経験、そこから転職しようと考えたきっかけを教えてください。

前職はSIerの会社で人数規模は100名くらいのITベンチャーでした。自分は製造業向けのWebアプリ開発をメインで担当し、その他にも様々なものに携わったりしていました。プライベートではOSS活動をしていたり、エンジニア向けイベントへの登壇なども行っていて結構楽しく活動できていたと思います。

しかし会社では勤務年数を重ねていくうちに、自分の用意されているキャリアの先がマネジメント方面になっている事を感じ、自身の理想とするエンジニア像と違ってきたなぁと思いました。まだまだ色んな経験をして吸収していきたい気持ちだったので、環境を変えようと思い転職を決意しました。


Q.どのような軸で新しい会社を探していましたか?

「Androidエンジニア、もしくはGo言語を使っている&自社サービスを持っているIT企業」を軸に転職活動をしました。片方の軸に「Go言語」を入れていたのは、転職活動していた時はサーバーサイドのエンジニアだったことが理由です。

結論としてAndroidエンジニアの道に進もうと思ったのは、自分がAndroidユーザーだったことがきっかけです。Androidは2系のころから使っている10年以上のユーザーで、最新のOSやデバイスが出るたびにワクワクしています。Androidアプリは配布が容易なこともあり、趣味で個人開発がしやすいのでとても気に入っています。前職では勤怠連絡をメールでしていたのですが、毎回メールを作成するのが手間だったので、勤怠メールを簡単に作成できるアプリを開発したりしていました。そういう簡単なアプリもAndroidは本当に作りやすいです。
このような背景から、本格的に取り組んで開発スキルを取得したいと考え転職しました。


Q.鬼倉さんがAndroid開発に感じる魅力は何でしょうか?

デベロッパーフレンドリーだなと思いますね。
AndroidはGoogleが多くのライブラリを提供してくれているので、サードパーティーへの依存度が低く、とても開発がしやすいですし、公式ページは和訳されていて丁寧で読みやすい。Googleのコードラボがあるので、それを活用しながら勉強できたりして本当に学習しやすいなと思います。


あとはOSの後方互換性が高いところも好きなポイントです。Googleは古めのOSにもきちんと考慮しているので、新しいライブラリなどを使う際にOSサポートバージョンで苦しむことが少ないです。すぐに最新の機能を使えるところも魅力だなと思います。
ですが逆に、開発環境がしっかり整備されているからこそ、枠からはみ出した開発を行うと大変かなと思うことがあります。凝ったUIを作成しようとすると、難しかったり、コストがかかってしまったり、そもそもAndroidとして使いにくくなってしまうことがあります。なので新しい企画の会議で「こういうUIにしてほしい」などの話があがるとその要望をどう形にしていけばいいか、制限があるなかでなにができるかすごく頭を使いますね。


実際に開発されているめちゃコミの画面を見ながらお話をいただきました!


Q.Androidエンジニアとしてどのようなキャリアを描いていますか?

ユーザーにとって「思い通りに動かせるアプリであること」がとても大事だと思っています。そのために、常にユーザー視点を持ち「Androidユーザーの常識」をチーム内へ伝えていくことが重要です。例えばiOSにはないバックキーという機能がAndroidにはあるため、Androidエンジニアとしてユーザーに違和感のない仕様となるよう、それをチームのディレクターやデザイナーの仲間にも伝えることが必要だと思っています。僕が所属している『めちゃコミ』の運営チームではゼロベースで「こういうことをしたい!」という意見を吸い上げてディスカッションする事が多いんです。そういう話し合いではAndroidエンジニアとしてではなく、ユーザー視点も組み込んだ発言を行い、コンテンツのビルドアップに務めています。細部にこだわることがユーザー獲得と反響につながるし、強いては売上にも繋がると信じていて、その先でプロダクトの数字にもしっかり貢献できるエンジニアを目指したいです。


Q.最後に、Androidエンジニアとして転職活動している方々へメッセージをお願いします。

僕はAndroidの開発経験が少ない中で入社してきたのですが、やはり継続してエンジニアとしてのパッションと向上心を高く持つことが大事だと思います。広く浅くスキルを身につけるだけでなく、特定の領域を深堀りしていくことも大事だと思っています。ひとつの事を追及するため「知り尽くす」という気持ちが軸でした。そのベクトルがAndroidに向いたことがきっかけで今があります。

and factoryに入社して良かったと思うのが、Android開発部門の環境面がとにかく素晴らしいところです。開発の進捗を雑談しながら共有できたり、エンジニアの勉強会が毎週開催されたりしています。年齢の近い方も多いのでリモート下でも困ったらすぐに通話しながら相談でき、そこで解決できたことをすぐに実践できる環境が本当にありがたいです。なのでさらに話し合える仲間が増えたらいいなと思っています。


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