【イベントレポート】and factory Beer Bash #6を開催しました！

こんにちは！HRの大畑です。
今日は11/29に開催したand factory Beer Bash #6のレポートをお伝えします！

＜and factory Beer Bashとは・・・＞
and factoryはSmartphone Idea Companyとして【日常に＆を届ける】をミッションとしています。このイベントでは、ビールを飲みながらカジュアルにミートアップする場を設け、集まっていただいたみなさんのちょっと役に立ったり、タメになったり、新しい仲間と出会えるコミュニティを作っていきたい！という思いから企画をしてきました。

直近はアプリ開発におけるテーマでエンジニアの方を対象にしたものを中心に開催しましたが、今回は弊社IoT事業で注力してサービスを展開している「宿泊領域」にフォーカスを当てたイベントを行いました。

宿泊市場規模は2020年にはインバウンドで8兆円規模、国内旅行消費額で21兆円規模になると試算されており、政府も日本の国力を取り戻す意味でも重要視している領域です。また大阪万博も2025年に決定して、ますます注目度が高まっている中で異業種からの参入も相次いでおり、ビジネスチャンスを感じている方も多そうです。

その一方で長い歴史がある業界だからこそ、業界の中の方々の“当たり前”ではないやり方も取り入れることで新たなイノベーションが生まれる可能性を秘めていると感じており、ITを活用したサービスを成長させている３社でさらなる可能性や面白さを少しでもお伝え出来たらと考えて企画しました。

なお、今回このイベント開催にあたり、快く登壇いただいたのは極上の宿泊体験を届ける「Relux」を展開するLoco Partnersさんから執行役員河村様、あと払い旅行代理店サービス「TRAVELNow」を展開するBANKさんからプロダクトマネージャーの岡田様です。

トークセッション風景。（左からand factory梅本、BANK岡田様、Loco Partners河村様）

冒頭の乾杯を終え、まずは各社サービス創業に至る成り立ちの話からスタートしました。そしてサービスを推進する上で見えてきた課題にも話が展開していきます。中心となったのは長い歴史を持つ宿泊業界だからこそ慣習化されていることが多くあること。BANKの岡田様は「自分たちは後発のため業界の知見はまだない。だからこそいい意味で固定概念も無く、これまで気付かなかったポイントに目を向けることが出来る。」と、自分たちが介在することでさらに良くなる可能性があることを発信していました。

話はより良いサービス作りについてというテーマに変わります。特に昨今は海外からのインバウンドも増え続けているなかで各社どのように考えているかという話になります。海外展開も積極的に進めるLoco Partnersの河村様は「サービスを提供する側でも外資企業が日本市場に可能性を感じて参入しており、群雄割拠となっている。そんな今だからこそ、カスタマーオリエンテッドの概念を持って、過不足なく価値を届けることを大切にしたい。」と話していました。

また、and factory梅本は「数字だけ見ると宿泊業界は非常に伸びているように見えるが、その中で人手不足や多言語対応など多くの問題を抱えている。施設サイドや働く人にも問題意識はあるものの、改善するまでに至っていない部分があるため、どのように価値を届けるかが大事。」と続けています。

３社が話す中で特に印象的だったことは、旅行に求めるものが「モノ」より「コト」に変化しているということです。いつでもどこでも質の高い情報が手に入るようになっているため、高い実体験を求めるユーザーが多くなっているそうで、これは宿泊業界に限ったことではなく、サービスを作る上で意識すべきポイントだと感じました。

法律など時代の変化に合わせた多様な形を求められる一方で各社信念を持っており、ある面ではライバルとして、ある面では業界を変える仲間として、お互いの持ち場を伸ばしながらシナジーを生み出すことが出来たらという話でトークセッション終了の時間を迎えます。