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「企業の課題の本質にアプローチ。デジタルを手段のひとつにUXを最大化」プランニングディレクター 藤岡裕佑【アマナ×デジタルのシゴト】

Webディレクターの経験を積み、アマナではコミュニケーション全般に目を向けて、デジタルを軸に企業の体験価値を最大化する道をつくる藤岡さん。キャリア入社3年目、アマナで得たことなどを聞きました。

現在の仕事内容は?

UX/DXの設計を担うチームに所属して、企業の体験価値を最大化する一環として、デジタル領域に軸を置いたプランニングをしています。チームが受ける案件のほとんどが企業との直取引で、企画から構築、制作まで幅広くお手伝いする仕事です。お客様の窓口に立つプロデューサーが課題感を掴んで、そこにデジタルが絡むときに私たちが相談を受け、現状分析から入って本質的な課題を抽出し、解決策を提示します。

アウトプットは、UXの設計やサイトリニューアル、SNSの仕掛けをつくるなど、内容に応じて変わりますし、オンラインとオフラインの体験を融合するようなコミュニケーションもあります。最近はDXに絡んだデジタル上のコミュニケーション設計を求められていて、BtoB企業のコーポレートサイトを担当することが多いですね。プランニングから入る案件は、プロデューサーと一緒にお客様へのヒアリングを重ね、ブレストや打ち合わせ、ユーザーの声を拾うなどして課題解決への道をつくります。

クリエイティブ制作が必要になれば、人員をアサインしてプロジェクト化し、実制作のディレクションに入ることもありますが、多くはチームのメンバーに引き継ぎます。プランニングディレクターという肩書きのとおり守備範囲はだいぶ広いですね。

これまでのキャリアは?

アパレルの販売員から社会人をスタートしました。店長までやって次のステップを考えた頃ちょうどスマホが普及し始めていて、今後はWebが中心になると思いました。社内のEC事業部もありましたが、主に外注でチャンスはなさそうだったので、会社を辞めてWeb制作の学校で一から学んで、アパレル業界に特化したWebやアプリの制作会社に転職。ECサイトなどのWeb制作を中心に7年間、Webディレクターとして勤めました。与件が固まった状態で制作物を最大化することに力を注いできましたが、なぜ企業のコミュニケーションの中でデジタル接点をつくるのか、というスタートから携わりたいと思うようになり、それが出来る環境を探し始めました。

アマナに入社した理由?

アマナではプランナー職の選考を受けました。後の上司になる面接官から、「アマナでどうなりたいか」と聞かれ、転職活動の軸にしていた「デジタル接点を作る仕事ができる人間になりたい」と答えると、それを全否定されました。

デジタルはあくまで手段。本質的な課題解決をしていくためには、コミュニケーション全般に目を向け、時にはプロデューサーからの与件を否定して関わっていくことが、個人のレベルアップにつながる。その言葉に心が動かされました。アマナではデジタルの中だけにとどまらず、オフラインのプランニングもやることになるので、ここにいたら力がつくと思ったことが大きな動機です。

入社して感じるアマナはどんな会社?

いざ入ってみると、社内外のネットワークが豊富で驚きました。事業ドメインとして、広告的なコミュニケーション=質の高いクリエイティブ全般に強みを持っていることは、仕事を進めていくうえでも感じられました。企業理念にある「感性・集合・進化」という言葉のとおり、スタッフ一人ひとりが多様な感性・個性を持ち日々切磋琢磨しています。これだけ多種多様な人たちがいる職場にかかわらず、ナレッジや案件の場が至るところに存在して、そこにふれる機会が無数にあるので、自分次第でいかようにも成長につなげることができる会社です。

入社1年目はいわゆる法人営業のプランニング局に所属していました。上司にプランニングのイロハを教えてもらい、スタープレイヤー的なプランナーたちの企画を真横で見ながら学ばせてもらいました。2年目にWebをやっていた強みを活かしてみないかと、デジタルを軸とするチームに引っ張ってもらいました。そこは、デザイナーやコピーライター、エンジニアだった人たち、狩猟をしながらプランニングをするメンバーなんかもいて、多様な視点から新たな発見を得ることができますね。

仕事で心がけていることは?

私たちの仕事にはいろいろな情報がノイズのように飛び交っているので、何が正しくて何が正しくないかを整理整頓して、お客様や社内の人と会話することをまず大事にしています。あとは、その先を読んで勘所を掴むこと。UI/UXの最大化できるよう、与件を否定する必要もあるので、コミュニケーションを工夫しています。

入社したのが2020年3月。まさにコロナ禍の一期生だったので、フルリモートが普通でそこに壁を感じることなく積極的にコミュニケーションを取ってきました。プロジェクトではプロデューサーから座組の相談があったりもするので、適切な人員をアサインできるように人を知ることも大事です。全社的な事例共有のオンラインミーティングに参加したり、社内Webメディアを見てキャッチアップしながら、人を知り人脈を広げることを意識しています。

今後、アマナで目指したい自己実現は?

UXを深堀りする中で、各社それぞれの強みを知ることができました。企業とアマナの一対一でできることには限界もあるので、アマナの強みを活かしながら企業と企業をうまく融合させて、新たなビジネスや価値を創り上げる仕事をしていきたいです。アマナには企業との協業でビジネスを展開している実績もあり、クリエイティブをつくるチームがあり、社内外のネットワークや事例も豊富にあります。メディアも持ち、衣食住、遊学美など、すべてにタッチできるコミュニケーションの形を網羅しています。それらを活かしながら「ビジネスハック」をして、個人の力にもつながる形で昇華できればと思っています。

撮影:高橋直也(アマナフォトグラフィ

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コミュニケーション変革をクリエイティブで実現するアマナは、企業や社会の本質的な価値や課題を見出し、伝わる形にビジュアライズ:具現化することで「届けたい想いが伝わり、行動を促す」コミュニケーションを創ることを目指しています。 年間2万件のプロジェクトに対して、30を超えるオリジナルのクリエイティブサービスやデジタルソリューション、多彩な専門スタジオやファシリティ、5つの専門メディア、パートナーネットワーク等を掛け合わせ、コミュニケーションプランを企画からプロデュース、実制作、それを届ける配信設計までワンストップで提供する国内最大規模のクリエイティブカンパニーです。 新規事業の立ち上げ、ブランドの構築、インナーコミュニケーション、コミュニティ形成、マーケティング活動、プロモーション戦略など様々な施策において、アマナは40年以上の歴史の中で培ったクリエイティブの知見によりコミュニケーションの質と量を変革させ、企業の価値を共に高めます。 ◇amanaINSIGHTS 最新トレンド情報やアマナの取り組みから得たインサイトを紹介しています https://insights.amana.jp/
株式会社アマナ

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