緊急事態宣言下で転職活動をし、2020年7月に入社。異業種からプロデューサーを目指し、現在レギュラー案件を中心に担当するSさんへ、リモート環境下でのコミュニケーション方法や今後の目標を聞きました。
これまでのキャリアと今のお仕事を教えてください
新卒で印刷会社に丸2年勤め、主に化粧品業界や食品業界のお客様にセールスプロモーションツールの企画提案営業をしていました。転職のきっかけとなったのは出版業界のお客様で、地方創生事業としてオフラインコミュニケーションを大々的にやっていたのですが、印刷会社でノベルティ制作はできても、動画やweb制作、イベント企画は専門外。お客様に深く関わりたくてもそれが出来ないもどかしさを感じていました。もっと色々な引き出しを持ちたいと思い、転職を決意しました。
アマナでは、Sales&Produce部門で広告代理店と企業の両方をクライアントに持ち、食品関係のグラフィック制作をレギュラーで担当しています。アソシエイトプロデューサーという立場なので、先輩プロデューサーの案件に補佐として入っています。見積もりやスケジュールを立て、クライアントやクリエイターと密に連携を取って制作現場を整理していく業務は、前職と重なる部分も多く、相手軸で考えるという視点を活かせていますね。
シズル表現やフードスタイリングに興味があり力を付けたいので、担当以外でも気になる案件には積極的に手を挙げて参加させてもらっています。
アマナに入社した理由は?
守備範囲を広げることとクリエイティブ制作の力をつけることが転職の軸でした。大学時代にサークルで広告制作をしていたこともあり、広告業界を中心に探しました。前職は案件の最終形である販促物などの印刷をしてきたので、案件の川上から川下まで幅広く対応できるようになりたいと思い、それが叶えられるのがアマナだと感じました。
リモート環境での面接は初めてで、職務内容もほとんど未経験。面接官が私をどう評価するかも未知数です。わからないことばかりで不安がなかったといえば嘘になりますが、すべて初めてのことにワクワクしてチャレンジできたと思います。初めて会う業種の方と話すことは楽しく、アマナの自由な社風や人の大らかさ・面白さも、リモートで垣間見ることができましたね。リモートに消極的で慣れていなかったり、変化に順応できていない企業も見受けられる中、アマナはリモート環境に前向きで、社会の変化に素早く順応している印象を持てたので、不安は解消されました。
リモート環境での入社はどうでしたか?
私の場合、入社後は基本的に在宅勤務。出社は撮影の準備や当日の現場のみなので週平均1、2日程度です。撮影のイロハがわからない状態で入社したので、先輩にベタづきで現場を見て、昼食のお弁当の選び方やどんな事前資料が必要なのかなど初歩的な部分からスタートし、見てわからないことは何でも聞いて吸収していきました。リモート時の不明点はなるべく先輩方の時間を奪わない方法で解消しようとしましたが、チャットや電話では解決できないことも多く、先輩がリモートで繋いでくれたり、出社タイミングに合わせて直接話せる場を設けてくれたり、と優しく教えてもらいました。
チームの特色として、マネジャー以外は全員女性。丁寧なクライアント対応が特長のチームなので、他のチームから仕事を依頼されることも。先輩方の柔らかい雰囲気や気遣いに私も助けられています。
会社や人との関係はどう築いていきましたか?
部外の人とのコミュニケーションは難しいところですが、出社時や現場では先輩が間に入っていろんな人と繋いでくれました。ただ、次に会う機会が少ないので顔が広くなったかといえば自信はないのが本音です。レギュラー案件を担当できたので、撮影現場で一緒に仕事をするクリエイター、スタッフ、クライアントとは継続的に深いコミュニケーションが取りやすく、良い関係を築けています。
アマナには全社的なナレッジ共有の場やツールが多く、私のチームでは毎週1回全員で案件進捗を共有し、社内のクリエイターや商材について理解を深める場が設けられています。クリエイターからは作品事例や今後やりたい仕事の共有、商材に詳しいプロデューサーを呼んで説明や事例紹介をしてもらっています。アマナにはクリエイター300人が在籍し、商材も豊富なので、覚えることがたくさんありますが、新しいことを知るのは楽しいですね。とにかく今はいろんな人に顔を覚えてもらって、今後一緒にお仕事が出来るよう自分を売り込んでコネクションをつくっていきたいです。
これからアマナで実現したいことは?
プロデューサーとして独り立ちし、アマナで自分の代表作を残したいです。また、今はグラフィック制作を中心に携わっていますが、ムービー、web、CGなど、色々な案件を経験して守備範囲を広げていきたいです。そして課題解決の引き出しをたくさん持ち、実力をつけることで、前職でなし得なかった地方創生のお仕事に携わりたいと思っています!
TOP画像:前田直子 amana / アートディレクター・イラストレーター
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