「コワモテだけどめっちゃ優しい」
そんな評価が業界内外から寄せられている小島さんは、まさにオルターブース的アットホームの象徴。
そんなコワモテの下には、優しさ以外のものもたくさん埋まっていることはあまり知られていない。
その一つが「音楽」。
今回は元バンドマンでもある小島さんの音楽遍歴と、内に秘めたるオルタナティブ・スピリットの源泉について伺いました。
(2020年4月16日に行われたYouTubeライブ配信をもとに再構成しています/聞き手:新藤洋介)
新藤 音楽をやってた頃の小島さんの精神って、今のオルターブースでも生きてますよね。
人と違うことをやろうとするオルタナティブなスピリッツ、今も健在じゃないですか?
小島 それはありますよね。
昔からより激しさを求める性格だから、
他人とは違う何かをやりたいって思っちゃうわけですよ。
だから今の仕事も僕の音楽性と似てるんじゃないかな。
新藤 今も小島さんは僕らのためにベース弾いてくれてるなって思ってます。
小島 え?どういうことですか?
新藤 会社というバンドでベースを弾いてくれてる感じです。
小島 なんかいい感じで話をまとめようとしてますね!(笑)
新藤 僕なんかは適当にドラムとか叩いちゃう賑やかし系ですけど、
小島さんは表立ってすごく派手なことしてるわけじゃない。
でもなくてはならないベースラインを弾いて貰ってるなと。
小島 そう言って頂けて有り難いですね。嬉しいです。
今でも自分はオルタナティブなベーシストっていう感じがしますよ。
新藤 ちなみにこれだけは言っておきたいおすすめアーティストってあります?
小島 たくさんいるんですよ。たくさんいるんだけど、
人生を変えた一曲みたいなのを選ぶのはなかなか難しい。
今すごい聴いてるのは今沢カゲロウって言うベースソロパフォーマンスをやってる方。
自分も元々ベーシストだったから。
あとすごくベタなんですけど、Marcus Millerは昔から好きなんですよね。
全然パンクとかハードコアじゃないんだけど。
Wikipediaより
ベースってやっぱりすごい好きで、最近ベースにすごくこだわって聴いてます。
なので、このベースの音かっけえっていうのがあったらぜひ教えて欲しい。
ちなみに僕は「ベース音がやたら重いプレイリスト」を作ってまして、
いつか公開したいと思います。皆さんぜひ聴いて貰いたい。
新藤 ベースアンサンブルとかあったら思わず聴いちゃいますもんね。
そう言えばずっと疑問に思ってたことがあって、
Marcus Millerのベースのあの金属の蓋ってなんですか?
flickrより
小島 スラップやる時に手のひらの位置が定まらないんですよ。
ちょっと弦から浮かせなくちゃいけないでしょ?
そうすると手が固くなってサウンピングが弱くなるんですよ。
ピックガードみたいな銀のやつがあるとあの上にちゃんと手を置けるわけ。
その弦に触れないよう手のひらの下に軽く添えるとサウンピングが楽になるんですよ。
Marcus Millerって親指が下から立つようなスタイルなんで、
手首の所にそれがあると叩きやすい。
だから連打してわーって盛り上げる時はそこを使ってますね。
新藤 なるほど・・・!
小島 いや~いつかベース弾く番組とかもやりたい。
下手くそだけど何かあったら弾きますよ。
新藤 ぜひ!それは楽しみです!
小島 今回の内容は全くITと関係ないけど、こういうのはたまにはいいですね。
コロナで気が滅入ることの多い世の中だから、楽しく行きましょう。
新藤 ですね。それが一番です。
では今回はこのへんで。
小島・新藤 ありがとうございました。ではまた~。
(おわり)
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