なにをやっているのか
Mobingi ALMはマルチクラウドに対応
シンプルかつユーザーフレンドリーなUI/UX
「Cloud simplified.(クラウドをもっとかんたんに)」
アルファス株式会社(旧:モビンギ株式会社)は、成長著しいクラウドの領域で、AWSなどのクラウドサービスのユーザー企業やそのサポートをする事業者がコスト把握や最適化を簡単にするためのツールをSaaSで提供しています。
この事業アイデアは技術的にも市場トレンド的にも注目を浴び、米国 500 Stratups(第15期)をはじめとして、これまでに国内外のさまざまなシードアクセラレータプログラムに参加してプロダクトやチームをブラッシュアップしてきました。
また、DNX Ventures や Archetype Ventures など、国内外の有力なVCからこれまでに累計で7億円強の資金調達をしています。
◼︎提供サービス『Ripple』
MSP(Managed Service Provider)や大規模なクラウドユーザー企業に向けたクラウド費用管理アプリケーションです。利用コスト計算の自動化により、管理部門の負担を大幅に削減するほか、組織単位の正確なコストが把握できるようになるため、組織や事業単位での最適なサーバーインスタンスの選択や収支管理を簡単に行えるようになります。
◼︎受賞歴など
「Draper Nexus B2B Summit 2017」スタートアップ・ピッチ(2017年1月18日開催):
最優秀賞・Cisco賞
http://mobingi.hatenablog.com/entry/2017/01/19/154905
◼︎メディア取材歴
「ChefやAnsible以外のクラウド管理ツールが必要なワケ―、Mobingiが2.5億円のシリーズA調達」(TechCrunch日本版、2017年1月)
http://jp.techcrunch.com/2017/01/16/mobingi-2/
「クラウド自動化のMobingi、シリーズAラウンドで既存投資家から2.5億円を調達——運用自動化プラットフォーム『Mobingi Wave』を開発へ」(THE BRIDGE、2017年1月)
http://thebridge.jp/2017/01/mobingi-series-a-funding
「最適なクラウドサービス環境提供で目的が一致:大企業のサービス革新をスタートアップが加速:モビンギ」(ASCII、2017年3月)
http://ascii.jp/elem/000/001/450/1450344/#eid1450355
◼︎プレスリリース
「クラウドコスト削減に効果的な低額インスタンス利用を自動化!モビンギ「Spot Optimizer」がGoogle Compute Engineにも対応。」(2018年6月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000015931.html
「AWSのコスト可視化・自動計算ツール『Mobingi Wave』に新機能が追加! AWSリソースに付けられたタグ単位でのコスト管理を実現。」(2018年6月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000015931.html
なぜやるのか
クラウド構築の標準化
企業の課題を解決
AWS(Amazon Web Services)や Microsoft Azure・GCP(Google Cloud Platform)などのクラウドで利用するITリソース(Infrastructure as a Service)は、世界中で急速に利用が伸びています。
その背景には「所有から利用へ」の大きなトレンドがあります。いまや、従来のデータセンター利用とは異なり、初期投資なしにITインフラの構築が可能で、また、プラットフォームが幅広く提供するアプリケーションやツールを利用することで、利用企業は自分たちが開発するアプリケーションに集中することができます。
一方で、そこには新たな課題も生まれてきています。
従来のオンプレミスでのITインフラ調達では、大きな初期投資が必要でしたが、その分、コストは固定でわかりやすいものでした。しかし、利用するごとにコストがかかる形式になったことで、事前の費用予測は難しくなりました。また、実際にクラウドサービスを利用しているエンジニアと一緒でないと、その利用状況の把握も難しくなってきています。
つまり、ITに関するコスト管理の方法も、そのために求められるスキルも、オンプレミス時代から大きく変わったのです。
こうした課題から、海外では「FinOps(フィンオプス)」という新たな潮流が現れてきています。
アジャイルメソッドやリーン方式によるソフトウェア開発が進む中で、継続的な開発や改善を繰り返していくことを目的に開発部門(Dev)と運用・IT部門(Ops)が連携していく「DevOps」が生まれたように、ITリソースの調達・運用・管理においてもバックオフィス・財務部門(Fin)とIT部門(Ops)が一体になっていくことで最適化していこうという流れです。
アルファスの提供する『Ripple』は、この FinOps を主導し、クラウドサービスのユーザー企業やそのサポートを行っているSI事業者・MSP事業者のシンプルでスマートなクラウド利用を支えていきます。
どうやっているのか
上下関係のない職場でフラットにディスカッションしています。
クラウドの知見を広めるコミュニティもサポートしています。
東京とクアラルンプール(マレーシア)の2拠点をベースに、プロダクト開発と事業を展開しています。
AWSの認定資格を持ち、利用料金の仕組みなども熟知している日本人のエンジニアたちと、コンピュータサイエンスの学位を持つ優秀な海外エンジニアたちが共同してひとつのプロダクトの開発にあたっています。
また、プロダクト提供開始の際から、複数の大手SI事業者・MSP事業者が利用しているため、ユーザーからのインサイトも常に取り入れてプロダクトに生かしています。