こんにちは!アルファアーキテクト株式会社 人事・広報担当の佐山です!
本記事では、マーケティング各部門の業務における課題と人工知能(以下、AI)を搭載したツールが提供するソリューションを解説していきます。
また、タイトルにもありますように、マーケティング部門別の最新AIツール25選のマッピングシートをダウンロードいただけますので、是非ご活用ください!
【目次】
1.人工知能(AI)の分類
2.マーケティング部門別の業務課題とAIによるソリューション
・企画制作部門
・Webサイト改善
・SEO対策
・広告制作PDCA
・広告媒体部門
・メディアプランニング
・広告運用
・CRM部門
・セグメンテーション
・CDP
・パーソナライズ
人工知能(AI)の分類
まず、AIの類型について改めて整理したいと思います。
AIは下表のように、汎用人工知能と特化型人工知能に大別されます。
最近では将棋のAIはプロ棋士に勝つレベルでありますが、将棋以外には対応できないAIのため、特化型人工知能に該当します。
マーケティング部門を支援するAIツールは下表の枠組みでは特化型人工知能に該当します。
それでは、早速マーケティング各部門毎に見ていきましょう。
今回、ピックアップした部門は以下となっています。
企画制作部門
オンライン・オフラインに関わらず企画・制作に関わっている方々の所属部門。
広告媒体部門
こちらもオンライン・オフライン問わず広告媒体のプランニング、発注、運用に関わっている方々の所属部門。
CRM部門
保有データを活用したCRMの業務に従事している方々の所属部門。
企画制作部門
Webサイト改善
- 課題例
- デザインの検討工数
- クリエイティブ改善の属人化
- 効果検証の工数
- AIによるソリューションデータドリブンデザイン
- 膨大な過去データを機械学習し作成されたフレームワーク
- 改善策の効果検証の自動化
SEO対策
- 課題例
- どのページを優先的に改善するか
- タイトル・本文・構成のどこを改善すべきか
- 改善後の投資対効果デザインの検討工数
- AIによるソリューション
- 改善策が自動で提示され検討工数削減
- 改善策の効果予測
広告制作PDCA
- 課題例
- 制作に時間がかかる
- 客観的なクリエイティブ評価
- 属人的なクリエイティブ改善
- 人手で分析しきれない(分析が難しい)
- AIによるソリューション
- AIによる動画の自動生成
- 人の注視点を予測した評価軸の抽出
- クリエイティブと運用の最適設計をレコメンド
- クリエイティブの要素を分析し最適な要素を示唆
広告媒体部門
メディアプランニング
- 課題例
- オフラインとオンラインを統合解析したいが知見が無い&工数がかかる
- 膨大なデータを活用し広告費を最適化したい
- AIによるソリューション
- 過去データで予測モデルを労力なく作成
- 広告予算の最適配分のシミュレーションを自動生成
- オフラインとオンラインの統合モデル作成
広告運用
- 課題例
- 運用工数を削減したい
- 運用成果を上げたい
- リスティング広告のCPAが高騰
- AIによるソリューション
- アルゴリズムによる自動運用で工数削減・成果向上
- 人の限界を超えた緻密な運用を実現
- リスティングのTD品質スコア改善
- リスティングキーワードの作成時間削減
- 運用教育コストの削減
- 今後の成果改善の伸びしろを可視化
CRM部門
セグメンテーション
- 課題例
- 自社サイトユーザーデータの活用が不十分
- ポストcookieでのターゲティング広告が不安
- スコアリングロジックが作成できない
- AIによるソリューション
- CDPのデータから自動的にセグメントを生成
- 来訪ユーザーデータから見込のあるユーザーを自動的に抽出
- 機械学習によるユーザーへの自動スコアリング
CDP
- 課題例
- 膨大なデータ量分析負荷
- 個別のシナリオ作成ができない
- コミュニケーションチャネルへのシームレスな展開が出来ない
- AIによるソリューション
- 機械学習で分析工数削減
- 最適なセグメント設計と発見が容易に
- リアルタイムな意思決定を支援
パーソナライズ
- 課題例
- パーソナライズの工数削減
- CMSでのサイト管理の限界
- テストパターンの限界
- AIによるソリューション
- 自動化機能での省力化
- コーディング不要
- テンプレートで自動デザイン
- 多変量テストによるパフォーマンス向上
マーケティングにおいてAIの活用は進んできていますが、まだ情報収集中という方も多いと思います。
ですので、今回の記事がAIツールを調べるきっかけとなれば幸いです。
気になる方は、いますぐ以下をダウンロードしてみてください。
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