こんにちは!アルファアーキテクト株式会社 人事・広報担当の佐山です!
この度、アルファアーキテクト株式会社はKISSAKO合同会社(以下、KISSAKO)との協業事業で企画・開発した、AIで広告の運用を支援するクラウドサービス「Adaup(アダップ)」の提供を4月1日より開始いたしました。
当社は動画広告事業を主業とし、KISSAKOは人工知能及び人工知能に関する各種技術の調査、研究及び開発を行っております。
「Adaup(アダップ)」は、AIモデルによる「クリエイティブ・出稿・CRM」の各分析と広告出稿データ(アクチュアル)の管理をワンストップで提供するクラウドサービスです。
本サービスにより、企業の広告・マーケティング施策のPDCAをサポートします。
これまで、動画広告にもたらすAI技術の活用について、Vol.1~Vol.3に分けてシリーズでお送りしてきました。
各機能が解決できる課題はどういうものなのか、各サービス毎にリンクさせておりますので、ぜひ過去の記事と併せてご一読いただけると嬉しいです!
Adaup(アダップ)の由来
「Adaup(アダップ)」は、『AIで広告(Advertisement)に関する全てのデータ(Data)を分析し企業の売り上げを伸ばす(UP)』という意味が込められています。
また、ロゴのシンボルマークはAIという文字をモチーフにしています。
社員各自が名称を考え、総数50案ほど出た中で複数回の社内投票を経て「Adaup(アダップ)」に決定しました。
Adaup(アダップ)の開発・リリースに至った経緯
動画広告事業を行っている当社は、大量の広告用動画や、広告出稿データを保持しております。
保持している動画やデータを、AI技術を用いて分析することで、マーケッターや広告に関わる方の役に立つツールを作れないかと考えました。
また、プロダクト企画を立案する中で、動画以外にも、メディアプランニングやCRMという複雑な領域に対してもAIで支援ができるのではと考え、2020年から当社とKISSAKOは広告分野におけるAI活用・事業化の協業を進め、この度「Adaup(アダップ)」のリリースに至りました。
Adaup(アダップ)で実現出来ること
それでは、Adaup(アダップ)でどういったことができるのでしょうか?
Adaup(アダップ)のメイン機能について、ご紹介していきたいと思います。
①クリエイティブAI
広告用のクリエイティブをAIが分析、改善示唆を提供する画期的なサービスです。現在は動画分析が対象となり、静止画分析は今後実装予定となっております。
AIが広告動画内の構成要素(人物、ロゴ、商品、テキスト等)を自動検出し定量化することで、KPI、タイムライン(動画尺)、広告効果予測等の分析結果をもとに、他のクリエイティブとの比較も可能となり、クリエイティブPDCAの効率化を実現していきます。
動画広告のクリエイティブ制作における課題については、下記記事をご参照ください。
②アロケーションAI
オンライン・オフラインの各種メディアの間接効果を含めたメディアパワーを定量化します。
ユーザーがコンバージョンに至るまでのカスタマージャーニーを可視化し、成功パターンを提示することができます。
また、メディアアロケーションで期待される成果をAIでシミュレーションし、広告効果の最大化を支援します。
メディアアロケーションがAIツールによってどのように最適化できるのかについて、下記記事をご参照ください。
③CRM AI
※こちらの機能は2022年秋に提供開始予定となります。
Web行動データ、属性情報、購買履歴からAIが特定施策に反応しやすいユーザーをスコアリングします。スコアリングの高いユーザーリストを自動で作成することで、CRMの成果向上に役立てます。
顧客データを活用した広告施策に関連する当社の取り組みについて、下記記事をご参照ください。
④アクチュアルレポート管理
Google各種広告媒体のAPIを利用した自動データ連携機能を備え、ダッシュボードで一元管理。
時系列、媒体別、クリエイティブ別でのアクチュアルパフォーマンスを可視化します。
「Adaup(アダップ)」は、今後もお客様のニーズに合わせたプロダクトとして成長させていきますので、乞うご期待ください!
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