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社員対談前編・「一人前のエンジニアになるための秘訣をお伝えします!」

2人の考える「プロフェッショナルの仕事」とは、どのようなものでしょうか?

橋本:

お客様の依頼に100%応えるのではなく、お客様の要望より1%でも上乗せした価値を届けることだと思います。一般的なIT系の企業だとお客様の注文をこなす、ちょっとドライな印象だと思います。オールスマートは、お客様とのコミュニケーションをとにかく大事にしていて、まずはお客様の要望を正確に捉えることを最重要視しています。「!?」と驚くほどで、すべてにおいて任せてもらえる風土なんです。


伴:

少し似ていますが、私はお客様とのコミュニケーションの中で潜在的なニーズを引き出し、形にすることだと思います。今の時代、言われたものを作るだけならAIでも出来てしまいますからね。私たちエンジニアは、新しい技術を開発するのではなく既存のものを組み合わせることが仕事のベースです。お客様の潜在的なニーズに最も適した組み合わせ方を考えることが「人間にしかできない仕事」ではないかと思っています。


橋本:

コミュニケーションを密に取れる社員は、お客様からも求められます。うちは営業部がない会社で、エンジニアが営業の役割も担います。エンジニアひとり一人が「聞く力」を持っているので、潜在的なニーズを汲み取ってそのニーズを満たせるようなプロダクトを作り上げます。だから、営業部がなくてもお客様に高く評価していただけるので、うちは新規開拓をする必要がほとんどないです。受注の多くは既存のお客様のリピートやご紹介です。


伴:

プログラミング言語などのあらゆる知識を常にアップデートするのは大切です。仕事における価値提供の幅を増やすことに繋がりますからね。しかし、最新の技術を用いることが必ずしもお客様の要望を満たすとは限らないということは、忘れないようにしています。自分のアンテナを働かせ、お客様の意向や予算などを踏まえた最善の提案をするために、自分の中にある全ての知識の中から適宜選択することを心掛けています。





新たに加わるメンバーにはどのようなものを求めていますか?

橋本:

年次関係なく、分からないことを「分からない」と言えることです。1個分からないことがあって1時間悩むより、10分くらい考えて分からなかったら聞く方向に切り替えた方が、残りの50分を別の仕事に充てられますから。正直、私たちは1年目のメンバーにはプログラミングの能力は求めてないです。とにかくわからないことを「聞く力」を1番求めています。


伴:

質問をするときに必要なコミュニケーション能力は、お客様と話す時にも輝きます。まずは元気に話せることや報告がきちんとできることなど、技術以外の部分で求めているものが多いです。あとは、仕事に対するガッツですね。何でも素早く行動に移せる人や、物事を突き詰めることが好きな人は伸びるなと感じています。


橋本:

うちの社員は仲が良くて質問しやすい雰囲気なので「聞く力」は働いているうちに自然と身についてくるんじゃないかと思います。私もプログラミングの経験などない状態で入社しましたが、いわゆるIT企業のような黙々と仕事をしている感じでは全くなかったので、これでもかというほど先輩に質問できる環境です。


伴:

聞ける人はマネジメントの面でも成長が早いです。聞くことは、物事の本質や要点をつかむことに繋がるので、聞き上手な人は状況把握能力が高いです。そういう意味で、周囲へアンテナを張れる人はそうでない人と比較して、マネジメント能力の習得速度が圧倒的に早いですね。プレーヤーとしてだけではなくマネージャーとしての能力を身につけてもらうためにも、1年目のメンバーには「聞く力」を磨いていってほしいです。




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