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【第二回】社長連載~事業の中で今一番課題に感じていること~


こんにちは。株式会社AlbaLink代表の河田です。

先月からスタートした社長連載ですが、今回はAlbaLinkの事業において、『今一番課題に感じていること』をテーマにお話していきたいと思います。

2022年はだいたい30人くらいの組織で、拠点が3つ。
2023年は60名くらいに増えて、6拠点に。
2024年12月現在、約140名くらいの組織となり拠点が13拠点。

渦中にいるとあまり気がつかないのですが、冷静に立ち止まって考えてみるとまぁまぁな速度で組織成長をしている会社だなと感じます。

30名→140名だと、もう別の会社ですよね。30名の時に考えた制度設計やルールが140名のままで通用する部分もあれば、しない部分もある。

組織の成長に合わせて制度変更しているのでは手遅れになることもあるので、ここをどれだけ解像度高くイメージして先回りしていけるかが、経営の腕の見せ所になるわけですが、経営やら組織に最適解など存在せず、日々試行錯誤です。


前置き長くなりましたが、上記の通り見たこともない波に飲み込まれて、その中でサーフボードも持たずにひたすら目的地を目指しているような状況ですので、正直課題だらけです。

全社としても、各部、セクション、支店としても、課題のないチームなどほとんどないのかなと思います。

その中で、「1番」課題に感じてることは何か?良い機会なので考えてみました。

目次

  • 1番課題に感じていること

  • 縦だけじゃなく横にも

  • 気をつけたいこと

  • 最後に

1番課題に感じていること

たくさんあるのですが1つだけと言われると、スピード感のある意思決定ができず高速でPDCAが回せないこと。

2023年までの組織体制と2024年の組織体制で大きく変わったことが、階層が1段階増えたことです。営業部の階層が、「経営→部→支店」だったところから、「経営→部→ブロック→支店」と一階層増えていて、これは唯一営業部のみがこの構造になっています。(他は「部→チーム、課」まで)

↓2024年1月実施の社員総会

↓2024年7月実施の中間総会。半年で人員が急増しています。

これまでは、経営陣および部の責任者で方針や設計を考え、それを支店長(いわゆる課長職)におろして浸透をしていたのですが、ここにもう一階層入ることですべてにおいて意思疎通及び意思決定が難しくなったなと。

理想的な状態は、

・現場の情報がタイムリーにあがってくる
・その情報をもとに意思決定者が適切な決定をする
・それを意図背景を含めてスピーディに現場に伝える
・その内容がすぐに現場で踏襲され、結果に反映される
・その結果をまたすぐに経営含む意思決定者に戻す

この繰り返しがエレベーターみたいに超速で行われている状態なのですが、階層が1つ増えたことでここの難易度が10倍くらいにあがった感覚があります。

縦だけじゃなく横にも

この問題は縦だけじゃなく、横方向でも同じように起きています。
少し前までは、

「管理部、営業、マーケ」くらいだったところから、

「コーポレート(総務、労務、情シス)、経理、人事、営業(営業事務、育成、CS)、マーケ、広報、」

みたいな形で横にも広がりを見せていることで、全社共通の意思決定について機動力がなくなったなと感じます。

まだまだ事業も組織も拡大途中にある中で、スピード感を失うことは停滞と同義だと思うのですが、そこを果たせてないのは明らかに経営としての課題だなと。
そしてこれができないのは会社全体としての仕組化であったり、経営もマネージャーもメンバーも全員含めた育成速度であったり、原因は色々です。

気をつけたいこと

こういう課題はどこをどうすれば明確に成果が出るのか?そもそもこの課題が原因でどのスコアに影響が出ているのか?がわかりにくいし、打ち手に対する反応にも時間がかかります。(当然その上でいくつも対策をして仕組み構築に奔走するわけですが)

そんな中で気をつけたいのは、「本質に向き合う」という部分。
ディー・エヌ・エーの南場さんがよく言っている言葉で、「コトに向き合う」というのがありますが、まったくこれと同じです。人数が増えてセクションが増えてきて、この言葉の意味が本当に理解できてきた気がします。

関係者も増えて評価者も増えて、自分がやるべき役割や意義、目標、方針、原則みたいなところが見えにくくなって、それを伝えるメンバーも多重化されて、結局この会議はなんのためにやってるんだっけ?俺って誰の何を解決するためにこの仕事してるんだっけ?どの仕事に付加価値がついてるんだっけ?みたいなところを把握できなくなってくる。

会社や事業の評価者はいつだって市場でありお客さんだし、会社という組織はその評価者に対してどういう付加価値を出していけるのか?がベースであって、それを果たすためにどういう評価や組織文化があるべきなのか?このあたりの最上流をどこにするかは会社ごとのPMVV的なものが関わってきますが、今目の前の仕事が何を果たすためにやっているのか?というのは常に全メンバーが意識してやっていきたいなと、人数が増えた今だからこそ強く思います。

その上で、経営としては意思決定がスムーズにできるための仕組化を推進していきたいなと。そのために何をするべきか考え続けます。


最後に

今回は事業の課題をテーマにお届けしました。
会社のフェーズや規模によって変わる課題に対して、どのように取り組んでいくべきか、一人一人が柔軟な考えを持って向き合っていく必要がありそうですね。

これから更に規模を拡大していくAlbaLinkにもご期待ください!

次回の更新をお楽しみに!

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