なにをやっているのか
Airporterはツーリストが煩わしい手荷物から開放され、より自由に、有意義で、豊かな観光時間を過ごして頂くために、空港と宿泊施設間に特化した当日配送サービスを提供しています。
具体的には、「荷物を集め、それを運び、保管する」といった3つの領域を横断して事業を展開しています。
▼荷物を集める(預ける)
ツーリストはAirporterのwebサイトで集荷を依頼し、決済します。そして、弊社と提携しているホテルに荷物を預けるだけ。あとは荷物のことは気にせず、自由な観光の時間を楽しんで頂けます。
ホテルをはじめとする宿泊施設様は、ツーリストから荷物を預かり、出荷するだけでOK。面倒な伝票代筆や荷物採寸・軽量、決済業務の必要はありません。また、即日配送のため、コンスタントに集荷を行うため、ロビーが預かった手荷物で溢れかえるようなこともありません。
現在では、提携ホテル数は順調に増えており、1年弱で東京40,000室、大阪12,500室と提携し、市場全体の25%以上のシェアを獲得できました。最近では、東京内の全APAホテルグループと提携が決まりました。
▼荷物を運ぶ
Airporterは俊敏な動きが取れる物流のパートナーと連携することで、空港⇔ホテルに限定することで、即日配送を実現しています。
大手企業は多品種目を大量に配送できることに強みをもっていますが、即日配送ニーズへの対応には難航しています。何故なら、集めた荷物を仕分けセンターに一度荷物を集めてから目的地に配送する仕組みを構築しているからです。例えば、渋谷から浅草に荷物を送る場合も1度仕分けセンターに集めてから配達するといったイメージです。
私達は、大手企業が手の届かない即日配送の領域において、東京のホテルと成田空港や羽田空港といった数十キロの短距離区間を高回転率で直接配送するシステムを構築しています。
▼保管する(受け取る)
荷物はJALABCと提携して各空港で保管しています。ツーリストは帰宅(帰国)の際に、各空港の受付窓口を訪れ、荷物をピックアップするだけです。
受け取りでは、予約番号を申告するのみで、面倒な手続きは一切なしです。
私達はこのようなかたちで、観光における荷物の煩わしさを解消し、ツーリストの「観光時間の創出」を実現しています。
以前ユーザーから、「Airporterを使うと荷物を取りに戻らずに直接空港に行けるので、その分時間ができ予定にないところまで行けて満足」と言われました。
今後は「世界の観光時間を創出する」を実現するために、事業をスケールしていきます。
なぜやるのか
代表の泉谷は、もともと民泊を10軒ほど経営していました。その際、ツーリストから「観光中に邪魔になるから荷物を預かって欲しい」といった問い合わせが非常に多くありました。
民泊はホテルと違ってクロークがないので、荷物を預けられません。そこで、駅にあるコインロッカーを代わりに使ってもらおうとしたのですが全くと言っていいほど空いていませんでした。
それなら宅配サービスで空港まで届けてもらおうと電話をしたのですが、当日配送に対応していない企業がほとんどでした。
最終的に、自分でレンターカーを借りて空港まで行って渡したのがAirporterの原型です。
また、当時は荷物の問題は訪日観光客の困りごととしてあまり認知されておらず、観光庁が公開している困りごとランキングに入っていませんでした。データとしての裏付けが無かったのです。
しかし、実際には多くのツーリストが「荷物を預かって欲しい」と言います。また、街ではツーリストが荷物を引きずり途方に暮れ、『観光難民』と化す現象も目の当たりにしました。
「ニーズがあるのに課題化していない」これ自体が問題でした。
会社組織に属していて新規事業を始める際、「始める理由となる客観的なデータを示せ」と言われることが多いと思います。
ですが、私たちのポリシーとして『まずやってみる』の考え方を大切にしています。
民泊をやる前にも貿易商や焼き芋屋をやっていました。特に焼き芋屋でその重要性を学びました。(この話はロングストーリーなのでお会いした時にゆっくり話しましょう。)
Airporterはこのような原体験(自分の体験で得た一次情報)が核となり立ち上がりました。
ツーリストが煩わしい手荷物から開放され、より自由に、有意義で、豊かな観光時間を過ごして頂くために、「世界の観光時間を創出する」ために、今後も事業を展開していきます。
どうやっているのか
私たちは「楽しんでも、楽はしない」をモットーに日々活動しています。
ベンチャーは、未開の森林を開拓していきます。誰かが通った道を整備することも大事ですが、社会やお客様が抱えている声にならない声を引き出して、現在地からその声に至るまでの「バイパス」をつくることが求められます。
頭に汗をかくことは、本当に苦しいのです。だから、日々、喧々諤々の議論があるのは当たり前です。
ただ、何が正しいかはマーケットが決めます。だから、どんなに数字や理論で正しくとも「やったこと」が一番重視されます。
そのため、既成概念や常識、習慣にとらわれず、新しい発想や感性でビジネスに携わりたい方 ・新しい価値、概念を作りたい、世の中をもっとよくしたい、という熱意のある方を歓迎致します。
なにより、弊社の仕事をつうじて、日々のダイナミックさとスピード感から「考えながら動く」という「考動力」を味わっていただけると思います。
事業が0から1へ、1から10へ
そして10から100へ加速するダイナミズムの中に身を置くことができます。
人生は一度きりです。
完成された枠組みの中で働くのではなく、新しいカルチャーや仕組みを創りたい。
会社の愚痴ではなく、会社のミッションやバリューを語りたい。
なにより、スピード感もって自身も成長したい。
そんな想いをお持ちの方であれば、チャンスとチャレンジの環境をご提供できます。
楽天や阪急阪神ホテルズといった有名企業から露天商経験者まで様々なバックグラウンドを持つメンバーがおり、メンバーひとりひとりから刺激を受けられる環境がここにはあります。