ADT - サプライチェーン(製造・物流・小売)の最適化・DXを実現するデジタルツイン [株式会社アイディオット]
大手企業との取引実績多数。デジタルツインの開発から運用、コスト最適化、脱炭素までワンストップで寄り添いサポートします。AIの搭載も可能。デジタルツイン,プラットフォーム,物流DX
https://aidiot.jp/product/adt/unso/
株式会社アイディオット(本社:東京都渋谷区、 代表取締役:井上智喜、以下「弊社」)は、内閣府が司令塔となり推進している戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の第2期「スマート物流サービス」に採択されたスタートアップ2社と共に、2023年2月7日(火)に、東京都内で記者会見を開き、それぞれが展開してきた実証実験の成果を発表いたしました。
弊社は全6件のうち下記の3つの実証実験テーマに採択され、実現に向け、ADT(アイディオットデジタルツイン)を開発し、大手3PL企業様にご協力いただきながら実証実験を行いました。
「サプライチェーンデータセットを活用した物流企業本部向け戦略立案を実現するデジタルツインシミュレータの構築」
「交通・天災情報と位置情報を利用した物流企業現場向け業務改善シミュレータの構築」
「外部システム連携のフレキシビリティを持つ、物流特化型における炭素排出量可視化シミュレータの構築」
1.本部向け戦略立案システム
「サプライチェーンデータセットを活用した物流企業本部向け戦略立案を実現するデジタルツインシミュレータの構築」
今回開発した需要予測と最適化エンジンを活用し、効率的な物流を行うための労働力不足・車両不足を解消するため、拠点レベルで物流量の予測を行いました。
センターから行き先ごとの梱包数・カート数の需要予測を実施し、配車コストが最小になるよう算出を行いました。
現状多用されている4tトラックではなく10tトラックを多用することにより、12%の配送コスト削減に加え、32%の車両台数削減効果が見込まれることがわかりました。
2.現場向け業務改善システム
「交通・天災情報と位置情報を利用した物流企業現場向け業務改善シミュレータの構築」
配車計画は熟練者のこれまでの経験や勘を元に作成されていることが多いのが現状です。誰でも作成可能な実運用を意識し、店舗別にカート数を精度よく予測することで、配車計画作成の効率化が出来るか検証を行いました。
この結果、店舗別に物流を予測するAI予測精度(需要予測)は誤差13%~47%という結果となり、改善の余地有りとなりましたが、これは熟練者の予測(16%~54%)と同等である(活用できる)ことがわかりました。
今後、より精度を最大限まで高める為に発送先類似企業ごとに予測モデルを構築し、配車システムに落とし込み、脱属人化・脱アナログ化を目指してまいります。
3.炭素排出量可視化・削減シミュレータ
「外部システム連携のフレキシビリティを持つ、物流特化型における炭素排出量可視化シミュレータの構築」
今回開発した排出炭素量可視化シミュレータ*を活用し、CO2排出量削減に向けた洞察を行い、CO2排出量削減ができるのか検証を行いました。
その結果、10tトラックを多く活用していくことで20.4%のCO2排出量削減効果が見込まれ、コストの最適化も実施出来ることがわかりました。
*排出炭素量可視化シミュレータ
トラックの稼働をセンサからリアルタイムに収集し、CO2排出量の可視化を実現。
可視化システムと削減AIとして、何が課題かということを導き出すためのツール
今後の展開
SIPの実証実験を通して得た知識、技術を通じて現在様々な大手サプライチェーン企業及び脱炭素に向けたメーカー様と一緒に社会課題、各企業の解決に向けた取り組みを行っております。
今回の実証実験にご興味のある企業様はぜひ一緒に社会課題解決に向けた取り組みをできればと思います。
・お問い合わせフォーム
https://aidiot.jp/contact/
弊社代表のコメント
株式会社アイディオット 代表取締役 井上智喜
今回SIPの実証実験を通じて、日本の経済を支えている物流業界の課題と解決策について理解し、いくつかの解決の道を示すことができたと思っております。
この取り組みを通じて、弊社は物流企業の大手から中小企業まで直接のつながりを持つことができ、各企業様からさまざまな課題を聞かせていただくことができておりますが、今回の3つの取り組みは物流企業様の課題解決に貢献出来るとしてもそれはごく一部だと思います。
しかしながら物流の標準化という部分については直接一緒に取り組みたいと言っていただいている企業様も既に数社あり、大手物流企業様や3PL企業様、商社様、部品メーカー様については導入が確定しており、サプライチェーン全体の最適化ツールの開発についてプロジェクトを立ち上げていこうと考えております。
当内容につきまして、メディアにて報道されました。
詳細は以下URLよりご覧ください。
■ascend等3社/DXで2024年問題打破へ、SIP実証成果発表
【LNEWS】
■AIやビッグデータ活用で2024年問題の克服と「サステナブルな倉庫」実現は可能
【LOGI-BIZ online】
https://online.logi-biz.com/75046/
■データ活用で物流効率化 アセンドなど3社が5件の実証成果発表
【日刊工業新聞】
■デジタルツインで物流課題可視化、アイディオット
【LOGISTICS TODAY】
会社概要
会社名:株式会社アイディオット
代表取締役 CEO:井上智喜
URL:https://aidiot.jp/
本社:東京都渋谷区神南1-12-16アジアビル6F
設立:2014年11月
メンバー:約43名(パート・業務委託含む)
【代表SNS】
Twitter:https://twitter.com/AidiotC
Facebook:https://www.facebook.com/satoki.inoue.5
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社アイディオット 広報担当:藤田
メールアドレス:pr@aidiot.jp
採用情報
弊社では事業拡大に伴う人材採用を全業種にて強化しております。
ビジネスサイド・開発サイド問わず、日本を代表する企業様へ自社プロダクトを活用した、新規事業コンサルティング、開発にご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
【募集ポジション】
【採用情報】
【採用についてのお問合せ先】
株式会社アイディオット 採用担当:大島
メールアドレス:recruit@aidiot.jp