学生のレベルに合わせて少し背伸びをした課題へ取り組むインターンを経験できました！

＜第九弾＞AIメディカルサービスのインターン卒業インタビュー　CVリサーチャー丸谷さん

弊社にインターンついて知りたい方は、ぜひご一読頂ければと思います！

＜内容＞

インターンを始めたきっかけについて教えて下さい
インターンの内容について
入社してから分かった社内の雰囲気
自分が成長したなと思ったこと
今後に活かせそうなこと
応募を検討している方へのメッセージ

プロフィール：
AIメディカルサービス　研究開発室　インターン　丸谷さん

━━インターンを始めたきっかけについて教えて下さい

　私は今年、岡山大学工学部情報系学科を卒業し、4月から大学院へ進むことになっています。大学では、1年から3年まではコンピューターサイエンスを学んでいて、4年生になってからは、元々医療系画像に興味があったこともあり、ベイズ推定（事前知識とデータから対象を統計的に推定する枠組み）や統計力学に基づいて”統計的情報処理”の諸問題を研究する相田研究室に入り、機械学習を触って癌の悪性度を研究するテーマに取り組む段階に入ったところです。

　昨年8月までは大学院へ進むための勉強で忙しく、10月から本格的に研究室に関わりはじめて、卒論は、幾何学を使った機械学習で、癌の画像認識の可能性を見出す研究をまとめました。無事に大学卒業が決まり、大学院へ進むまでの春休みを利用して、働くことを体験してみたかったことからインターンを経験してみようと思い、インターンのスカウトサイトへ登録したところ、お声がけを頂いたのがAIメディカルサービス（AIM）社でした。実はAIMについては、1年くらい前にネット記事で見たことがあり、認知はしていました。その企業からの連絡であったことと、自分の研究テーマと極めて近い事業を展開していることもあり、ぜひお世話になりたいと思いました。

━━インターンの内容について

　AIMには1ヶ月ほどお世話になったのですが、最初の2週間は深層学習の扱い方やライブラリの利用方法を勉強したり、医療画像を使ってPythonやPyTorchをつかって実際に動かしてみたりして、画像処理の性能を出すトライアルを実施しました。そのトライアル結果を、CTO加藤さんにレビューをして頂いて、課題の共有やより良い手法についてアドバイスをもらう機会がありました。

　後半は、胃癌の画像データを活用したディテクション（検出）のタスクを体験させてもらい、そこでOpen MM Lab系のライブラリ環境の使い方を学びました。今までは特徴量を手で設計して統計的な機械学習（SVM）の方法で特徴量から判断していたのですが、ディープラーニングで特徴の抽出から分類まで全部やるという初めての経験をさせて頂きました。基本的なところでしたが、これから大学院でも取り組む内容なので、とても勉強になり、この一年間で一番勉強になり貴重な経験だったと思います。

━━入社してから分かった社内の雰囲気

　元々、AIMは「医療系の研究をやっている会社」というくらいの印象でした。インターンを受け入れ指導して下さる上司が、インターン面接でお話をさせて頂いたCTOの加藤さんで、その経験値と知識量の深さと広さに圧倒されました。正直「社会に出たら、こんなすごい人がいるのだなあ」という驚きがありました。

　私と同じようにAIMで少し前からインターンをしている方や社員の方は、皆さんとてもフレンドリーで、相談にも丁寧に対応していただいたので、入社初日こそ緊張感がありましたが、すぐに慣れることができたと思っています。

━━自分が成長したなと思ったこと

　初めて企業の中で社会で働く方々と同じ席に座って働けたことはとても良い経験でした。自分自身の未熟さを感じましたし、まだまだ学ぶべきことや分野を発見できたことは今後の自分自身の伸びしろにつながったと思います。

　また、様々な機械学習におけるツールがある中で、実際現場でつかっている人の意見やお薦めが聞けたのは、今後大学院で利用するにも参考になりました。また、社員の方々の考え方や仕事に取り組んでいる様子を聞けたことも刺激的でした。そのような経験から、今は大学院に進学していろいろと挑戦してみたいと強く思っています。