サポート付き貸し農園「シェア畑」や、農業求人サービス「あぐりナビ」など、様々な農業ビジネスを展開するアグリメディアの社員インタビュー。 今回は、エンジニアとして2022年5月に入社した高田孝平さんにお話を伺いました。
社会貢献性を追求した先には、農業との再会が。
ーーどのような経緯で入社することを決めたのでしょうか?
前職では建設業のBtoBマッチングサイトを運営していました。これまで様々なフェーズの企業を経験し、開発だけでなく採用活動など、エンジニアに関わることは幅広く経験してきました。
しかし今後の自分のキャリアを考えた際に「社会貢献性が高いサービスに携わりたい」「よりエンジニアとして貢献できる、IT技術が足りていない組織や業界で働きたい」と考えていました。
選考の中で、会社としてミッション実現のために、現在できていること、構想はしているがコアとなるエンジニアがおらず手が出せていないこと、そんなお話を伺いました。社会貢献性の高さはもちろんのこと、ITの力でもっと盛り上げられる業界だと感じましたし、これまでの自分の経験を駆使して組織にも業界にも貢献していけるのでは、と入社を決めました。
ーーご実家も農業をされているんですよね。
はい。父親が兼業農家で、今も田んぼや畑を持っています。僕も幼い頃から農作業を手伝っていましたし、昨年は秋の1週間実家からリモートで働きつつ、休みの日に稲刈りをしていました。
実家は富山なのですが、農地が放棄されている問題や、農業に関わる人の減少、高齢化の問題は直接父から聞いていて身近に感じています。僕が幼い頃はお米を作っていた田んぼも、農家さんがもう高齢だから数年前から作ってない、なんて話も耳にするようになりました。
実際、僕の両親も60半ばの年齢になり、農家の人材不足はとても身近な問題に感じています。
しかし転職活動を始めた当初は、自分が農業に関わる仕事をするとは思っていませんでした。
ーーそうだったんですね!農業に携わることを決めた経緯を聞かせてください
今回の転職活動では、「より多くの人の課題解決ができて、より意義のあることをやりたい」という気持ちを大切にしていました。
農業の業界はまだまだIT化が進んでおらず、伸び代が大きい業界だと感じますし、農家さんが幸せになれば、作ってる作物を食べてる人もより幸せになると思うんですね。そう考えると世の中に対しても大きな影響を与えられる事業だなと。
これまでも身近にあった業界ではありますが、アグリメディアに出会ったことで 自分がこれから貢献していきたい業界だったんだなと再認識することができましたね。
働き始めてからも、社内チャットツールで「こんなお客様の声がありました!」と共有があったり、エンドユーザーのお声に触れる機会もあるので、貢献できているんだなと実感しています。
ーー社会貢献性を重要視していたのはなぜですか?
エンジニアとして働き始めた頃は、自分の作ったシステムが多くの人に使ってもらえたらいいなと思っていました。でも今はそれだけではなく、幸せになる人や幸せの量がより多ければいいなと感じています。
僕たちはユーザーにどんな価値を届けていて、それが正しい価値なのか、ということを普段から立ち返るようにしています。
もちろん事業や会社の中で売り上げを立てる必要はあるんですけど、正しいことをして売り上げを立てていくことが、僕自身のモチベーションにもなっていますね。
1人目エンジニアとしての入社は、求めていた環境だった
ーー入社してみて、率直なお気持ちはいかがですか?
アグリメディアは、この1~2年は業務委託の方を中心としてエンジニアチームが組まれていて、僕が社員としては1人目のエンジニアになると伺っていたので、何があっても驚かない気持ちで入社しました。そのため、設備や環境が思ったより整っているという印象ですね。
もちろん、今までコアとなるエンジニアがいなかったため手が回らなかった部分や、後回しにしてきた部分などが見えてきたので、そこはガンガン改善していきたいです!
ーーエンジニア職での社員1人目だと聞いた時はいかがでしたか?
前職のエンジニア組織は小さかったため、そこでできることはやり切ったかなと思っていました。しかし今後のエンジニアとしてのキャリアを考えると、コアメンバーとしてサービス全体をリードしたり、エンジニアの組織作りに携わりたいと思っていたので、1人目のエンジニアであれば将来的に携われる可能性が高いと思いました。
エンジニアが誰もいなければ、いい意味で僕がやらざる負えないですからね。笑
ーー組織づくりに関わりたいと思ったきっかけはありますか?
過去にリーダーとしてチームを統括していた際に、現場の意見を吸い上げることができても実際に組織全体にその意見を反映することは難しく、「自分だったら縦割りの組織は作りたくない」と感じましたね。その経験がきっかけで、エンジニア個人としてのキャリアだけではなく、将来的には組織づくりに携わってみたいと思っていました。
エンジニア職というのは、1人で開発もできるしフリーランスという選択肢をする方も多い職種だと思います。しかし僕としては、個人よりも組織で出来る事の方が可能性が大きく、同じミッションを持った仲間や、組織のバリューに共感してる仲間と一緒になって働くことはシンプルな「1人+1人」が3人にも4人にもなれる可能性を秘めていると感じています。
ーー他部署や社員同士の繋がりはどうですか?
現在は基本的にリモート勤務のため頻繁に顔を合わせる機会は少ないのですが、毎朝オンラインでチーム朝会を実施しています。チームの朝会では業務連絡だけでなく雑談の時間を作っていて、積極的にコミュニケーションを取ることができており、とても有り難いなと感じています。
他にも業務委託で技術顧問のような役割をしていただいている方と個人面談の機会を設けていただいているので、エンジニアとしてのキャリアについてや、サービスの今後の夢を語ることができてモチベーションの一つになっています。
ーー今後アグリメディアで挑戦したいことを教えてください
まずはコアとなるエンジニアが入ったことで、これまでできなかったことに着手できるようになり、事業の売り上げや成長スピードにも貢献できることを目標にしています。
現状でも急成長している会社・サービスではありますが、ITの力を最大限に使えば更にその角度を上げられると感じています。会社としての目標は、農業に関わる人を増やすこと。その実現にはITの力が必要不可欠です。1人の人間が伝えられる範囲には限界がありますが、ITの力を使えば影響範囲は何倍にも増幅させることができます。
僕自身の経験を生かして、農業の良さや難しさを1人でも多くの人に届けられるようになりたいです。できることはまだまだあるので、エンジニアももっと必要ですし、そのための体制づくり、組織づくりにも挑戦していきたいです!
ーーアグリメディアの選考を検討されている方にメッセージがあればお願いします!
自分の業務範囲やできる範囲を区切らず、周りを見渡して必要なことを見つけ実行できる人はとても合っている環境だと思います。実際にエンジニアとして貢献できることは大小関わらず多くありますし、他のメンバーも良い人が多いのできっと自身の成長にもつながると思います。ぜひ応募してください!
ーーありがとうございました!
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