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アグリメディア創業ストーリー~ミッションはこうして生まれた①~

アグリメディアは2018年の4月で、創業から7年が経過します。弊社は今年に入ってから既にアグリアカデミアの開講や道の駅事業への参入をリリースするなど、農業分野にインパクトを作り出すためにスピード感あるチャレンジを続けています。
「農業を活性化・効率化する優れたプラットフォーム(場)の創出により日本の農業の発展に貢献する」をミッションに私たちはシェア畑をはじめ、今日までに多くの方に利用していただける数々のサービスを生み出してきました。今回はそんなアグリメディア激動の創業当初を振り返りたいと思います。

農業を(アグリ)繋ぐ(メディア)

これはアグリメディアの社名の由来です。
日本の農業は歴史的・政策的な背景によって、特殊な産業構造になっており、多くの課題を抱えています。それを農業以外のものと繋げ事業化していこうという意味で付けられました。
アグリメディア代表、諸藤貴志は当初、新卒で大手不動産会社に入社するも、後に起業という選択肢に出会い、2011年4月に株式会社アグリメディアを設立します。 アグリメディアは現在、東京都新宿区にある本社を拠点に、数々の農業体験領域サービスや農業人材領域のサービスを立ち上げてきました。当初は2名だった会社は総勢330名超まで急成長。弊社の事業コンセプトは“都市と農業をつなぐ”
成功を信じて起業した諸藤でしたが、起業に至るまでの経緯、そして起業後の今日までに至る道のりは決して順調とは言えませんでした。

■新卒で入った前社時代

“勝てる事業”の作り方を学ぶ

大学を卒業し、大手不動産会社に入社した諸藤は、六本木の再開発事業の立ち上げをしながら、イベントホール、所有ビルの空室を活用した貸会議室の事業立ち上げをすることになりました。1年目から「稼いでこい」と言われた諸藤ですが、当時、ビルの不況により、企業が社内の会議室の数を削減しようという流れが追い風となり、1ヶ月、また1ヶ月と経つに連れ売上は倍になり、順調に事業が立ち上がっていきました。
当時を振り返り諸藤は、「この時の0から立ち上げる事業がとても楽しくやりがいを感じたことも、起業をする動機になった」と語ります。
「0から1を創るやりがいと楽しさ」を実感した諸藤は、20代前半の年齢ながら順風満帆なキャリアの日々を過ごしていました。

逃してしまった起業のチャンス

事業を立ち上げる中で、諸藤は次第に「自分で会社をつくり、ゼロベースから予想もしない方向へ伸びていく事業をやりたい」という意思を強めていきました。
独立について調べたり、ロジックについての勉強。起業を意識し出してからの諸藤は、日中仕事を行いながら、帰宅後の深夜と休日は新しい事業の計画に時間を費やすようになります。
2004年、当時の同僚2人に声をかけ、空きビルや空き教室を活用した事業で起業することを画策。事業に対する自信は強く、「必ず勝てる」と意気込んでいました。
しかし、一緒に会社を出ようと約束していた2人の同僚たちが起業を決心できず、結果的に2人は断念し、諸藤は、起業をするなら一人で、という状況に追い込まれてしまいます。
そういった中、諸藤自身も起業に対しての決意が揺らぎ、起業を諦めました。
「いざ本当に会社を離れることを考えると、意志の強さを問われることになった。1人で、そして家庭を持っていながらでもやれるのか、と現実的に考えた途端、結局大きな会社を辞める選択肢を取ることは出来なかった。当時仕事が評価され、充実していた、ということも踏み切れない一因としてありました。」と諸藤は当時を振り返ります。

30歳で再び起業を決意

その後会社に残った諸藤は、花形と言われる企画の部署に自らの希望で移動。都市開発の事業を担うなど、大規模なプロジェクトを次々と手掛けていき、公私ともに充実した生活を送り続けていました。
しかし、この時も諸藤は心の中にモヤモヤを抱えていました。それは起業という選択肢を捨てきれない想いでした。構想していた貸し会議室などの事業を手掛ける会社が後に登場し、年々売り上げを上げ、メディアなどにも出始めていました。「あの時起業しておけばよかった」諸藤には大きな後悔が残り、気持ちがくすぶり続けていました。
また、兄の存在も諸藤自身に大きな影響を与えました。2歳年上の兄の経営する会社は、2008年3月にマザーズ(起業から4年)、2011年12月には東証一部上場を果たし、数多くのビジネスを形成する姿に奮起させられました。
「今の仕事ができているのはお前の力じゃない、会社のおかげだろ」
兄からの挑発に刺激を受け、諸藤は、
「一度きりの人生だからやらずに後で後悔するのはイヤだな、と思った。自分が心底打ち込みたいと思えるもので起業しよう」
一度起業を断念してから5年の歳月が経過していました。30歳を最後のチャンスと捉えついに諸藤は成功を収めてきた大手不動産会社を離れ、再び起業することを決断したのです。


今回は諸藤の新卒時代から前職を辞めるまでに至る時期のストーリーをお届けしました。次回以降は創業当初の苦悩やこれまでの事業の経緯、そしてこれからの事業の展望をお届けする予定です。お読みいただきありがとうございました。

To Be Continued...

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長期インターン

過去のインターンブログ

第1回:インターン生が勝手に会社ブログ作ってみた
第2回:Meet Upに参加してきました
第3回:インターンミーティング
第4回:アグリメディアへの行き方(新宿駅から)
第5回:2ヶ月インターンしてみての気づき
第6回:シェア畑の魅力を伝えます
第7回:アグリパーク訪問記
第8回:インターン生にインタビュー
第9回:Meet Up#2
第10回:風邪予防に食べたい冬野菜を紹介
第11回:社内サークルができました
第12回:カンブリア宮殿に出演
第13回:畑が無料で借りれる!?社員を支える社内制度とは?
第14回:笑いあり、涙あり?の大忘年会!
第15回:アグリメディアのサービスまとめ

アグリメディアが提供しているサービス

・サポート付き貸し農園「シェア畑」
・野菜収穫体験付きバーベキュー「ベジQ」
・遊べる農園「アグリパーク」
・農業、酪農、牧場を中心とした農業求人サイト「あぐりナビ」
・学べる農業学校「アグリアカデミア」
温泉付き農業レジャー農園「里山シェア」

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