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「プロダクト開発をしながら、市場作りをしている」 エンジニア惠上裕介さんが感じた、3年間のチームの成長

今回の社員インタビューに登場するのは、エンジニアの惠上裕介(えがみゆうすけ)さん。

2018年にAerial Partnersに中途入社してからというもの、弊社プロダクト「Gtax」の開発一筋で経験を重ねています。実は、入社当初にもインタビューに登場。

暗号資産やブロックチェーン領域は、3年前と比較すると新規参入事業者​も増えており、注目の領域として語られることが多くなりました。そんな状況下で、Aerial Partnersの事業やそれに伴う開発組織、自身のマインドはどのように変化してきたのでしょうか。

「僕の感覚では手探りだった当時よりかは、確信を持って向き合っている感覚があります。」と語る彼に、大きな成長を遂げられた理由を尋ねました。

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ジョインしてから約3年、肌で感じた事業と組織の変化


改めて、惠上裕介です。私は入社当初から「Gtax」の開発やPMを担当してきました。「Gtax」とはなにかというと、個人投資家に対しては確定申告サポート、法人に対しては暗号資産に係る会計処理のサポートをするシステムで、現在、暗号資産の個人投資家や仮想通貨事業者の経理バックオフィス担当者など多くのお客様にご利用いただいています。

事業課題と向き合う日々

私が入社した同年にGtaxがリリースされたので、サービス開始から約3年半ほど経過します。

2018年から現在までで起こったことで言うと、仮想通貨やブロックチェーンを取り巻く市場環境の変化が著しくなったことです。

率直に言うと、ここ近年で色んな事業者が参入してみたいだったり、個人投資家の動き方が変わっていったりと顧客ニーズが多様化しているなかで、従来の弊社が提供しているサービスだと対応できないといった事業課題が浮き彫りになった時期がありました。

先回りした事業提供をしていかないと、市場に乗り遅れてしまうのでそれ以来、Aerialチーム全体の共通認識として、常にアンテナ高く潮流や税制の変化を捉えてサービス開発に反映していこうとマインドを変えていきました。

「Gtax」が唯一無二のプロダクトに成長するまで

チームが一体になって開発に向き合い続けることで、今ではGtaxは唯一無二のプロダクトになりました。実際に、法人向けの暗号資産に対応した会計ソフトはGtax以外になく、徐々にBtoBのお客様からの依頼が増えていき、安定した収益を獲得できるようになっていきました。


顧客のゴールに向かうための伴走者に

そんなGtaxがお客様から評価される理由は、主に2つあると思っています。

まず、Gtaxシステムの導入によってかなりのバックオフィスの非効率的な作業をなくし効率化に貢献しているという点です。

暗号資産を取り扱っている事業者さんは、会計処理するための既存のシステムっていうのが現状存在していないので、エクセルだけで管理してるというのをよくお客様から伺っています。ただ、それだとヒューマンエラーが発生するリスクだったり、シンプルに非効率ですよね。Gtaxはそういった、悪しき習慣をなくしバックオフィスの生産性向上に役立っていると思います。

もう一つは、専門性を持ってアドバイスできる点です。

市場の変化とともに仮想通貨の税制もどんどんと変わっており、お客様の課題もさまざまです。そんな中でも柔軟に対応できているのは、創業メンバーが全員監査法人出身で会計・税務のノウハウや知見があること。

それに加えて、代表の沼澤がJCBAの税制検討部会を務めていた経験もあり、その領域に対してかなり高い専門性を持っているメンバーが多いのが弊社の特徴。だから、いかなる状況下でもお客様と伴奏していける。そういう意味でも弊社が必要とされていると感じています。

いただいたご相談に対して先行事例がないことは日常茶飯事。それでも、お客様が描いているゴールに向かって二人三脚で走っていくようなイメージです。どんな時でもお客様に寄り添って解決策を導けるパートナーでいたいと思います。

エンジニアとして、見えてきたやりがい


新しい市場を創りにチャレンジできる

市場の変化が激しい業界であるという話をしてきましたが、新しい市場創りを担っていける、そういう面白みもあるなと思っています。

具体的には、暗号資産の税制もブロックチェーン技術もどちらも変化していっているので、それに伴って顧客の課題も同様に変化し続けている。

未成熟な市場だからこそ、そこに解決策というのがまだ存在しないのですが、私たちAerialチームの強みは会計とブロックチェーンに跨っていることなので、他の事業者が手を出しづらい両方に跨がるような課題に取り組めるところに面白みがあります。エンジニアの立場でプロダクト開発をしながら、市場作りをしているような感覚です。

ダイナミックさが魅力

日々模索しながらで、ゴールが見えなくて大変そう.... と思われがちですが、改善しないといけない重要性や範囲が他の領域よりも”ダイナミック”なところにも魅力があるなと思います。例えば、Ethereumブロックチェーンをベースにゲームを展開している事業者がいらっしゃいますが、最近では手数料の高騰や送金詰まりといった状況をうけて、サイドチェーンと呼ばれる低コストなチェーンにゲームの土台を移す、ということがありました。そうすると当然そのサイドチェーンでの取引を、どう経理フローに落とし込むかという課題が発生しますよね。そういうシーンで、利用者のサポートに対応できる企業ってまだまだ少ない印象なので、今後多くの事業者が抱えるかもしれない課題に初期の段階から向き合えるという面白さがあると思います。

Aerialチームのこれから


エンジニアの仲間を、新しく迎えたい

市場の動きが加速しているので、市場の動向に注意を向けながら新しいサービス開発に取り組んでくれるようなエンジニアが弊社には必要です。

事業者の仮想通貨利用が増えていって、安定した収益基盤を持って事業提供できるようになったAerialチームですが、さらに市場の流れが加速していくというのは見えています。

私たちがスタートアップであることと、変化が激しい市場でも収益機会がどこにあるかとかっていうのを予測をしながら、スピード感持って開発に取り組んでくれる。

そんなエンジニア経験者がいたら、是非ご一緒できたらと思っています。

2021年にDX事業も開始

弊社は「Aerial Business Hub」というサービスでは、一般企業のバックオフィスに向けたDX事業も今年ローンチしています。仮想通貨や暗号資産に限らず、Aerialチームでは新しい時代の変化や新しい技術をキャッチアップして、今の時代を変える可能性がある技術に触れ合い続けることに魅力を感じていただけるかなと。

そんなチームに、エンジニアとしてジョインすることで、今までやったことない業態での新しいチャレンジだったり、キャリアアップを求めている方、知的好奇心が強い方にはぴったりかなと思います!

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