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Salesforce World Tour Tokyo 2024 レポート1

こんにちは!今回はSalesoforceが開催する大規模イベントSalesforce World Tour Tokyo (以下SWTT2024)に現地参戦してきましたので、そのレポートをお届けいたします!

SWTT2024とは

SWTT2024では、Salesoforce1プラットフォームに関しての最新情報やSalesoforceAppExchangeを通して様々なサービスを提供している企業様の取り組みが様々なセッションと個性豊かなブースにて開催されていました。
弊社もExpo会場へブース出展させていただき、PlainReportやBacklogSyncといった弊社提供アプリケーションについて多くの方々へご紹介させていただく機会をいただきました。

基調講演 Welcome to the AI Enterprise データがビジネス成長の未来を切り拓く

今回の基調講演では、2022年末から話題となり、我々の生活を進化させている生成AIの活用や生成AIにまつわるサービスについて最新情報や企業様活用事例を拝見できてとても貴重な経験となりました。


その中で印象に残ったのは、”データが分断されている”、”分断されているデータを統合することでAI活用につながる”ということでした。
やはり事業の大きさに関わらず、業務や部署毎に様々なシステムが存在する中でいかに分断されているデータを活用できる形に持っていくのか?という部分が各社様の事例を聞きながら参考になる点が多かったです。

今回の基調講演内でうれしい発表もあり、様々なアップデータで今後さらにAI活用が進むことが実感できました。

DataCloud


DataCloudでデータを統合するための当たらな手段としてのZeroCopyPartnerNetwork
こちらは、DataCloudにデータを統合する場合に実際のデータをコピーせずにDataCloud上で扱うことができる機能となります。
画像にあるように、対応するパートナーが追加されておりました。構造化データや非構造化データが混在する中でETLのようなツールを使った従来のデータ連携では、変化する環境の中で接続を維持してことに対してのコストがかかるという課題がありました。

Slack


Slack AIでのコラボレーションとCRMを連携した新しい働き方
私たちの会社でも業務になくてはならない存在となっているのがSlackです。
昨年のSWTTでSlack AIのお話を聞いてとても便利になると思ったことを覚えています。
今後はSlackからSalesforceのCRM情報へアクセスしたり、レコード情報を確認したりといった業務の中でAIが利用できるようで楽しみです!
詳しくは、Day2のレポートがありますので、そちらをご覧ください。

Tableau


TableauCopilotやTableauPulseでの統合したデータのさらなる容易な活用
Tableauで分析を行うために専門的なエンジニアに依頼することがあるかと思います。
TableauCopilotでデータを読み解くための適切な提案をしてくれ、TableauPulseでデータの読み解き方を教えてくれるようなことを支援してくれます。
ビジネスユーザのデータ活用がさらに広がりそうです!

これらを駆使することでSalesforce1プラットフォームを使った新たなデータ活用ができるのではないかと思いました。

AFEELA!


また、基調講演ではExpo会場に展示されていた”AFEELA“についてもSalesforceを活用した顧客体験についてデモンストレーションがありました。”AFEELA“はソニー・ホンダモビリティ株式会社が開発した次世代のEV。2026年には北米で販売が始まるそうです。

CRM・AI・データの力でお客様と自動車メーカーの関係を変革していきます

講演の中の動画でもこのフレーズの紹介がありましたが、CRMを活用し倒すとこんな未来があるのかと感動しました。
ネットの世界とリアルの行動が車で結びつくのは未知の世界のため、いつか体験してみたいです!

機器の構成管理で循環型ビジネス推進!NESIC社取り組みに迫る

さて、続いてはランチタイムセッションにて株式会社ビーエスピーソリューションズ様のBlue Sheepに関するセッションに参加させていただきました。

弊社でもERP事業部があるのですが、普段中々どのようなことをシステムで実現しているのかよくわかっていない部分もあり、Salesforceでの機器構成管理がどのような内容なのか気になり、参加させていただきました。
SFAと構成管理を組み合わせることで新しい価値が生み出せることがわかるセッションでした。

事例紹介

NECネッツエスアイ株式会社様の事例紹介がありました。
やはりここでも事業部を横断するとデータの分断が発生しており、課題があったとのことでした。
これを解決するにはシステム導入だけではなく、各部門毎の業務整理やトップリーディングによる業務改革推進が重要なんだと改めて実感しました。


SalesforceとBlueSheepを組み合わせてデータの分断を解消することで業務が円滑に行うことができ、結果お客様へ提供できるサービスが向上するというのは素晴らしい取り組みだと感じました。

構成管理のクラウドサービス Blue Sheepについて

構成管理はデータドリブンに企業改革を行うためのキーになるというのが印象に残りました。


SFAで管理している商談情報と構成管理を連携させることで、商品を販売した後の保守や更新提案から新たな商談につながるサイクルを築くことができ、Salesforceだけでは実現できない部分を補うすばらしいAppExchangeではないかと思います。

まとめ


今回のSWTTでは”AI”の活用にフォーカスされている印象があり、個人的に新しい時代の到来を予感させるものだと感じました。
しかし、現実として考えた際には”AI”を活用するためにはデータが必要であり、そのデータを活用できる形にするために様々なハードルがあります。
そんな中”分断されたデータ”をどうやれば活用できるかということをいろいろな視点で実際に対応している各社様の取り組みを見ることができて、解決できない課題はないと教えていただきました。
“分断されたデータ”という課題はいろいろなところで発生する問題ですが、その壁を越えてAIのさらなる活用につなげられればと思っています。

今回のSWTTでは未来を感じることができましたので、次回のSWTTではADXConsultingとして未来をお届けできればと思います!

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