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社内外のプロジェクトから広がる知見。ERPの可能性を最大値化するコンサルタントへ

ADXに入社を決意された理由を教えてください。

もともと新卒でグループ企業であるHOPESに在籍していました。母国インドネシアの大学に在籍していた際、ジャカルタで海外就職フェアのイベントにHOPESさんが出展していたことがきっかけです。もともと父の仕事の都合で子供のときに6年ほど日本に住んでいたことがあり、日本での生活にある程度の想像が出来たことも理由のひとつです。
工学部で学んだことについて国を飛び出して活かしてみたいなと思い、海外就職に挑戦することにしました。
入社したHOPESでは開発・設計に携わり、自分の可能性を広げるためにADX転籍し、今は上流工程やコンサルティング業務に取り組んでいます。

異国の日本での就職に困ったことや驚いたことはありましたか?

もちろん文化の違いはあったと思うのですが、新社会人として、まずは真摯に業務に向かうことが重要だと来日する前から考えていました。
どうしたら仕事が上手くこなせるかとか、どうやったら問題なくタスクを進める仕組みをつくることが出来るとか、いったん全部を受け入れから自分の中で消化する方法を考えていく習慣を身につけられたことは、むしろ母国を出て日本で働いたからこそ得ることのできた良い経験だったのかなと思っています。

社内の業務効率化を図るCoEプロジェクトを担当して、感じる変化はありますか?

CoEは社内各事業部にそれぞれの担当者が配属され、横の連携を取りながら会社全体での業務効率化を果たすべく、試行錯誤をくり返し前に進んでいます。
例えば、ERP製品であれば、基本的にはそのご説明する内容のベースは決まっているため、デモ動画を作成し、お客様の好きなタイミングで見ていただける利便性を生み出し、当社としても業務の効率化に成功することができました。他にも要件定義に用いるヒアリングシートをバージョンアップするなど、これまで準備に時間が掛かっていた内容についても省力化が進んでいます。

フルリモート環境のメリットを教えてください。

自分の仕事環境を、自分にとって業務に効率的な環境にカスタマイズできることですね。
例えばモニターの設置場所や仕事道具の置き方とか。細かい内容ではあるのですけれど、自分に最適化したものを整えることで、小さなロスがたくさん減っていきます。無駄な動作がひとつ減っていくだけで手の動きも早くなりますし、なにより思考がクリアになって業務に臨めることは業務を進めていく上で良い影響がたくさんあると思います。

担当業務について教えてください。

ERP事業部の事業部全体のプロジェクトに向けてのサポートと生産チームのリーダーを担当しています。個々のプロジェクトが抱える直近の課題や、主に生産や製造に関わるモジュールの機能を担当しています。具体的には生産管理や在庫管理、原価管理です。工場に原料が運ばれて、加工・製造する工程を経て、完成した商品が倉庫に積まれていく。最後に工場からトラックで出荷されるまでの一連の流れを広範囲に渡って複数の案件を担当しています。

ERPをADXでやることの面白さはどこにありますか。

まずERPの一番に面白いと考えているところは、どのような企業であってもいれなければいけない基幹システムであるということです。最終的には会計システムにはなるのですけれども、さきほど話したプロジェクトのように、原材料の仕入れ、加工、生産、在庫……他にも出荷や販売など企業活動のほぼすべてを網羅している。ERPを見ているだけで、その会社がどのような事業をやっているか、どこで利益を得て、どこに資金を投入して、今後どういうことをしたいかが分かってきます。そこからCRMやEPMへと周辺システムを交えながら、全体的に事業に活かしていくことになる訳ですが、ADXだからこそ大きな視野でお客様と業務効率などの総合的なビジネスにコミットしてITコンサルティングすることが出来る。ERMを通じてその中心に立っているというところに、私個人的には大きなやりがいを感じております。

Oracle社より受賞*されたマディス(Madis)プロジェクトについて教えてください。

Oracle Cloud ERPのセットアップを正確かつ効率的に行うことを目的として開発され、設定ミス・工数削減を実現したものがプロジェクト「Madis」です。簡単に説明すると、これまで初期セットアップ時にひとつひとつ手入力していた作業を自動化することに成功しました。
この「Madis」が高い評価を受けて受賞に至ったことは、まさにADXがOracleのクラウドサービスを最大限に活用している証左であると思います。コンサルティング業に加えて、自分たちの作った製品がユーザーに愛されて利用されていくことは、ものづくりを生業としているエンジニアとしてもとても嬉しいことです。

*2023 Oracle Partner Awardsは、優れたイノベーション、起業精神にあふれた成功、顧客への献身の実績を持つパートナーをたたえるものです。(中略)オラクル・パートナー・エコシステム全体で、パートナーがどのようにイノベーションをもたらし、ビジネスへの影響を確立し、顧客の成功を実現したかにスポットを当てます。(Oracle社サイトより転載) https://www.oracle.com/jp/partner/awards/

どのような方にADXをおすすめしたいですか?

会社や自分がやりたいことを実現するための仕組み作りに意欲が持てたり、熱心になることが出来たりする方にはADXはうってつけの企業だと思います。
会社のあり方も含めて、ものづくりが好きな方がとても向いていると思います。ADXそのものは設立して3年(※2023年インタビュー当時)じゃないですか。そうすると高い技術力を持った社員がいても、会社のレガシーとか知的資産といったものが多くない状態からのスタートになります。大手であったりするともうルールとかが全部定まっていますが、ADXだと平社員であっても有益な提言は採用されることも多々ありますし、会社の中身というか仕事をする上での内部構造を構築する機会がたくさんあります。そのようなところに会社に貢献している実感や、やりがいを感じています。

英語などの多言語スキルはどのような業務で活用していますか?

私の場合は業務でOracleのクラウドサービスを使っているのですが、やはり海外のソフトウェアやサービスはそのマニュアルが英語で書かれているので、直接的に原文マニュアルが読めることと一回翻訳機を通さないといけないとでは、業務効率が大きく変わっていきます。
また機能の問い合わせでOracle社の方と会議をすることもありますが、そこでも通訳の方を通してではなく先方のエンジニアと英会話で直接お話した方が幾倍も早いですし、内容も深く理解できます。

ワーケーションはどこに行きましたか?

岡山県に行って、美味しいものを食べてきました。執行役員の金本さんの地元岡山に行こうという企画がありまして、昨年10月にERP事業部の仲間と遊びに行きました。金本さんはとってもグルメで、地元の美味しいお店にたくさん連れて行ってくれました。特に海鮮系が絶品でした!
あとはお城を巡ることが趣味です。お城のスタンプ帳というものがあって、お城にあるスタンプを収集している最中です。これからも日本各地の城郭に遊びに行きたいと思っています。あとうどんが好きで、うどんを食べにワーケーションをしてみたいと考えている今日このごろです。次は讃岐うどん巡りのために四国上陸を目指していきたいと思っています。

採用担当メッセージ

インタビューでは、ERP事業部での業務改善の舞台裏やプロジェクトへの想いについてお話を聞けました!

株式会社 ADX Consultingでは一緒に働く仲間を募集しています

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