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社内ナレッジの共有と動きやすい雰囲気がお客様への価値提供につながる

ERP事業部 川合

2021年ADX入社。前職はグループ企業のホープスにて、開発や設計、テストなどでプロジェクトに携わる。ADX入社後は、ERP事業部で若手ホープとしてコンサルタント業務に邁進する傍ら、ナレッジ共有などで社内の業務改善を図るCoEチームにリーダーとしても活躍。

1.ナレッジの共有が会社をさらに一歩進める

川合さんはホープスからADXへ転籍されましたが、その経緯をお伺い出ますか?

川合:今、グループに入社して6年目になります。私の場合は、専門学校卒業で早期入社でした。2018年2月ごろにホープス社に在籍して、関連会社に転籍、そしてホープス社に戻ってきてADXに2021年に転籍したという流れになります。社会人初めの1年目2年目はプログラムのテストや、小さいチームでの開発から始まって、3年目くらいからエンジニアに昇格しました。上原さん(代表取締役副社長)からADX立ち上げの話があり、もともとホープス社でもERPの案件に携わっており、お客様とのコミュニケーションをとりながら課題解決をする機会が増えてから、コンサルタントになりたいとの思いがあり、ADXに入社しました。そして今、コンサルタントとしてERP事業部に所属しています。また兼任しているCoE*というグループでチームリーダーをさせていただいています。

*CoEとは、センター・オブ・エクセレンス(Center of Excellence)の略で、「組織を横断する取り組みの中核となる部署や研究拠点」を意味します。

CoEとはどのようなものでしょうか?

川合:会社の組織体制のさらなる効率化を図るほか、ナレッジ収集などを目的としています。具体的にはプロジェクト運用に必要なツールの開発や導入および業務効率化、組織開発に必要な施策を検討実施していくチームです。

取り組んでいるNote PMもそのひとつで、今ADXがたくさん事例やコンサル案件が増加していることから、それらのケースをナレッジとして蓄積、共有していこうというものです。これまではMicrosoft SharePointでやっていたのですけれど、やはり数が増えてくると結構管理が煩雑になってしまったりして、ナレッジを管理するための工数が増えかねないとのことで、欲しい内容を素早く検索したり情報の一元管理を目指すために導入しました。


2.分野を超えて業務経験がERPにいきてくる

入社後の感想を教えてください。

川合:2021年からADXに転籍したときは、ちょうど世間的にもコロナ禍にあって業務がテレワークになっていて、さらにロケーションフリーになったことも魅力のひとつだと思っています。やはりどこでも仕事が出来るということは、それだけ自分にとっても選択の幅が広いことにもなりますから。現在担当しているクライアントが東京に多いため今は都内におりますが、コロナの関係もあって対面することは少ないですね。去年2022年秋ごろからちらほらと対面でのプロジェクトも増えてきましたが、まだまだこれからかなという印象です。状況によっては将来的に地方への移住も検討することもあるかもしれません。

ADXの強みはどこにあると思いますか?

中途採用の方が多く入ってくるところもADXの魅力であり強みのひとつだと思います。これまでの経験やノウハウを豊富に持って来られる方が多く、それでも既存の内部とのズレとか違和感があることもなく、必要に応じてオープンにディスカッションをしています。それぞれ異なる経験や考えをもった社員同士が互いのよいところを吸収しながら、切磋琢磨しつつ自分の課題に向き合っています。

具体的なエピソードを教えてください。

川合:これまでERPをされていた方だとやはりとても知見があるので、その方のノウハウやお客様に提案したい内容、それらを若手の社員が実際にみて学習して成長する機会に繋がっています。ほかにも「ERPはやってこなかったけれども、生産管理のところをずっとやっていました」という方だと、現場の実務領域をよく把握しているので、ERPを導入する際のキャッチアップがとても速くなると感心しています。そうしたERPを初めて携わる方でも、まさに外部的な目線を得る体験になっていて「業務ではこうやっていたことをERPではどのように扱っていけばいいのか」という明確なイメージをもって、経験がなくても自身のこれまでのキャリアやその実績から活躍できる方が多いと感じています。


3. これまでの積み重ねた努力が今に繋がった

どのような時に成長を感じるか教えてください。

川合:そうですね。やはり仕事をする中で褒められることは、成長を感じるとともに喜びも感じます。直近では、お客様自身でもあまりご理解されていないところを自分で詳しく調べ上げて、お客様から「よくここまでついて来たね」みたいな様子で褒められたのが、「ああ、間違っていなかったのだな」と自分自身の成長ができたのだと実感ができました。

何がお客様からの評価につながったと考えていますか?

川合:小さいプロジェクトではありましたが、ホープス時代の時から短いスパンで参画していたので、そこで多くの設計書や資料を見てきて、分析の解像度が上がってきたのかなと思います。今までの知見を全部フル稼働させて全力でぶつかっていったことが評価されたことに繋がったのだと自分では考えています。前職で得たものが、今ADXの中で役に立っています。

褒められたポイントについて詳しく教えてください。

川合:はじめに一生懸命に取り組んだ姿勢、つぎにお客様へのアプローチの方法です。菊地さん(代表取締役社長)が提唱されている「ヒューマンオリエンテッドアプローチ」という手法があって、外から無計画にカスタマイズするのではなく、まずは内から。必要とされるものをちゃんと検討して導入する。それを実際のプロジェクトで推進することができ、お客様から評価をいただきました。これからそのアプローチに重きをおいて、お客様に必要とされるコンサルタントとして成長していきたいと思います。

4.オープンなコミュニケーションがプロジェクトを支えていく

リモートワークでのコミュニケーションの難しさはありますか?

川合:これまでオフィスで行われていた対面でのコミュニケーションとは違うので、相手への伝わりやすさや簡潔なメッセージ表現など、従来とはことなる注意の払い方はあります。ただ分からなくなって聞きに行けば、すぐにみなさん反応を返してくれるのでリモートワークが原因で困ったことはないですね。ADXではBacklogをコミュニケーションツールとして利用しているのですが、このような社内の複数人やチームで入っているツールを使った今の方が秀でていることもありますね。それぞれに強みを持った方がたくさん働いているので、従来のマンツーで相談しているより、より効果的な解決策やナレッジが共有されることもたくさんあります。それこそ初めに話した私がチームリーダーを務めるCoEは、業務改善や業務推進を図っていくところなので、これからも意欲的に進めていきます。

困ったときに、だれが助けになっていますか?

川合:フラットなコミュニケーションに助けられています。事業部長も「いつでも相談してください」という立ち位置にいてくださっているので、面倒な前置きや調整を経なくとも、結構オープンに「こういう所に困っています」とすぐに相談できる環境になっています。特に良いなと思っているのが、社内だけにとどまらずビジネスパートナーさんなどの関連企業さんとも良好な関係でやりとりできるので、外部やいろいろな視点を相談できることですね。

プロジェクトに携わる全員の一体感があるのですね。

川合:そうですね。もちろん立場としての上下はありますが、「みんなでプロジェクトをより良いものにしていこう」という想いは共通して感じることができます。そうした空気感の中で多くの方が協力して業務を進められることは気分よく仕事ができます。余計なコミュニケーションコストが掛かることもないので、その点はADXで仕事が出来て本当によかったなと思っています。

5.社内の動きやすい雰囲気がいそがしい時に助けになる

川合さんの一日のスケジュールについて教えてください。

川合:基本の勤務時間は9時から18時です。初めの1時間は前日退社してからのメール確認、チャット確認、それらの返信対応です。10時からの2時間で午前中のミーティングとなります。午後は自分のタスク消化を前半に、後半はミーティングで埋まることが多いですが、横串の管理やモニター、チームの困っていることなどのタスクケアを確認しています。最後の30分に明日やることのTo-doをまとめて退勤ですね。ミーティングはお客様が2、3時間程度、社内ものは1、2時間程度です。自分だけのタスクを進めるのは半分くらいですね。残業については月に20時間から30時間程度となります。難しい案件となると、残業しがちになってしまいますね。

忙しいときは何に注意していますか?

川合:やはりどの案件でも忙しい時期はあると思います。これは自分の課題ではありますが、スケジュールに見合っていないタスクが降ってきたときに、周りに振り分けやお願いできず1回全部自分で受け止めてしまって圧迫してしまったということがありました。前職でのあるプロジェクトは参画のときに直接的な上長がいなかったこともあり「自分でなんとか解決していく」という意識が強すぎて、他の人に任せるということをしなかったので、そういった意識を改めようと試みています。せっかくADXでは声が掛けやすい空気感や、協力しやすい体制が出来ているので、自分から現在の状況の発信やエスカレーションをこれからもしていきたいと思います。それに加えてCoEの活動も力を入れていきたいですね。社員個人の困ったときのナレッジベースとして活用できるものと考えています。現在いる社員だけではなく、これから入社する方にとっても有益なものとなるように一層励んでいきます。



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