みなさん、こんにちは。アダビトの早坂です。
久しぶりにアダビトラジオの書き起こし以外にも記事を更新してみようと思います。
今回は、世界を見渡してもそんなにないであろう「キャラクターを生み出して、守って、広げていく」をチームでやっているアダビトのイラストレーターがどんなことをしているのかについて、どんな思いでやっているのかも含めて、少しだけ書いてみようと思います。
元々、この記事を書いてみようと思ったきっかけは、イラストレーターさんの採用について色々考えていく中で、こんな記事を目にしたことでした。
厳密には、デザイナーとイラストレーターではやっていることも全然違うのですが、文中にあった『出会いを生むためには、同じく「想いを持ち、想いを伝える」必要があると感じています』という部分に特に共感して、僕も僕たちの持っている想いを、文字に乗せて、未来の仲間に向けて、書いてみようと思いました。
いわゆる採用広報と言われるような記事というよりは、僕たちらしく、着飾らず、アダビトのありのままを僕というフィルターを通してお伝えする採用担当の独り言のような内容になっておりますので、身構えずに読んでいただけたら嬉しいです。
そもそもアダビトにはどんな人たちが集まっているのか?
アダビトは現在業務委託も含めて約10人の小さな会社です。
正しくは会社というよりも、チームといった方が適切かもしれません。
オフィスは家みたいな感じですし、雰囲気も会社というよりも、同じ目標を共有した仲間と言った方がしっくりきます。
みんなのことをここで紹介するのも一興と思ったんですが、長くなってしまうので、ふんわり雰囲気をお伝えできたらなと思います。
まず、10人ぐらいの小さいチームなんですが、いろいろな背景をもった人がアダビトにはいます。
僕は元々ベンチャーキャピタルというベンチャー企業に投資をするキャラクターとは縁がなさそうなお仕事をしていた人間ですし、代表は学生起業でアダビト一筋で、イラストレーターの方々も元々絵を仕事にしていた方もいれば、違うお仕事をされていた方もいます。
一見するとバラバラに見える僕たちなんですが、一番根っこの部分で共通項を持っています。
それは、「長く多くの人に愛されるキャラクターを生み出し、育てたい」ということです。
これは「サイマスとは、改めて」という僕たちが運営しているSimple Side Mascotsの創作や運営にまつわるテーマでも触れた部分なので、そちらも読んでいただけたらなと思います。
●参考記事
そして、それに対して本気で人生の時間をお互いに突っ込んでいるというのが共通項になっていきます。
くれぐれも、気をつけていただきたいのは「とにかくめちゃめちゃ働いてます!」ということが言いたいのではなくて、僕たちにとって、今やっていることは好きでやっていることであり、やりたいことなので、みんな休みの日に何かしら考え事をしたり、勉強したり、絵を描いたりしてしまっているというだけです。
そして、そこで得たものをアダビトでアウトプットして、そこで出た反省だったり、次のやることに必要なことを暇な時にして、またアダビトでアウトプットしてみたいな感じになっているということです。
それこそ、外部要因の制約でできない創作を、ここだったらできるなという場所を選んで、挑戦してみたりなど息抜きをアダビトでしている人もいます。
僕は、言語の勉強したいなと思っていたので、これから韓国でキャラクターを展開するときに使えるようになるという目標のもと、休みの日にコツコツ韓国語の勉強をしていて、最近ようやくハングルが読めるぐらいになりました。
話が散らかってきてしまったので、伝えたかったことを一言でまとめると、「誰もアダビトでの仕事を仕事だと思ってない」んです。もちろん、それぞれが責任を持ってやっていることなので、そういう意味では仕事ともいえるかもしれませんが、別に何時から何時まで仕事して〜みたいなふうに捉えている人がいなくて、僕たちも別に仕事だからやって!と強要するような環境でもないんです。
強要された仕事として生み出された創作をみて、心を動かされますか?
僕たちはカチッとした感じではなく、各々がやりたいことや好きなこと、目指していることにちゃんと繋がっていることをアダビトでやって、結果それがみんなのやりたいことに関わることなので、わざわざ強要する必要もないぐらいやっているというだけで、それを個人ではなく、チームでより遠くを目指そうと「長く多くの人に愛されるキャラクターを生み出し、育てる」という果てない道をみんなで苦しいこともひっくるめて、楽しみながら進んでいるという感覚なんです。
具体的にどんなことをしているのか?
今回はイラストレーターのお仕事に焦点を当てて、具体的にアダビトのイラストレーターがどんなことをしているのかもまとめておこうと思います。
アダビトのイラストレーターのお仕事は、描いているキャラクターにまつわること全てが業務範囲になります。
もちろん、人間には限界があるので、イラストレーターさんそれぞれが自分のスタイルでキャラクターにまつわることを色々やっています。
メインになるのは、ショートアニメやイラスト、漫画などの日々の創作が全てのベースになります。
その上で、毎月グッズ販売をしているので、グッズのデザインをしたり、発送もオフィスからしているので、発送に関わったり、ライセンス展開が始まれば監修をしたり、書き下ろしたり本当に色々なことをしています。
なので、現在アダビトではイラストレーターとして募集を掲載していますが、いいポジション名が思いつかなくて、イラストレーターとして募集をしているだけで、キャラクタークリエイターと言ってもいいかもと個人的には思っています。
通常、分業したりすることも多いんですが、僕たちの場合はあなたの思いをキャラクターに乗せて欲しいので、このような体制をとっていますし、最前列で創作をしているイラストレーターをとてもとてもリスペクトしている組織風土になっています。
イラストレーターさんが考えて、やってみたいと言ったことはできる限り実現しようと動きますし、すぐには無理でも、最近になってできるようになったこともたくさんあります。
どういう人がアダビトにあうのか?
最後に、こんな上から目線なテーマであれなんですが、どういう人がアダビトにあうのか?についても触れておきたいと思います。
今回はイラストレーターさん向けの記事なので、イラストレーターさんのお話をベースに前提として大切にしていることをつらつら書いてみます。
まず、「長く多くの人に愛されるキャラクターを生み出し、育てたい」と心から思っている人であること。
もっというと、僕たちはチームでこの目標に取り組んでいるので、せっかくなら、チームでやるからこそより遠くに行けることを面白がってくれる人だったらいいななんて思ったりしています。
次に、サイマスの創作に共感してくださる方。これは、お互いのためにという意味合いが強いです。
というのも、創作に正解なんてあるわけないんですが、サイマスのキャラクターを描いていく以上、サイマスの創作という基準が生まれるので、サイマスの創作と違うことがやりたい人にとっては、いいものを出しているのになかなかうまくいかないみたいなことは起きやすいです。
僕たちとしても、不正解だ!違う!なんてことが言いたいわけじゃないですし、そんな否定の仕方は創作をする者として絶対にしませんが、お互いにとってワクワクするはずの創作が気づいたら仕事になってしまうなんてことも考えられるので、この辺りは面談などでなるべく事前に擦り合わせるようにしています。
●参考記事
以上です。
あとは、業務を遂行できるという手前の部分でいうと、遂行できるだけのハードスキル面も最低限必要にはなりますが、先に述べた2つの方がスキル以上に大切なポイントだと僕たちは考えています。
これが全てで、これまで何をしていたか?とかこれまでの評価などは関係ないと思っています。
もちろん、言動が一致しているのかなどを知るために、これまでの経験だったり、やってきたことについて聞くことはあっても、それが選考に直接影響を及ぼすことはあり得ないです。
なので、「サイマスで長く多くの人に愛されるキャラクターを生み出し、育てたい」と強く思ってくださった方やこれまでずっとキャラクターを生み出し、描くということを生業にしたいと思ってこられた方はぜひお声がけいただけたら嬉しいなと思っています。
雄弁に自分のことを語れなくても、創作された作品を隅々までみさせていただきますし、アニメを描いたことがなくても、実際にお試しで描いていただく作品を見させていただくので、ぜひあなたの創作でキャラクターや創作に対する想いや考えを語ってください。
僕たちはこれまで3体のキャラクターを育成していて、それぞれライセンス展開をしていたり、海外展開の準備をしていたり、創作をし続けていくための基盤が少しずつでき始めています。
そして、これから新しいキャラクターも立ち上げていくタイミングですので、ぜひ「長く多くの人に愛されるキャラクターを生み出し、育てていくこと」を心からやりたくて、サイマスの創作いいなと思ってくださっている方がいたらぜひお気軽にご応募いただけたらとても嬉しいです。
最後まで、お読みいただきありがとうございました!
楽しくも大変な道のりを共に歩んで、1人だったら絶対に辿り着けない誰もみたことがない景色をみんなで拝みましょう!
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