キャラクタータレント事務所「Simple Side Mascots(サイマス)」と、キャラクター雑貨ブランド「tretoy(トレトイ)」を運営するアダビトのしゃちょー、そうたろがキャラについてぐだぐだ喋る番組「キャラジオ!」
今回は「#8 今受け入れられやすいキャラクターの特徴を考えてみた!」を書き起こし、追記・加筆したストーリーをお届けします。
※本記事は2021年3月年末時点での情報となっております。
「キャラジオ!」はこちらからお聴きいただけます!
こんばんは、そうたろです。
前回録ってから1ヶ月くらい過ぎてしまったんですけど、久々に「キャラジオ!」を録っていこうと思います。
僕はアダビトという会社をやっていて、キャラクター雑貨を売っている「tretoy(トレトイ)」というブランドや、キャラクタータレント事務所「Simple side Mascots(シンプルサイドマスコッツ)」(通称:サイマス)というものをやっているんですが、この1ヶ月でオフィス移転をして、本郷から原宿に移転したんですけど。
そんなこともあったり、トレトイが急成長していることもあって、かなりこの1ヶ月バタバタしていて...なかなかラジオを録る気力がなかったりしたんですけれども、ちょっとずつ録っていけたりしたらな、と思っている今日このごろです。
今日は「今、受け入れられやすいキャラクターの特徴」について話していこうかな、と思っています。
人々の孤独感や心の隙間を埋めてくれるもの
やはり今、一番話題の中心になっていて、皆さんの心の中のしこりになっているのは、「新型コロナ」とそれによる影響だと思うんですね。
マスクを絶対に着用しなくてはいけなかったり、切迫感や緊張感、なんか生き辛いような感じとか、目に見えない(暗黙的にも)法律的にも引かれた新しいルールができていて、それに従って生きていくことだったり。
あとは、純粋に外に出づらかったり、お店に行きづらかったり...遊びもしづらいよねという。
(2021年3月当時)ワクチンが開発されると言われていますけど、まだまだ(コロナ禍が)続きそうだなという中、気分が落ちてきたり世の中が暗くなりやすかったり、緊急事態宣言(期間)もようやく終わるようですけど...次またいつ(再度宣言される)かわからない、というような状態だったりしますよね。
やはりそんな中で「受け入れられやすいもの」というのは、人々の孤独感や心の隙間を埋めてくれるようなものなんだろうな、というふうに思っていまして、キャラクターでもそれが大事なのかなと思っています。
弊社もサイマスというキャラクタータレント事務所を「半スタジオ型」でやっていて、自分たちでキャラクターをつくって皆さんにお見せして...ということをやっているんですが、その中でも「人気の出やすいキャラクター」が少しずつわかってきたりしたので、今世間を賑わせているキャラクターたちの特徴もお話しできたらなと思っています。
共通点は「癒やされる、わかりやすいキャラクター」
今人気のキャラクターといえば「モルカー」だと思いますし...「ちいかわ」や、うかうかさんの「子犬のこいぬ」「歯のマンガ」「貴重な棒を持つネコ」も、けっこう目立っているのかなと思うんですけど。
(これらのキャラに)共通して言えることは「マヌかわ = マヌケ×かわいい」要素がきっちり入っていたり、「観ていて癒やされる」ところがあるんじゃないかなと思っています。
あと、弊社でやっているサイマスの人気キャラクターでも、「あさみみちゃん」という浅いことしか言わないうさぎのキャラや、「親子イルカ」というお母さんと息子のイルカ親子の絆を話として描いていくキャラが人気です。
これらのキャラクターに共通して、全体的に言えることは「わかりやすい」「癒やされる」「底抜けに明るい」ということだと思っています。
やはり「マヌケかわいい」ということも含めて、世の中は(コロナ禍で)こういう状況なので、「すごく考えさせるようなもの」「観ていて辛くなり過ぎてしまうもの」は感覚的には...SNS上では少なくとも流行りにくいのかなと思っています。
やっぱり「パッと観て癒やされるもの」や、心がいっぱいいっぱいの中でも摂取できるようなコンテンツに人気が出やすいのかなと思っていてですね。
そういったものを今後もつくれたらと思っていますし、そういったものを通して皆さんに対して少しでも明るい気分になっていただけたらいいのかな、と思っています。
作品としての深みがあるキャラクターがより受け入れられる
でも、ただわかりやすい「癒やされる」「明るい」「マヌケだ」というだけだと、特にマスコットキャラには(そういう特徴を持つキャラが)多いので埋もれてしまいます。
イラストとか(キャラクター)単体なら良いんですけど、「(キャラクターの)作品」としては深みが無さすぎるな、となってしまうので。
大事な点で言うと「モルカー」はそうなんですが「社会問題の提起」「単純で純粋なメッセージング(物語を通して伝えたい内容)に見えて、裏側では実はすごくコンセプト的なものを述べている」という、”深みの部分”が重要だなと思っています。
「モルカー」は、モルカーに乗る”人間”を描くことで、人間の汚さや愚かさ、(人間が起こした)ゴミ問題、環境問題を描くことで、その対比が面白く、よりモルカーの可愛さが好きだと言う(人が増えてくる)のがありますし。
「ちいかわ」も、前回もお話ししたんですけど「なんか小さくてかわいいやつ」の中にも、たとえば労働をして、「モンスターハンター」かのようにモンスターを討伐してお金を得たり、働いてご飯を食べると言う人間社会の資本主義的なところが盛り込まれていて。
ただ小さくてかわいいだけじゃなく、リアルなところ(人間社会の当たり前)にいくことで起こるようなことや、現実問題をきちんと(物語に)乗せていくところがあるので、作品として共感がしやすくて、しかも深みも出るので、すごく良い作品になって人気が出ているのかなと思います。
なので「グッとくるポイント」みたいなところや、(物語やキャラクターが)わかりやすく共感性が高いところでタッチしやすいところがありながらも、(物語を)深堀っていったり時間や気持ちの余裕があるときに作品を追っていくと、「自分がすごく引き込まれる深みや共感性がある」のが、最近の作品にとっては大事なことなんだなと思ってですね。
そういったもの(作品・キャラ)を少しずつ、皆さんにお見せできればなと思っている今日この頃でした。
おわりに
今日はこんな感じでサクっと「受け入れられやすいキャラクターの特徴」を述べてみました。
最近は、弊社も急成長しており、色々な方を採用で新たに募集していたりするので、ぜひ「アダビト」と検索していただいてホームページやWantedlyをご覧いただいて、興味があるものがあったらご応募いただければと思っております。
今日もラジオを聴いていただいてありがとうございました!
では、また。
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