なにをやっているのか
チーム ToDo
ウェブクリップる
私たちは2つの自社製品を展開しています。
一つは「Team ToDo」というクラウドサービスで、残業を減らすことを目的に設計したグループウェアです。
http://www.team-todo.com/
Team ToDoはメールする感覚で相手にToDoを送って、ToDoの中で相手とチャットをすることができます。
ToDoでやるべき仕事と期限をお互いが共有することで、失念して督促されたり、期限を過ぎて仕事が滞ることを防止します。
それぞれのToDoに見込み時間を設定していくので、残作業量から今日の仕事終わり時刻(予測)が画面に表示されるのが特徴です。メンバー全員の仕事終わり時刻(予測)もわかるので、仕事を頼む前に相手が忙しいかどうかもわかります。
上司が部下の仕事量を管理できるので、テレワーク・リモートワーク(在宅勤務)に最適です。
もう一つのビジネスは
スクリーンショットを活用したセキュリティシステム「Webcliple」です。情報を公開する必要があるけれど、管理しているサーバに直接アクセスさせたくないといったニーズに応える製品です。これを地方自治体の防災システムに応用する試みを始めました。このサービスには当社が保有する特許技術が使われています。
http://www.webcliple.com/
なぜやるのか
テレワークをICTでサポートします
時間と場所にとらわれない新しい働き方を目指します
大手広告代理店の新入社員が過労死した事件を受けて、政府は長時間労働の是正に動き出し、社会的にも長時間残業させる会社はブラック企業だという認識が高まりました。
ところがほとんどの企業はノー残業デーなど、単なる「早帰り運動」のような対策しかしておらず、残業の根本原因である業務の見直しにまだ着手できていません。それにはまず「仕事の見える化」をして仕事の量や質を再確認すべきです。
そこで、業務を効率化して残業を減らすお手伝いができればと思い、Team ToDoを開発しました。Team ToDoで見える化できれば、仕事の断捨離が可能だと考えています。
また最近の傾向として政府が副業を推進する施策を打ち出しており、副業を認める会社も徐々に増えてきました。自分のスキルを1社だけに使うのはもったいないです。残業を減らして時間ができれば、副業で知見と副収入を得られる活動をすべきだと考えています。
実は私も副業をしています。実は土日や平日夜に三味線教室をしてまして、社長業と師匠業を両立させてますので、それぞれは常に短時間労働です。
弊社が目指す企業がアメリカにあります。37シグナルズという会社です。この会社のプログラマーであるデビッド・ハイネマイヤー・ハンソン氏の著書「強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える働き方革命」は実に興味深い内容です。(ちなみに彼はRuby on Railsを開発した人物だそうです)
真似をしたわけではありませんが、37シグナルズが展開する「Basecamp」というクラウドサービスはTeam ToDoとコンセプトがよく似ています。
10年以上先をいく企業ですが、彼らを目指して頑張っていこうと思っています。
どうやっているのか
最初はこんな狭いオフィスでしたが、今は10人ほどが働ける広い場所に移転しました(改装中)
ヒューレット・パッカード主催の働き方改革セミナーに登壇
会社を立ち上げた当初はとても狭いオフィスでしたので、出勤せずに「Team ToDo」を使って、社長以外は全員完全リモートで仕事を始めました。会社に出勤できない専業主婦や遠くて通えない地方在住の方に入社していただき、遠隔でコミュニケーションをとっていましたが、同じ空間で仕事をするのと遜色ない働きかたができました。
むしろ同じ空間で働いている人同士より、活発にコミュニケーションが取れている気がします。
この実体験を、いろんなセミナー講演しています。