オウンドメディアの改善施策の結果をご報告
どうもこんにちは、A.C.O. Journalのグロース・アクセス解析担当の池野です。
A.C.O. では、良質な記事をみなさんに届けるために、オウンドメディアを成長(グロース)させようと日々、試行錯誤を繰り返しています。
今回は、A.C.O. Journalの直近の改善施策の結果と、改修予定の施策のアクセス解析結果をご紹介をしたいと思います。
CHAPTER #1 TOPページに埋もれた記事を露出させるFEATUREDエリアの追加
改善施策
TOPページの記事一覧で過去記事が埋もれてしまうため、FEATUREDエリアを新設し、任意の記事コンテンツをPUSHできるように改善。特に今回は、弊社クリエイティブディレクターのJamesが執筆したグローバルコミュニーケーションに関連した記事を特集しました。
この記事エリアのターゲットは新規ユーザーというよりは、リピーター向けであり、特にA.C.O.のパートナーやクライアント向けに配信しているメールマガジン「ACO Insight」と連動しています。
メールマガジンで配信した内容を再び見たいとユーザーが考えた時に、メールから直接流入するとは限らないため、TOPページにもコンテンツを特集として掲載することで、機会損失を防ぐ狙いがあります。
「ACO Insight」ではUX視点やデザイン思考から、A.C.O.のインサイトを配信。最新の活動状況やグローバルレポートなど様々な情報をお届けします。 登録希望の方はこちらからよろしくお願いします。
施策結果
分析期間:2018/07/02から施策を実施のため前後1ヶ月間で数値を取得
TOPページへのPVが約1,700に対し、新たに新設したエリアからの遷移はそれぞれ13〜20PVという結果でした。ページ下部への設置ということもあり、流入数自体は大幅に増加こそしなかったものの前月比で見ると、1000%を超える成長は素晴らしい効果が出たと評価できます。
今回は既存のデザインモジュールを流用してのミニマム改修でしたが、上記の数値を元に、掲載位置、デザイン含めて再度検討したいと思います。
CHAPTER #2 記事詳細のWantedlyへの送客バナーのクリエイティブ効果の測定
施策
A.C.O. Journalのメディアの特徴の一つに、ファンを育成し、「A.C.O.のカルチャーとノウハウを伝える」ことがあります。価値観を伝えるコンテンツを継続的に更新することで、A.C.O.に興味をもったユーザーを採用応募へ誘導するという狙いです。
現在、A.C.O.では採用の窓口をWantedlyで行なっています。(そちらの募集/記事の運用も私が担当しています)。A.C.O. Journalで興味を持っていただいたユーザーをWantedlyへ送客、行動のフェーズへと移行させることがミッションとなります。
ここからが本題の送客バナーについてですが、記事詳細ではなく、募集の一覧へ飛ばすためのバナーになります。読み込み時にランダムで4種類のクリエイティブが表示されるようになっており、それぞれのクリエイティブをABテストし、クリック数を比較してみました。
解析結果
分析期間:2018/01/01-2018/06/30
一番クリックされていたのはBanner03で他のクリエイティブについては大きな差はないものの、わずかにBanner04が上回り2位にランクインしました。
Banner03が押された理由として、他クリエイティブと比べて、①画面掲載時にコントラストが効いていて目立つ、②作り込みではない自然な写真、③スタッフとオフィスがバランスよく入っており、社内の雰囲気がわかりやすい、という点であったと今回は判断しました。
この結果を元に、PDCAを回してさらに改善していきたいと思います!
成長させ続けてこそのオウンドメディア運用
いかがでしたでしょうか?今後もA.C.O. Journalでは、今後も良質な記事をみなさんに届けるために、成長し続けます。
もし、読者のみなさんの中でA.C.O. Journalに興味を持った、一緒にオウンドメディアを作り上げたいという方が入れば、下記バナーからご相談ください!
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池野 将司 / MASASHI IKENO
PROJECT MANAGER / WEB ANALYST
武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業。デザイン制作会社にて企業サイトや紙媒体のデザインを経て、現在に至る。アクセス解析、プロジェクトマネジメント担当。コミュニケーション・ストラテジー部所属。