こんにちは。
2020年にアクセンチュアへ転職し、現在はテクノロジー コンサルティング本部 CFA(Cloud First Applications)グループのWorkdayチームにて人事システム導入のグローバル案件に携わっているJuanweiです。
今日は私と同じように転職を考えている方々、また、グローバルな仕事をしようとされている方々に参考になるような情報が発信できればと願い、転職した当時の思いや、現在のアクセンチュアでの働き方をご紹介したいと思います。
アクセンチュア入社の経緯
アクセンチュアに入社する前は、ある日系経営コンサルティング会社に勤め、それなりに実績を出していて、充実した日々を過ごしていました。ただ、2年半前に娘が生まれ、そこでライフスタイルや考え方が一変しました。当時海外や地方のクライアントが多く、ほぼ毎日出張していました。始発の飛行機に乗り、夜の最終便で東京に戻る日々が続いていたので、ほとんど娘が起きているときに会うことができず、娘にとって私はただ「よく家に訪れる隣のおじさん」に過ぎない状況でした。
大切な幼少期を一緒に過ごさないといけない、このままにしてはいけないという思いがだんだん強くなり、自分の力を発揮できてかつ娘が寝るまでに家に帰れる仕事をしたいと思い、転職を決意しました。
転職活動をする中で、ご縁がありアクセンチュアの面接を受けさせていただく機会をいただき、その際に面接していただいたマネジング・ディレクターが非常に魅力的な方で、会社のビジョンや入社後の仕事のイメージを明確にご共有いただきました。おかげでアクセンチュアのグローバルな環境で、自分が活躍できるイメージを持たせていただき、また、業界No1として世界中で蓄積したメソドロジーを吸収できると思い、入社することを決めました。
不安だらけの状態からスタートしたWorkdayプロジェクト
アクセンチュアに入社してから早速Workdayのプロジェクトにアサインされました。
前職ではマーケティング・セールス中心のマネジメントコンサルティングの経験を積んできましたが、システム導入のプロジェクト経験はほぼ皆無に近く、「Workdayって何ぞや」の状態からのスタートでした。(実はアサインインタビューの前にGoogleで[Workday]というキーワードをひたすら検索していました。。。(笑))
「今までの経験は本当に活かせるのだろうか?」「この仕事、知識・経験のない私が本当にできるのだろうか?」と不安に思うこともありましたが、現在は前職の経験を活かすだけでなく、さらに新たな学びと掛け合わせて領域を広げていくことに面白みを感じています。実際のプロジェクトにおいては、前職でのスキルや経験が活きる場面もありますが、学ぶ事の方が圧倒的に多いと感じます。
現在Workdayチームにおいて、私はプロジェクトマネジャーとしてプロジェクト運営・チームマネジメントだけでなく、アカウント管理、およびシステム連携等一部特定の領域においての設計作業も担当しています。また、若手のピープルリード(旧称:キャリアカウンセラー)も務めていまして、キャリアや日常業務においての相談を随時受け付けています。
英語が苦手な私もグローバルプロジェクト?!
入社してから一発目でアサインされたのは非常にグローバル色が強いプロジェクトでした。アサインインタビューの時からすべて英語で、インタビュアーも外国籍の社員でした。一応私も外国籍ではありますが(中国出身)、留学経験もなく、10年以上英語を使っていない私が「本当にできるのだろうか」と思っていました。
実際にプロジェクトに参画すると、アクセンチュアとお客様の半分以上のメンバーが英語しか通じない外国人(アメリカ/インド/フィリピン等)で、ほぼすべてのミーティングやメールにおいて英語しか使いませんでした。
最初のころは英語を思い出しながら必死に喋ろうと結構苦労をしていまして、15分程度のプレゼンテーションにも5時間以上時間をかけて準備していました。「ちゃんと自分が伝えたいメッセージを伝えられるか」と心配して、お客様とのコミュニケーションが億劫な時期もありました。
英語力を高めていかないと業務を効率よくすすめられないと悩み、日中は仕事、夜は英語の勉強をしようと決意しました。ちょうどそのタイミングでアクセンチュアが英語力育成プログラムを無料で提供してくれて、週3~4回ネイティブスピーカーによる英語の授業を受ける機会をいただきました。おかげで英語力がだんだん高まってきて、お客様とのコミュニケーションが苦にならず、ミーティングのファシリテーションもプレゼンテーションも緊張せずに普通に進められるようになりました。
グローバルプロジェクトの業務をすると、英語力の向上だけでなく、世界中から最新の知見を得ることもできます。特にテクノロジーの領域においては、海外ですでに先行している分野が多く、今後日本で活用するために参考にできそうなものが多々あります。実際にグローバルプロジェクトから得られた知見を他の日本国内プロジェクトに活かす事例がたくさんあります。
また、グローバルの仕事をすると、昼夜逆転で働くのでは?と心配していましたが、実際そんなことはありません。ヨーロッパ、アメリカのメンバーが同時に参加するミーティングを実施しない限り、夜に開催する必要はありません。大体日本時間の朝一にアメリカメンバーとミーティングができ、夕方ごろヨーロッパメンバーとミーティングを実施することができます。
参考までに私の一週間のスケジュールを共有します。
最後に
転職当時、ワークライフバランスを追求するのがメインの転職動機でしたが、実際アクセンチュアにおいて、それを確実に実現できていると思います。コロナの影響があるかもしれませんが、出張も出勤もなくなり、毎朝娘を保育園に送ることができ、夜寝かしつけを担当することができています。おかげで娘との関係が大きく改善でき、たまに「パパ要らない、ママがいいの!」といわれるものの、「パパ大好き!」といわれるときもあります。それを聞くだけでもう十分です!
やはり家庭がすべてのベースとなりますので、家庭が円満にならないと仕事もうまくいかないと思います。アクセンチュアに入ってからそれを実現させていただきつつ、今までイメージもしなかったグローバル案件にも携わる機会をいただき、非常にありがたいと思います。
以上、ワークライフバランスをきちんと取りたい方、またグローバルプロジェクトに興味のある方のご参考になればうれしいです。